最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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ジョンはラグビー選手?

現代版のジョンは、とても小柄な印象があります。
長身のシャーロックやマイクロフトと比べてしまうからかもしれませんが、演じるマーティン・フリーマン氏は映画「ホビット」のビルボ役でもありますし、きっと英国人男性としては小柄な方なんじゃないんでしょうか。

原作での、ワトスンの容姿の詳しい描写は、「犯人は二人」にあります。

「中背ながらがっしりとした体格で、顎がはって首が太く、髭があってマスクをつけていました(延原謙訳)」

マスクに関してはちょっとした事情があるので、該当作品をお読みください。髭については、「海軍条約文書事件」で子ども時代の級友に「君は口ひげをのばしたので、ちょっとわかりませんでしたよ。といってもどうか悪くとらないでください。(延原訳)」といわれる描写もありました。

この頑丈な体格を生かして、若い頃のワトスンはラグビーの選手をしていました。
「サセックスの吸血鬼」での依頼者は、ホームズへの手紙の追伸として
「ご友人ワトスン氏がブラックヒースのラグビー選手をしておられた当時、私はリッチモンド・チームのスリークォーターをいたしておりました」と書いています。

ブラックヒース」の創立は1858年。
記録に残っている限りでは、初のラグビーチームと言われているそうです。
この名門チームは現在でも存続しているのですが、ジョンもその一員だったようです。
ジョンのブログの初めの方、まだシャーロックに出会う前、当時の仲間たちと飲んだという短い記事があります。

「昨夜、ブラックヒースのラグビー仲間数人と会った。皆変わってなかった。いまだに20代のように大酒を喰らい、いまだに子どものようにふざけあっている。誰も、僕の脚のことは口にしなかった。(拙訳)」


いい仲間だなあ、としみじみする一方で、ジョンの体格でラグビーって大丈夫なのか、と心配になってしまいます。
ラグビーをしている知人に聞いてみますと、「ラグビー選手=筋肉モリモリの大男」というのは私の偏見で、さまざまな体格の選手が自分の持ち味を生かしてプレイできるのがラグビーという競技の良いところなのだ、と力説されましたが、ナショナルチームなんて見てると、やはり皆さん大きいですよねえ。

ちなみに、現在行われている「ラグビーワールドカップ2011」の日本代表メンバーのプロフィールです。
あたしゃますますジョンが心配になってきたよ!

イメージどおり、みんな180センチ越えの100キロ越えですよ!そんな中、田中選手、吉田選手、日和佐選手はジョンと同じような体格と思われるので、彼らと同じポジション(スクラムハーフ)だったのかもしれません。wikiによると、

「地面にあるボールを拾うことと一連の動作でパスする(ダイビングパス等)という動作が特に多く、体が小さい選手が務めることが多い。密集地からの最初のパスを出すので、敏捷さと高度なパススキル、瞬間的な判断力、常に密集地に素早く駆けつけることが出来る持久力、体が小さいことを武器として大男たちの密集地のサイドを突破できるような俊敏性とステップワーク技術が要求される。
守備の際は相手スクラムハーフをマークし、密集地からパスが出たことを味方に伝えたり、相手FW陣のスクラムサイドの突破を防ぐことが要求される。体躯の大小にかかわりなく9人目のFWとして大男の突破を防がなくてはならないことから、強靭なメンタリティとフィジカルが求められる。」

ジョンのあのタフさは、アフガニスタンだけでなく、それ以前から鍛えられたものだったのですね。

ところで、ワトスンはラグビー選手だったことをホームズに言っていなかったようで、手紙を読んだホームズはひどく驚いています。お兄さんの話もしたことがなかったようですから(『四つの署名』)、あまり自分自身について語りたがらない性格なのでしょう。(ワトスンの記録にも、彼自身に関する描写はきわめて少なく、後の研究者を悩ませています。)シャーロックも、もしブログの初めの方を読みとばしていたら、ジョンがラグビー選手だったことには気づいていないかもしれません。ひょっとしたら、びっくりするシャーロックの顔が見られるかもしれませんね。




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シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

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