最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
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「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
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ショルトー少佐のスノーグローブ

『SHERLOCK』ファンブログの、クリスマスになるとなぜか工作に手を出して火傷するほう、21世紀探偵です。

結婚する友人のためにスノーグローブを作ったのがきっかけで、「今年はスノーグローブにしよう」と思いつきました。

『SHERLOCK』で最も雪景色が似合う人物※


……それはジェイムズ・ショルトー少佐。
(※独断と偏見で決定)
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詳しく述べるほどのアイデアでもないので、てっとり早く画像で表現するとこういう感じです。

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スノーグローブを作るのに必要なものはこんな感じ。
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針金、ニス、洗濯のり、ネイルアート用のラメとスパンコールのセット、ビーズ、樹脂ねんど。
すべて100円ショップで買えます。いい時代だなあ……

まず、中に入れる人形を作ります。
針金で大まかな形を作り、粘土で肉付けします。
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水の入ったガラス瓶に入れるとかなり太って見えるので、気持ち痩せ気味に作ったほうが良いみたいです。
(友人の犠牲のもと学びました)

ミルクピッチャーの中で乾燥待機の一夜を過ごされるショルトー少佐。
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勲章とか剣とかを大幅に省略されつつ、なんとなく完成したことにされるショルトー少佐。
れすとらさんのイラストが大好きなので、デフォルメする上で意識してみたのですが、お名前を出すのが失礼なレベルで似てないです……
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ニスを塗って、ここでまた一晩乾燥待ち。

さっきからちらちら後ろに写っている乾燥待ち仲間は、Sさんへのクリスマスプレゼントになった「プルシェンコ選手」です……。(『独身OLのすべて』のノブ子にしか見えないと評判です)


人形ができたら、用意した瓶の蓋に固定するのですが、作っているうちに大きくなりすぎて用意した瓶に入りませんでした。素人にありがちな凡ミス……!
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↑この瓶に入れたかった。オリーブが入ってた瓶なので、年末年始はアホほどオリーブを食べることになります。
マグヌッセン、手伝いに来てくれないか……

仕方がないのでまた100均に行って大きな瓶を買ってきましたが、形状がすでに全くスノーグローブじゃない。
中に入れる水には、洗濯のりを混ぜ合わせます。(水に粘度があると、入れたものがキラキラと舞う時間が長くなります)
ラメ、ビーズ、アルミホイルを小さく切ったものを入れます。
しつこいようですがすべて100均。
素人が軽率に新しいことに手を出せるのは100均のおかげです!

水が漏れないように、蓋と瓶の継ぎ目を樹脂系の接着剤でカバー。
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(そして乾燥にまた一晩……スノーグローブ作りは、手間はないが時間がめちゃくちゃかかるということがわかりました)

見栄えのしない部分を100均のスパンコールコードとかでなんか適当にアレして、完成!
(ここで"Let it Go"を頭の中で流していただければ幸いです。)


♪Let it go

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♪Let it go

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♪Can't hold it back anymore!
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なんだ、この辛いクリスマス。



★いらっしゃらないとは思いますが、万が一「スノーグローブ作ってみよう!」と思った方がいらっしゃったら、きちんとした作り方が書いてあるサイトや本を参考になさってくださいね!上記の作り方は素人仕事なので、水漏れなどの事故の可能性があります。★

「イントゥ・ザ・ストーム」4DX版と早川書房のホームズパブ(共にネタバレ有り)

今生きてる男性の中で一番のハンサムは?と聞かれたら、私は迷わず「リチャード・アーミティッジ」と答えます!
事あるごとにかっこいいとか好きだとか呟き過ぎて、友人たちは既にスルー気味ですが、神様は聞いていてくださった!
彼の主演映画「イントゥ・ザ・ストーム」、4DX試写会に当選しました!

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別記事やコメントにもちらほら書きましたが、熱中症にかかって寝たり起きたりの夏休みを送っていた私には、まさに夏の神様からの損失補填。しかも大好きな4DXです!
実は、自分でも損失補填を設定していて、早川書房1Fに今夏だけオープンする「パブ・シャーロック・ホームズ」で飲んで夏を締めくくりたい!と、早川書房の近所にお勤めの友人Lさんをお誘いしてました。急遽日程を動かしていただき、Lさんのお仕事帰りに合流することに決定。自分の仕事は忙しくないのをいいことに、盆休みを勝手に一日延ばしました!(だめな大人)

前回「ホビット~竜に奪われた王国」を観に名古屋まで行った時はまだでしたが、東京にも4DXの劇場ができたんですね。今回の会場はシネマサンシャイン平和島。


・・・平和島といえば競艇場だよな、と思ってはいましたが、この映画館はまさに競艇場の隣。
盆休み明けでみんなが働き始める朝、一人仕事をさぼって競艇場行きのバスに乗ると、もう社会復帰できないレベルで遠くにきてしまった気がします。実際遠いんですけど。

映画の内容は、一言でいうと
「ものすごい竜巻体験シミュレーションwithイケメン」だと思います。
防災指導用の、地震とか体験できる車ありますよね。あれにリチャード・アーミティッジと二人で閉じこめられたと思いましょう!

そう言い切ってしまうと、ストーリー性のない映画、とけなしてるみたいですが、誤解を恐れずにいえば主役は竜巻です。それほど、竜巻の表現がすごい!
いろんな意味で劇場は遠いですが、4DXで観ることをお勧めします!
雨や風、煙や匂い、体に加わる衝撃の演出はこの映画にぴったりです!本当に、凄い迫力。感覚を思い切り使って、竜巻に翻弄されます。

映像だけではなく、物語にも工夫がなされています。
卒業記念のメッセージを撮っている高校生、竜巻撮影に全てを賭けるストーム・チェイサー、お調子者のYOU TUBER。
さまざまな人たちのカメラを通して、小さな町がかつてない竜巻に襲われる一日が描かれるのですが、それらの演出すべてが、「観客に、当事者に近い臨場感を持って、竜巻体験をさせる」というひとつの目的に向かっています。

つい数年前に大規模な被災をした国の住人としては、まだその痛みが生々しく、天災をエンターテイメントとして描ききる脚本にひっかかりを感じなかったといえば嘘になります。先日も、災害で小さなお子さんが亡くなりましたね。
自然の前に人間は無力であるとか、家族の絆の尊さとか、観る人によっていろんな感想は出てくると思いますが、私はあえて「竜巻を観に行ってください」と言いたいです。
当事者に近い臨場感、と書きましたが、第三者としてすべてを俯瞰できる視点を与えられているからこそ観ることのできる美しさも、体験することができます。

さて、リチャード・アーミティッジですが、高校の教頭先生で、10代の息子が二人いるシングルファザー役です。リーダーシップがあって、仕事熱心で(今回トーリンと違ってサブリーダーなので、校長に振り回される姿が新鮮!)息子たちには厳格で真面目なお父さん。
父に似て真面目で、ちょっと奥手な長男、やんちゃでいたずら好きな次男という家族構成は、ちょっと「ホビット」のトーリン、フィーリ、キーリの関係を思い出させます。厳しく接しながらも、息子の言動にこっそり0.1秒くらい笑みを浮かべてしまうとか、不器用なお父さんぶりがたまりませんぜ!(←どんだけリチャードを凝視してるんだ)

ちょっとバラしてしまうと、あんなにハンサムなのにハンサムがストーリー上全く生かされてません。ひたすら、無駄にハンサムです。
ヒロイン(『プリズン・ブレイク』に出てたサラ・ウェイン・キャリーズ)とのロマンスは皆無だし、ポスターは竜巻だし、公式サイトにすら(今のとこ)顔が出てない!
主役はあくまで竜巻なので、個人的にはその宣伝方法嫌いじゃないんですけど、ひたすら彼にニヤニヤしてた不審な女としては、もったいない~!と叫びたい!君が好きだと叫びたい!
全国のやもめ好き女子、この夏映画館でリチャードと災害体験車に閉じこめられよう!(←すごいコピー下手)

その後、神田神保町をふらふらしてた私は、見事に熱中症をぶり返してしまいました。ハヤカワビル周辺の方が読んでいらしたらすみません。近隣ビル喫茶店のトイレに3回くらい吐きました(ちゃんと綺麗にしましたよ)!
一日働いてから来てくださったのに、朦朧として会話もあやしく何も食べられない人に付き合う羽目になったLさんが誰よりも災難ですけど(すみません……)!
でもノンアルコールカクテル「ピンク色の研究」をしっかりいただきました!


Lさんは「ワトスン」を。

見た目はオレンジジュースなのに飲むとかなり強烈だそうで、「これは、何か胃にいれないと・・・」とフィッシュアンドチップスを頼んでらっしゃいました(食べられなくてすみません……)。

店内には、貴重なホームズグッズコレクションが展示されてます!壁を埋め尽くすポスターも、新旧のホームズ尽くし。大きなモニターには、様々な国で撮影されたと思われるホームズ像の写真など、ホームズ関連の画像が次々映し出され、どの席に座っても楽しめるように配慮されてます。例の帽子とコートの試着もできますよ!

コースターは、ホームズの名セリフが書かれたもの。さまざまなセリフがあります。どれが当たるかわかりませんが、運がよければレジで全種セットが買えますよ!(手作りなので、あまり在庫がないそうです。)

そして、精巧な現代版221Bドールハウス。
これ、さまざまな書店に展示されていて、話題になってた作品ではないでしょうか。
細部まで本当によくできていて感激です!スカルのビリー君や例のクッションはもちろんのこと、私が気にしてたあの箱まである!比べるだけでも失礼ですが、うちのイカスミとはレベルが全く違う!

そして「シャーロック・ホームズ・トリビアクイズ」!
私がいただいた問題用紙は「ニコチンパッチが2枚は必要な上級編」でした。3枚必要なのもあるのかもしれません。
10問のうち、8問は正典の知識を問う問題。2問は、よく日能研の電車広告にあるみたいな、論理問題。

ぐったりしていた私ですが、ここで覚醒。
Lさんに「大人げない」と言われるほどのガッツを見せたものの(主に日能研問題で)、結果は痛恨の99点でした!
問題の内容がバレてしまいますので、敗因はイベント終了後に追記しますね。
【追記:2014.8.21】問題が変更されたそうなので追記します。敗因は"The Adventure of the Bruce-Partington Plans"(ブルース・パーティントン設計書)でした。これってハヤカワポケミス版では「設計」なんですって。私はどちらでもない「計画書」なんて書いてしまいました)
まだまだです。

でも80点以上なら、認定証をいただけますよ!
(下に、コースターを敷き詰めてみました)

尊敬するシャーロッキアンの先生方や、『SHERLOCK』ファンの皆さんが同じ場所に集って、わいわいお酒を飲んだりしてるのかなあ、と想像するとうれしかったです。
SHERLOCKにはまってから、原作の時代から連綿と受け継がれるファンの営みを身近に感じるようになりました。末席ながら自分も同じ時代にいるということをしみじみと思い、温かい気持ちになります。

「イントゥ・ザ・ストーム」は明日22日公開です!
「パブ・シャーロック・ホームズ」は29日まで営業の予定でしたが、大好評につき9月12日まで延長されたようです。
早川書房のサイトやツイッターアカウントをチェックされてから、お出かけくださいね。
http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000816
Twitter: @Hayakawashobo

(ちょっと脱線)ホビット「竜に奪われた王国」4DX版

第3シリーズについてまだまだ未投稿の記事が溜まっておりますが、「ホビット」の2作目を観て参りました。
基本的には「SHERLOCK」やホームズに関係のない記事は載せないブログなのですが、「SHERLOCK」主演の二人が共演しているということで、ちょっとだけ脱線することをお許しください!

前作「思いがけない冒険」の時は人生初のプレミア・試写会鑑賞を体験させていただき、とてもいい思い出になりましたが(過去記事『マーティン・フリーマンの来日』)、今回も私にとってちょっとした「冒険」がありました。初めて「4DX」という方式の映画を観ました!

「4DX」とは何か。詳しくはコロナシネマワールドのサイトを参照していただきたいのですが、
映像に合わせて

・座席が動く
・衝撃を感じる
・風、煙、水しぶき、空気圧、匂いなどの演出 


を体験できる上映システムです。

以下、感想を箇条書きにさせていただきますが、お話の内容にもほんの少し触れているので、まだご覧になっていない方のためにすこし下げますね。

(『ホビット 竜に奪われた王国』の内容に触れています)








・「4DX」は初めてだったので、この長い映画(161分!)では疲れてしまうかなあ、とか、映像酔いしてしまうかな、と危ぶんでいました。ポップコーンとソフトドリンクのサービスがついていたのですが、「座席ゆれるんですよね?これ、持っていって大丈夫でしょうかねえ」と同行してくださった方と協議したりもしました。

体調に関しては、私は全く大丈夫でした!
映像と椅子の動きがよく合っているので、違和感がありません。
視点が上にあがり、闇の森や湖の町などの広がりを映し出す映像が素晴らしいのですが、椅子がふわりと動いて空から中つ国を見下ろす感覚が、とっても気持ちいいんですよ!
動きがとてもスムースなので、2時間半後には2Dや3Dで「視点が動くのに体が動かない」感覚ってどんなだったっけか、と思ってしまうほど慣れていました。

・揺れや衝撃は、もしいっぱい入った飲み物や山盛りのポップコーンを持っていたらちょっとこぼしてしまうかな…という程度です。(驚いてひっくり返してしまう可能性は高いので、なるべく上映中は手持ちしないほうがいいかも。ドリンクホルダーはちゃんとあります!)揺れや衝撃自体が強いのではなくて、映像との相乗効果で臨場感が増すんですね。
「ホビット」は多人数の戦闘シーンが多いのですが、その時メインで映っている人に合わせて衝撃が加わります(『あ、私いまボルグだな…殴られてるな…みたいな』)。レゴラスやタウリエルが矢を射るシーンでは、(おそらく空気圧が)耳をシュッと掠める感覚があったりもします。
(好きで観に来ているのに、その度迷惑そうな顔をしてしまうのはなぜだろう)

・ビルボとドワーフたちが樽に乗って川下りする場面は、水しぶきと疾走感、樽がぶつかったりする時の衝撃がすごく楽しかった!原作だと決してかっこいい局面ではないのに、ものすごくかっこいいシーンになっている……!一番かっこよかったのは、ボンブールのまさかの攻撃方法です!

・スマウグが喋ると煙くさかった、と同行してくださった方がおっしゃってましたが、わたしはそこはイマイチわからなかった……(ビルボも鼻をつまんでましたが)
ビルボが木のてっぺんに登り、暗く淀んだ森から顔を出してチョウを見る場面は、さわやかな風と緑の香りが気持ちよかったです。原作のこの場面を読むたびに、あの感覚が蘇りそう。


お話への感想は「指輪」「ホビット」ファンの方々に譲りますが、いっぱいあります。(昨日は約5時間語りました……)
今回は原作を読んでから鑑賞したので、「ロード・オブ・ザ・リング」や原作のファンへの目配せもそこそこ認識でき、原作の牧歌的な部分が「映像で観て面白い」「大人が観て面白い」ように変換されていることに感心したり寂しく思ったりもできました。
原作や、「ロード・オブ・ザ・リング」とのつながりを幾重にも考慮した上で、この一本を最高に「観て面白い」と思わせることに、徹底的に心を砕いた映画だと思います。残念ながら4DXの映画館は近所にないのですが、もう一度映画館に足を運ぼうと思います!

前作は日本での興行成績があまりよくなかったそうで……映画館で観てくださる方が一人でも増えたらいいな、という願いを込めて、ささやかではありますが、こうしてネットに書き込ませていただきました。

帰りに食事をしたら、隣のテーブルで小学生くらいの男の子が大興奮で「ホビット」の話をしていました。
まだお話の内容がすべてわかる年齢ではないと思うのですが、お母さんが「指輪」との時系列の関係や、キャラクターのつながりをスマホで画像を見せながら説明してあげてたのが微笑ましかったです。
彼はきっと「ホビット」や「指輪」が大好きになるんだろうなあ。私にホームズがいてくれたように、彼の人生にはずっとビルボもトーリンもスマウグも、そばにいるんでしょうね(うらやましい……)。

原作を知らなくても、内容がすべてわからなくても、作品の「よさ」は何らかの形で伝わるものだと思います。触れることが「好き」につながるのなら、小さなお子さんにもどんどん映画を観てもらいたいですよね。
そのためには、すこしでも料金が安くならないとなあ。おばちゃん頑張って稼いで、なるべく映画にお金払うよ!
4DXの映画館も、映画の世界への魅力的な入り口として、もっと増えてくれたらいいなあと思います。

シャーロックとお菓子の家

タイトルからしてだいぶおかしい記事ですが、今日のクリスマス限定トップ絵について若干ご説明を……

発端は、IKEAでこれを見つけたことでした。
お菓子の家材料


お菓子の家は子どもの頃からの夢!ぜひ作ってみたい!という夢が大人になってだいぶこじれた結果、こんなことに……

お菓子の家中

作り始めたのは23日の午前11時くらいです。
私は室内を。友人が同時進行で外壁を組み立てたのですが、組み立てるのにはアイシングが大量に必要で、大変そうでした。

室内は結構簡単にできました。(とりあえず、壁は裏側に物をおいて支えています。)
シャーロックの髪はココアとマッシュポテト、ソファとシャーロックのコートは、イカ墨のパスタソースとマッシュポテトをまぜたもの。スカルはもともと持っていた石膏の置き物で、壁紙は紙ですが、あとはすべてお菓子です。
シャーロックは、持つたびに指先が黒くなり、いちいち手を洗いにいかなければならないので、こんなとこでも皆に嫌われてました。(食べてもまずくはなかったけれど……)イカ墨の色素ってすごいんですね……!

室内を撮影した後、追加の砂糖を買いにちょっと外出。スーパーに行ったら宇都宮餃子を試食販売してたおじさんに「お姉ちゃんたち、買い出しして女子会かい?寂しいクリスマスだねぇ~」と声をかけられました。
知ってます。

帰ってきて、(ふらっとやってきた母を巻き込みつつ)外壁が完成!
こちらは友人プロデュースの、子供の頃の夢の通りの「お菓子の家」なんで、華やかでかわいいです。

ものは試し、と(指先を汚しつつ)シャーロックとジョンを置いてみたところ

お菓子の家外

なんか変だ。いや、すごく変だ。

「ろうそくをもってくるよ。その方がロマンチックだ」(拙訳)というアンジェロの教えに従ってろうそくを灯してみましたが、そういう問題じゃない感満載です。

クラフト好きやお料理上手の方からみれば笑っちゃうような拙さですが、こんなんでもまあまあ気が済みましたので、子供の頃からの夢はとりあえず叶えてみるものですね。
しかし、舌と胃袋はもう大人なので、作ったのはいいけど甘ったるそうであんまり食べたくないな……と思っていたら、家が遠いSさん、「運ぶの無理だから」置いていきやがりました。
しかたないので明日(もう今日か)私が家から近い職場に持っていき、スタッフ総出でおいしくいただきます。皆さん夜のご予定もお有りでしょうに、生活習慣病に優しくないギフトで申し訳ありません。せめて胃薬を持っていきます。

続きはまた今度

前回の記事の「予告」からだいぶ間が空いてしまいましたが、予告を滅多に守らなかったワトスンをリスペクトしているだけで決してさぼっていたわけでは…あります。midoriさま、申し訳ありません。
midoriさんのメールでのご指摘とは、こんな一言でした。

「次のエピソードはチャイナ系!て振りもあったのかな」



確かに、"SHERLOCK"には次のエピソードへの「引き」があることが多いです。色々な意味でインパクトの強かった、第1シリーズ3話→第2シリーズ1話のつながりは有名ですが、そのほかにシリーズ2・2話の最後にモリアーティの独房が映し出されたり、シリーズ2・3話の最後の最後で大事なことが明かされたり。
シリーズ1・2話の「引き」はシャンとモリアーティーのやりとりかと思っていましたが、「シャーロックが読んでいる新聞にコニー・プリンスの記事が載っている」と以前メールで教えていただいて、目からウロコでした。
綺麗に終わっているシリーズ1・1話とシリーズ2・1話には「引き」はないように思えたんですが、こんなところがつながっていた、と思うと楽しいですね。
同じ話の中ではありますが、"The Great Game"でジョンがサラのフラットにいる場面では、ベーカー街の爆発のニュースの前に「フェルメールの名画発見」のニュースが流れているのも芸が細かいと思いました。

原作では、ワトスンが「こんな事件も、こんな事件もあったのだが、今日はこの事件について書く」という書き始め方をすることが多いので、たくさんの「予告」があるように見えるのですが、実際にその事件の記録が発表されたことはめったにありません。
数少ない例外として、「第二の汚点」事件の記録は「海軍条約文書事件」と「黄いろい顔」で言及された後に発表されています。この、何度も出てくる事件名"The Adventure of the Second Stain"は、なんだか語呂がよくてかっこいいですよね。単に音が似てるだけですが、ジムが"Stayin' Alive"を聞いている場面では、なんとなくこの事件を思い出しちゃいます。
それと「花婿失踪事件」についても、「メアリー・サザランド嬢の持ち込んだちょっとした簡単な事件」として「赤髪組合」でホームズが口にしていますね。他にもあったら教えていただけたらうれしいです。

「語られざる事件」以外で"SHERLOCK"の「引き」に近い例といえば、「恐怖の谷」で出てくるモリアーティの影、ではないでしょうか。
"SHERLOCK"では第1話で既にモリアーティの名前が出てきて、シリーズを通してその存在をちらつかせています。対して原作では「最後の事件」で唐突に現れて、ホームズと対決することになります。
これは、モリアーティが「ホームズシリーズを書くのをやめたかったドイルが、ホームズを葬り去るために作ったキャラクター」であるという裏事情を考えると仕方ないことかもしれませんが、グラナダ版シリーズのスタッフもこの唐突さが気になったようで、「最後の事件」のひとつ前の放送回「赤髪同盟」では「モリアーティが影で糸を引いていた」という設定になっています。
「恐怖の谷」は、「最後の事件(1893年発表)」よりもずっと後(1914年~1915年)に発表された事件。時代を遡って「打倒モリアーティ」に燃える若き(?)ホームズの姿が見られるのは嬉しいですけれど、「最後の事件」ではワトスンがモリアーティの名を「聞いたこともない」と言っているので、ちょっと矛盾しちゃってるのが残念ですね。ここら辺、現代版では合理的な説明をしてくれるのではないかと思っていたのです(ジョンの負傷箇所の矛盾をみごと解決したように)。せっかく『モリアーティ』の名をジョンのいない場所で明かしたので、ジョンに対しては偽名で通す(シャーロックとジョンで、違う情報を持っている)という趣向もできたのではないかと思うのですが、続きの製作が不確定なシリーズものでは、難しいかもしれませんね。
何よりも、そうするとシャーロックとジョンが「一緒に戦っている」という感じが薄れてしまうので、やはりあれで良かったのかも。
むしろ、原作のワトスンのほうが「実はずっとモリアーティとホームズの確執を知っていたが、思いがけない形でその顛末を発表するにあたって、読者への説明をスムーズにするために自分は知らなかったという設定にした」と考えるほうが良いのかもしれません。

なお、wiki(英語)によると、モリアーティの名前は「空家の冒険」「ノーウッドの建築士」「スリー・クオーターの失踪」「高名な依頼人」「最後の挨拶」などに出てくるそうです。いわゆる「外典」にあたる「消えた臨時列車」でもその存在を感じさせます。
大部分は「死後」ではありますが、シリーズを通して大きな存在感を持ち続けるキャラクター、といえます。ジムもそうなるのでしょうね。

(原作からの引用はすべて延原謙訳)
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プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

ご閲覧やRSS登録ありがとうございます!まだ廃墟じゃありませんよ~!亀の歩みですが、過去の振り返りも含めてのんびり元ネタ探し続けていきたいと思います。

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