最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
→「コメントをくださる方へ
「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
記事索引「ブリキの文書箱

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイクロフトについて(2)シャーロックとマイクロフト

ところで、ホームズがワトスンに出会ってから兄を紹介するまでにはだいぶ時間がかかっていますが、その後、兄が政府でどんな仕事をしているかワトスンに話すまでには、さらに時間をおきます。
ホームズはその理由を「あのころは君というものをよく知らなかったからね。国家の大事を語るには慎重を要する(ブルース・パティントン設計書・延原謙訳)」としています。

現代版ではさくっと第一話から登場することを考えると、俄かにこの「紹介までにかかった時間」、「職務の内容を明かすまでにかかった時間」が気になってきます。素直に読めば「ホームズがワトスンを信用するまでにそれだけ時間がかかった」からですが、ホームズは秘密主義のようでいて、わりと話したがりのところもあると思うのです。

以前の記事で「兄弟仲はいいらしい」と書きましたが、もし無邪気に兄を慕っていたなら、「ギリシャ語通訳」でした程度の紹介は、もっと早い段階でしていたのではないかな、と私は考えています。
まあ、そもそも「仲良くなったら家族の話をするもの」という固定観念がホームズには通用しない気がしますが、もし、彼にワトスンに積極的に兄を紹介したくない理由があったとしたら、それは「緋色の研究」の段階では仕事の内容でも社会的な地位でも、遠く兄に及ばかったので、ワトスンに自分と兄を見比べて欲しくなかったからだ、という解釈もできないでしょうか。
原作のホームズは、地位や名声には興味がないと言っていますが、権威に全く興味なし、とはいえないように思います。国家の命運に関わるような大事件を見事解決し、高貴な人に記念品をもらったりすると、それをわざわざ「ちらつかせている」と受け取れる場面もあるからです。
「花婿失踪事件」では「ボヘミアの醜聞」でボヘミア王から賜った「蓋の中央に大きな紫水晶を飾った金のかぎタバコ入れ」をワトスンに差し出してみせていますし、「ブルース・パティントン設計書」では事件解決の記念にウインザー宮殿に招かれた折、ワトスンに何も言わず出かけた割には、「すばらしいエメラルドのネクタイ・ピン」をわざわざつけて帰宅します。どうです、ちょっとイラッとしませんかっ(笑)。

意地悪な見方かもしれませんが、自分の「実績」が大きく確かなものになっていくにつれ、兄の偉大さも素直に口に出せるようになった、というのはありそうなことです。
現代版のスタッフは、そんなところから「兄弟ライバル説」を組み立てていったのではないでしょうか。もしそうなら、今後シャーロックが自他共に認める名探偵になっていくのにつれて、マイクロフトとの関係も変わっていくということもあるかもしれません。

また、ジョンはマイクロフトに出会ったことをブログでは伏せています。
同じように、原作のワトスンも、マイクロフトの存在や正体を知っていたのに書かずにいて、時機を得て少しずつ明かしていった、という考え方もできます。(『ブルース・パティントン設計書』発表の段階では、マイクロフトは既に第一線から引退していたのかもしれません)

まあ身も蓋もない言い方をしてしまえば「兄の存在も、仕事の内容もドイルの後付け設定だから」なんですが、それは言わないお約束です。

現代版のホームズ兄弟には、お母さんを巡る問題も何かあるようです。
第1話の終わり近く、

「母さんをいつも怒らせていたろう」(And you know how it always upset Mummy.)
「母さんを怒らせたのは僕じゃない」(It wasn't me that upset her, Mycroft.)

と言い争う場面があります。
これがどの程度深刻な問題なのか、まだ粘土が足りなくてわかりません(お母さんは、どのように心を掻き乱されていたのでしょうか。upsetには、『混乱させる、動揺させる、苦しめる』という意味合いもありますよね)。マイクロフトがジョンに言ったように単なる子供の喧嘩なのかもしれませんが、彼らが母について話すのを聞いて名パスティーシュ「シャーロック・ホームズ氏の素敵な挑戦」(ニコラス・メイヤー著/田中融二訳)を思い出した、という方は少なくないのでは。
物語の面白さもさることながら、ホームズ兄弟の性格について、そして意外な人物の正体について、衝撃的かつ合理的な答えを与えてくれる一編です。
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

兄弟喧嘩 - だい - 2011年10月31日 10:32:43

現代版でも派手にやっているところを見てみたいです。(笑えそう)
マイクロフトは余裕で受け流すので、シャーロックがムキになるって感じでしょうか?第3話でも、それらしい場面(ジョンが朝帰りしたとき)があったのでニヤッとしてしまいました。
お母さんとの問題も、きっとシャーロックがマイクロフトに対して、だだっ子のような振る舞いをするのでお母さんが困って(もう少し大人になってくれないかしら・・なんて)いるところを想像してました。

地位や名声に興味なし。
ナツミさんの意見に賛成です。グラナダ版でもなんだかんだ言って、賞賛したり、時にはお世辞でも褒めてくれた依頼人には優しいところも見えたりして、holmesかわいい〜!って思ってました。
jeremy・holmesがちょっと鼻をふくらませて(あくまで私のイメージでjeremyの鼻はふくらんではいません)得意げになるところが子供っぽくて好きなんですよね。

この先の展開が本当に楽しみです。

あっ、余談ですが私ポアロのシリーズを定期的に購入しているのですが、前回、マイクロフト役のゲィテス氏の脚本でした。少し前には、役者として出演もしていました。お忙しい方なんですね。

- だい - 2011年10月31日 10:36:55

すみません、先ほどのコメントの冒頭部分は「兄弟喧嘩」についてです。

タイトルが・・・ - ナツミ - 2011年11月01日 03:57:12

管理者ページからは見えたのですが、だい様はちゃんと「兄弟喧嘩」というタイトルをつけてくださってたのに、今回のテンプレはタイトル反映されないんですね!
皆さんのコメントのタイトルも面白かったのに、ちょっと残念・・・

現代版の「派手な兄弟喧嘩」すごそうですね!
だいさんのコメントのホームズ家はなんだかほのぼのしていて、深刻な衝突よりもこっちのほうが面白い!仕事で見せる表情とのギャップがたまりません。こうだったらいいなあ。
でもお母さんは大変。(今はジョンが大変・・・)

そう!!本当にホームズは「子供っぽいところ」がいいんですよね。
「ほめてほめて~!」とか「寂しい・・・」という気持ちが表情に出ちゃう。
ジェレミー・ブレットもベネディクト・カンバーバッチも、隙のない身のこなしの中にそういう表情を「垣間見せる」のが本当に上手だなあと思います。
あ、これも「ギャップ」ですね~。

私、ポワロはまだちゃんと観ていないのですが(むか~しテレビで2、3作観た程度・・・)、ゲイティスさんの脚本や登場回は今のところ1回のみなんでしょうか?そこを入り口に観てみようかしら。
情報ありがとうございます。本当に才能豊かな方なのですね。

- だい - 2011年11月01日 09:37:26

「ギャップ」素敵ですね〜。

>ジェレミー・ブレットもベネディクト・カンバーバッチも、隙のない身のこなしの中にそういう表情を「垣間見せる」のが本当に上手だなあと思います。

2人共、本当に素敵です、こういう所が人間っぽくて好きなんです。
私のイメージするホームズ家は、昭和の匂いが漂っていますね・・(哀)

ゲイティス氏は、ポアロシリーズは2作脚本を担当しています。「鳩のなかの猫・cat among the pigeons」、「ハロウィーン・パーティー」(これはまだ届いていません。)。
出演は1作、「死との約束・appointment with death」。他にもミス・マープルにも出ているようです。
後、シャーロックの第3話、画廊の女主人の女優さんも出ていました。

ホームズとはかなり違うので、機会があったら(スマートでスタイリッシュなホームズに飽きたら)見てみて下さい。

- ナツミ - 2011年11月02日 03:09:31

昭和の匂い!(笑)いえいえ、温かみがあって大好きです!実際の兄弟関係もそうであって欲しいなあ、と思います。

ポアロシリーズのゲイティス氏情報、ありがとうございました!
ポアロとヘイスティングスは大好きなのですが、あまりにも膨大なシリーズなので、「どこから手をつけていいかわからない・・・」という感じだったのです。出演作を取っ掛かりとしてあらためて観て見ようと思います!タイトルも面白そうですね。
画廊の女主人さんも美人だったので楽しみです!

そういう私はあまり海外ドラマに詳しくないのですが、ゲイティス氏が脚本・出演しているブラックコメディー"The League of Gentlemen"を観せていただいたらすごく面白かったです。基本的に3人の役者さんしか出ていなくて、いろんな役をこなすので、ゲイティス氏の芸達者ぶりが堪能できます!
かなりグロテスクな描写を含むので、ホラーが大丈夫な方にしかお勧めできないのがなんですが・・・しかも私が鑑賞した日本語版は既に品薄のようですね。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000GPPF2M/ref=dp_olp_0?ie=UTF8&redirect=true&condition=all

やってみて気づいたのですが、コメント、投稿後の編集ができないですね。
休みになったら頑張って直して見ます。しばらくご不便おかけします・・・

- らいかみんぐ - 2011年11月07日 22:07:00

お勧めのパスティーシュただいま読了。とてもとてもおもしろかった!!です。ナツミさん、教えてくださってありがとうございました。

ホームズの過去についてや、某博士との推理合戦(?)もさることながら、後半はハリウッド映画か少年ジャンプかといったワクワク感ですね。あの追跡劇は、「四人の署名」の船でのチェイスも思い起こさせてくれました。
ついでに宮崎アニメ・ラピュタでの、ドーラ一家とパズーたちとの鉄道追いかけっこシーンを思い出したり、疲労困憊しながら石炭をくべるワトスンの姿に、ガイ・リッチー版で船の機関士をやらされるジュード・ロウもかぶったり。

目標までもう少し、というところで古傷の痛みから心ならずも戦線離脱して列車の床にへたばりこみ、それでも必死で寒さをこらえながら、平気な顔をしていようと頑張るワトソンに、ホームズが無言で上着をかけてやるところがまた!お互い視線だけで会話してるところがまた!
しかし錯乱状態のホームズが、ワトソンにどんな悪口雑言を浴びせたのかも、非常に気になるところではあります。

まずはお礼が言いたくて参上しました。ただいま原典と研究本とパスティーシュともろもろを並行して読んでいるので、頭がかなりとっちらかっております。ああ、これはやっぱり中毒性がありますね。そのうちワトスン先生に治療してもらわなくっちゃ社会復帰できないかも。

読んで下さって嬉しいです - ナツミ - 2011年11月08日 05:58:52

わあ~、「素敵な挑戦」読んで下さったのですね!
こちらこそ嬉しいです。ありがとうございます!

そうなんです、原作の解釈にもあっと言わされますが、ひとつの冒険活劇としてちゃんと面白いのがいいですよね!うっかり某博士のファンになってしまいそうでした(同世代の有名人とホームズを邂逅させるパターンは今では珍しくないのですが、この小説がはしりだったようです)。

それにしてもジュード・ロウの石炭くべはどこかで観たことあると思ったら、これだったか~!!私もかなり混乱しています(ワトスン先生か某博士にだったら診て欲しいですとも!!)
そして私も気になります、ホームズの頭脳を駆使しての悪口!原作でも結構口悪いのに、どんなことになってしまってるんでしょう。
ワトスンはわりとそういう部分では精神的にタフそうなんですが(ホームズの親友が務まっているだけでも・・・)、ホームズは何だかんだと評価を気にするタイプに私には見えるので、もし逆の事態が起こったら結構ダメージ受けるかもしれません。

映画にもなっているのですが、私はまだ観たことがないんです。VHSビデオしかないので、DVDになってほしいなあ・・・
http://movie.goo.ne.jp/movies/p11606/index.html

- RM - 2011年11月10日 21:05:17

横から失礼いたします。リンク先に飛んでびっくり、グラナダ版でマイクロフトを演じたチャールズ・グレイは、以前もマイクロフトを演じた事があるとはきいてたのですが、この映画がそうだったのですね!しかもびっくり、ローレンス・オリヴィエがモリアーティですって?ジェレミーがデイビッド・バークにした話をご存知かもしれませんが、ジェレミーが言うには、オリヴィエにグラナダ版のモリアーティを演じるように打診したが、多忙のため残念ながら断られ、今度はオリヴィエの夫人のジョーン・プロウライトにモリアーティ役を頼んだところ快諾されたらしいのです。この話を読んだ人は、この映画でオリヴィエがモリアーティを演じたことを思い出すのかもしれない、と今回はじめて知りました。ちなみにこの話のオチは、ジェレミーが「今日は4月1日だよ」と言って、デイビッドがジェレミーの頭をたたく、というものなのですが。

>VHSビデオしかないので、DVDになってほしいなあ・・・
これは日本語版は、という意味ですよね?英語版はこちらにありましたので。http://www.amazon.co.uk/dp/B001CB42AK/

- ナツミ - 2011年11月12日 16:01:09

ジェレミーとデイビッドの会話、初めて知りました。ほのぼのしていますね~。(しかし、いくらエイプリルフールでも夫人って!)
RM様がおっしゃるように、きっとこの映画でオリヴィエがモリアーティー役だったことを踏まえての会話なのでしょうね。私はまるっきり俳優さんに疎いのですが、さすがにオリヴィエの名前くらいは聞いたことがあるので、彼が出ているのはすごいことなんだろうと思います。

英語版DVDのご紹介、ありがとうございました!リンク先をクリックしてヴァネッサ・レッドグレイヴの名前をみて唐突に思い出したのですが、この方はグラナダ版「ぶな屋敷」でヴァイオレット・ハンターを演じていたナターシャ・リチャードスンのお母様なんですね。何年か前、ナターシャがスキーの事故で亡くなった時、話題になったのを覚えています。同時代の俳優さんはよくどこかでつながっているので、そちらからホームズ映画史を見ていくのも、とても興味深いです。

- myu - 2013年04月30日 22:30:12

いつも楽しく読ませていただいてます。
とっても深くてためになるブログですね、本当に奥深いと思います。

さて、私は20数年前に原作を読んでいるのですが、すっかり遠い記憶のかなたに
内容を留めている程度なのです。ですので、現代版シャーロックの話を、、。
この喧嘩の後日談(というかネタばれ)がどこかで記事になっていました。
元記事先を忘れてしまったのですが、ホームズ兄弟が小さい頃の話らしいですね。
もちろんモファティスさま達のアイデアなのでしょうが、、。
全てナツミさまのブログを読んでいないのでもしかしたら既に話題に出ていたかもしれませんが、、、。 ベネディクトさんがオーディオコメンタリーで言おうとしたのをゲイティスさんに止められて、、でも後日どこかでお話されたようです。(多分トークショーだったと思います)
ネタばれ?になるのかな、、?ちょっと間を開けて、、、














マイクロフトが言っていたママを悲しませた内容とは、
「パパの浮気を洞察?推理?で当ててしまった事」
のようです。元の記事がしっかりわからないので申し訳ないのですが、、、。

なんだか変なコメントになってしまってすみませんでした。
これからもブログ楽しみにしています。

ええ~っ!そうなんですか!! - ナツミ - 2013年05月03日 15:45:13

myuさま

うわあ…!貴重な情報をありがとうございます!!
コメントをいただくとFC2から内容がメールで届くのですが、見たときは本当にびっくりしました!
(なのにお返事が遅くなって申し訳ありません…!若干体調を崩しておりました。あ、もちろんびっくりしたせいではなく、連休前にちょっと仕事を追い込まれ過ぎたのが原因で、もう元気です!)

そして、「ネタばれ」へのご配慮もありがとうございます。
myuさまに倣い、私も少し下げさせていただきます!










> マイクロフトが言っていたママを悲しませた内容とは、
> 「パパの浮気を洞察?推理?で当ててしまった事」
> のようです。元の記事がしっかりわからないので申し訳ないのですが、、、。

すごく納得しました。
シャーロックが「ママを悲しませた(こうなると、『悲しませた』という訳がよいですね)のは僕じゃない」というのは、「悲しませたのは、僕じゃなくてパパだろう?」ということなのですね。

マイクロフトは(我々の仲違いは)「いつも」ママを悲しませている、と言っていたので、その時以外にもごたごたはあったのかもしれませんが、少なくともシャーロックにしてみれば、ママを悲しませてしまった決定的な事件がそれなのでしょうね。

シャーロックが「当ててしまった」あと、ホームズ家に何があったのでしょうか。そして、パパとママはどうなったんでしょう。気になります…!

myuさま、ありがとうございました。お返事が遅れてたいへん失礼してしまいましたが、これに懲りずまた色々と教えていただけたら嬉しいです。


- SIKI - 2013年05月04日 01:13:37

ナツミさまと皆さんのコメントをとても興味深く読ませていただきました。

最近になってSherlockに入ったのでランダムにインタービューを読み漁ったのでどこからの記事か忘れてしまったのですが、ベネディクトの記事で、SherlockはわざとHeadをHeartより優先させたといっていました。 それがJohnに出会ってReevaluate (見直す?といっていいのか)することになった、そしてSeason3はそのプロセスがさらに進むといったコメントがあり、興味深く思いました。 深読みしすぎかな、と思うときもあるのですが、人間性の善悪が根本的にわからない人に犯罪を解き明かすことは出来ないと思うのです。でもそれを行うにはHeartはないほうがいいーといういか、Heartがあるとつらいですよね? あと間違ってしまうこともある,情によって酌量してしまうような。 物事の本来の姿を見てしまう、MycroftとSherlockにとってHeartは抑えておいたほうが物事がよく見えるし、つらいことも減るのではないかと。 大体頭の回りすぎる人間にとって、抽象的なことを考え出すと、気が狂う手前までいってしまうんではないかと思うんですよ。 具体的なことのみに留まっていたほうが安全だと、彼らの家庭教師たちもおもったのではないでしょうか?(家庭教師にとっても。)
と個人的な見解を述べさせていただきました。 Season3楽しみですね!
ではまた遊びに来させていただきます。 長文失礼いたしました。

HeadとHeart - ナツミ - 2013年05月05日 18:31:39

SIKIさま

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!

>深読みしすぎかな、と思うときもあるのですが、人間性の善悪が根本的にわからない人に犯罪を解き明かすことは出来ないと思うのです。

ああ、本当にそうですね。うまく言えないのですが、原作のホームズほど意識的ではないにしても、ジムが指摘した通り、シャーロックは「善」の立場にいますよね。
犯罪者ではなく警察の側についている、ということ以前に、本人の意識していないところで、ものごとを「善くしよう」という意志があるような気がします。たとえば、S1E1でジョンの足がよくなったことを指摘するあの温かい表情は、もともと彼が持っていた「人の幸福を喜ぶ気持ち」のあらわれではないでしょうか。

>でもそれを行うにはHeartはないほうがいいーといういか、Heartがあるとつらいですよね? あと間違ってしまうこともある,情によって酌量してしまうような。

情があると真実を見極める目が曇る…それこそが、ホームズの怖れていることだと思います。
ワトスンやレストレードに対して温かい感情が溢れだした時も、意識的にそれをコントロールしようとしているのをワトスンが目ざとく見つけて書き留めていますよね。

>大体頭の回りすぎる人間にとって、抽象的なことを考え出すと、気が狂う手前までいってしまうんではないかと思うんですよ。 具体的なことのみに留まっていたほうが安全だと、彼らの家庭教師たちもおもったのではないでしょうか?(家庭教師にとっても。)

ううむ。「回らない人間」として想像をするしかないのですけれど、頭が回り過ぎるゆえに凡人が思いもよらないような世界にまでどんどん分け入ってしまって、現実世界から乖離してしまう、という感じなのでしょうか。

そんなシャーロックやマイクロフト(あ、原作の二人も含めて)にも少年時代はあるのですよね。
両親もそうですが、その時代の二人を「教育」した先生のことを想像するのは面白いですね!一体どんな日々だったんでしょうね。

私も第3シリーズがとても楽しみです。こちらも、さまざまな「ネタバレ」が出回っているようですね。
数少ないSHERLOCK好きの友人に居酒屋で自説を滔々と語ってみたりもしたのですが、第2シリーズの前に「現代版アイリーン・アドラーはボーカロイド説」をぶちあげた前科のある私の話が始まると急にトイレが混みはじめ、お店に迷惑なのでやめました。

最新情報どころか「過去の犯罪新報」みたいなブログですが、どうぞ、いつでも遊びにいらしてくださいね!お待ちしております。


- myu - 2013年05月16日 14:08:30

こんにちは!
毎日ナツミ様のブログを楽しみに覗きにきてしまいます。
えーと、今回は、私が以前コメントさせていただいた兄弟喧嘩について思い出したことがありますので補足させていただきますね。

2012年の11月11日にイギリスでマークゲイティス主催のイベントがあり、そのイベントの中で兄弟の喧嘩のことをお話されていたようです。イベント名はThe game is on。 URLは載せませんが、日本人で参加された方がブログで書かれていました。私は浮気と断定してコメントしましたが、affairという言葉を使っていたそうです。

これからもブログを楽しみにしています!

お礼ばかりになってしまいましたが - ナツミ - 2013年05月17日 07:25:29

myuさま

> 毎日ナツミ様のブログを楽しみに覗きにきてしまいます。

ありがとうございます!ここのところバタバタしていて、なかなか更新できず申し訳ありません!
せ、せめてプロフィール欄だけでも(そこじゃないだろ!)

> 2012年の11月11日にイギリスでマークゲイティス主催のイベントがあり、そのイベントの中で兄弟の喧嘩のことをお話されていたようです。イベント名はThe game is on。 URLは載せませんが、日本人で参加された方がブログで書かれていました。私は浮気と断定してコメントしましたが、affairという言葉を使っていたそうです。

ありがとうございます!(リンクのお気遣いについても、ほんとすみません)
わりと最近お話があったのですね。第3シリーズで触れられるということもあるのかしら、と思うとどきどきしてしまいます。

> これからもブログを楽しみにしています!

そのお言葉でブログはじめいろいろなことを頑張れます。本当にありがたいです。

- myu - 2013年05月17日 19:44:40

ナツミ様、

>ここのところバタバタしていて、なかなか更新できず申し訳ありません!
せ、せめてプロフィール欄だけでも(そこじゃないだろ!)

いやぁ、じっくり読ませていただいています!古い記事に未読がありますので大いに楽しませていただいてますよ~。プロフィール欄がちょくちょく変わっているなぁと思っていました。
ナツミ様のブログはリサーチを十分にされて読み応えがたっぷりあるので頻繁にupするのは大変だろうと推察しております。毎日覗いて(ストーカー??)更新されている日は「Christmas」と叫んで小躍りしたくなります!本当ですよ。

ばかな事ばかり書いてすみません。では、失礼いたします。

クリスマス! - ナツミ - 2013年05月18日 11:09:00

myu様

私もコメントをいただいた日は「Christmas!」です!

シャーロックのあの喜びようは可愛かったですね。実際のクリスマスもなんだか嬉しそうでしたけれど。
何度見てもあの「長身なのに動きがコドモ」なのはすごいと思う…!
ジェレミー・ブレットやロバート・ダウニー・Jrのホームズ、皆身軽なんですけど、動きが皆違いますね。多分シルエットだけになっても誰が誰だかわかるんじゃないでしょうか。つくづく俳優さんはすごいです。

古い記事はその後答えが出ていることも多く、なんとも読み返すのが恥ずかしいんですが(『ジョンとサラは結婚するか』とかもう…)いろいろとご容赦いただければ…!不明な点があればお気軽にお問い合わせくださいね。
あまりにも、なものは修正していきたいと思います。

トラックバック

URL :

プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

ご閲覧やRSS登録ありがとうございます!まだ廃墟じゃありませんよ~!亀の歩みですが、過去の振り返りも含めてのんびり元ネタ探し続けていきたいと思います。

メールはこちらへ

Twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
索引
このブログで考察した「元ネタ」を、ドラマの時系列に沿って探すための索引サイトです。 順次更新致します。 「21世紀探偵・ブリキの文書箱」
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
blog mura
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。