最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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一番素晴らしい人

秋の大型連休、久々に録画を観返してみて、鑑賞メモから記事にするのを忘れているネタをいくつか見つけました。
(他の話題のついでに出したり、コメント欄でご指摘いただいて『それでよし』としてしまっているものもあるので、かぶっていたら申し訳ありません。)

"Look, I find it difficult. I find it difficult, this sort of stuff."
"I know."
"You were the best and the wisest man that I have ever known.Yes, of course I forgive you."
「苦手なんだよ、こういうのは」
「わかってる」
「君は、誰よりも素晴らしくて賢い人間だ。許すに決まってる」(拙訳)



爆弾を詰め込まれた地下鉄車両で、狼狽したジョンが思わず本音を吐露してしまう場面。
これは、「最後の事件」の結びから。

Of their terrible chief few details came out during the proceedings, and if I have now been compelled to make a clear statement of his career, it is due to those injudicious champions who have endeavoured to clear his memory by attacks upon him whom I shall ever regard as the best and the wisest man whom I have ever known.
首領モリアティのことは、裁判にもほとんど出てこなかったが、ここにその経歴をはっきり書きしるさざるを得なかったゆえんは、私が生涯にもっとも愛しかつ尊敬した一人物にたいして不当の攻撃を加え、もってモリアティへの記憶を新たにせんとつとめる浅薄な輩に報いんがためである。



「最後の事件」の結びが怒ってる感じなのは、この短編が、モリアティ教授を弁護する文書を発表したモリアティ大佐(教授の兄弟)への反論として世に出されたものだからです。その一件がなければ、ホームズの死の経緯はワトスン一人の胸にしまわれているはずでした。
時系列で言うと、「冒険」「思い出」所収の短編群と長編「バスカヴィル家の犬」は、ホームズがライヘンバッハの滝で「死んで」から続々と発表されたことになります。
開業医であり、一家の長でもあったワトスンはとんでもなくハードな生活を送ってたことになりますが、ホームズの活躍を作品にして、発表することがワトスンの追悼であり、復讐であったのだと思います。ホームズに次いでメアリも亡くした後は、絶望を遠ざける唯一の手段でもあったのでしょう。
その流れに沿うためなのか、延原訳では「最も良い、賢い男」ではなく、「私がもっとも愛しかつ尊敬した一人物」とワトスンの主観が強調されています。

現代版では、ジョンの結婚式のスピーチでシャーロックが似た言葉をジョンに返すのが、いいなあと思います。

過去記事:「シャーロックのスピーチ

同時に、ジョンがベストマン(結婚式の付き添い役)を頼むが、シャーロックは意味を取り違えてよくわからない男を推薦する、というくだりにもつながるはずなのですが(過去記事:『最高の男とは』)、何でもマインドパレスに入れるシャーロックが、この言葉は忘れてるということになる。
撮影順とか、いわゆる大人の事情のせいかもしれないのですが、褒められることに敏感なシャーロックがジョンのこの言葉を忘れているのだとしたら、自己評価に偏りがあるんだなあ、と思ってしまう。第3シリーズを通して描写される、マイクロフトの「お前は馬鹿な子だ」という刷り込みと無関係ではないのでしょうね。第3シリーズでは、徹底してシャーロックの内面を掘り下げてるんですね。

ところで、モリアティに兄弟がいたという話は、「恐怖の谷」にも出てきます。

(前略)弟はこの国の西部地方のどこかで駅長をしている始末、(後略)



名前がかぶってたりするので、多少捻じ曲げてる(実在の人物に配慮して、名前などを変えてる?)印象もあるのですが、ワトスンの書いたことを素直に受け取れば、モリアティ兄弟は数学の教授、軍人、駅長の3人がいることになります。(グールド説ではホームズ兄弟も3人で、対称になってる!)

このことから、"His Last Vow"ラストで蘇ったジムの正体は彼の兄弟ではないか、という説も出ているそうですね。
そっくりの姿で蘇ったといっても、今のところテレビジャックの映像だけなので全くの他人の犯行である可能性もありますが、"The Empty Hearse"を介して鉄道というモチーフで繋がってるとしたら、駅長さんのモリアティが黒幕のモデルなのかもしれません。

(原作からの引用はすべて延原謙訳)
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この記事へのコメント

シャーロックもホームズも深読みばかりしちゃいますね - 篠田真由美 - 2015年09月28日 15:35:08

>何でもマインドパレスに入れるシャーロックが、この言葉は忘れてるということになる。

あらほんと。とすると、シャーロックはあんな馬鹿な嘘をついて、ジョンから「赦すよ」ということばをもぎとったのに、自分が嘘でそれをいわせたということの後ろめたさから、せっかくのジョンのことばの内容を重視できなくなってしまったのかも知れませんね。
「ぼくのこと好き? もう怒ってない?」しつこくしつこく繰り返して、やっと大人は面倒くさそうに答える。「怒ってないよ。好きだよ」そのことばが本当らしく聞こえなくて、けれどそれ以上どうすればいいのかわからなくて、泣きべそのまま立ちすくむ子供。少しシチュエーションは違いますが、自分が子供の時に、そんなことがあったような気がする。
みなさんもそう思っているようですが、S3のシャーロックはかなり調子が狂っている。それまでの彼と違ってる。そのへんの現れのひとつだとは思うのですが。シャーロックの変化についてはひとつ思いついたんで、本日(9/28)のブログに書いておきました。良かったらご参照下さい。

原作好きのタワゴトです - ナツミ - 2015年09月28日 19:29:01

篠田真由美様

ブログを拝見しました。(読んでくださっている方へ。篠田先生のお名前のリンクから直接記事に飛べますよ!)
確かに"The Empty Hearse"のラストシーンには、これで元通りになれる、という希望がありました。
でも、物語はその希望を二度、三度と奪ってしまうのですね。

「元通りになろうとして悪ふざけをするシャーロック」のくだりで気づいたのですが、第三シリーズにはシャーロックとジョンが揃って大笑いをする場面がないんですね!
「レストレードの抱擁」という記事で「ジョンにもこういう反応をして欲しかったのかも」と書きましたが、シャーロックが望んでいたのは、第1シリーズと第2シリーズの1話目にそれぞれあったような、「二人して大笑いすること」であって、その反応を引き出したいがための偽フランス人であり、爆弾詐欺だったんだ……!
でも当時と今では、ジョンが違っているというか、昔のジョンでもそれビミョーだろっていうか、とにかくジョンを笑わせることはできなかった。

> 「ぼくのこと好き? もう怒ってない?」しつこくしつこく繰り返して、やっと大人は面倒くさそうに答える。「怒ってないよ。好きだよ」そのことばが本当らしく聞こえなくて、けれどそれ以上どうすればいいのかわからなくて、泣きべそのまま立ちすくむ子供。少しシチュエーションは違いますが、自分が子供の時に、そんなことがあったような気がする。

相手が自分の側についている、という確信がないんですね。だから、言葉が「本当らしく」響かない。
シャーロックもスピーチの中でジョンを褒めたたえる。言葉の上では、二人の仲は最高潮になってる。
でも、The Sign of Threeという物語は、「ジョンは結婚したけど、奥さんも二人を理解しているし、感動の披露宴を通してますます友情を深めるシャーロックとジョンなのでした~~」という話では全然ない。
「結婚しても変わらない」というジョンやメアリの言葉に嘘はなかったとしても、結果として上っ面だけの綺麗ごととして描かれてる。

S3のテーマは死と再生、本当にその通りだと思います。
シャーロックの復活がキリストの復活になぞらえられているともよく言われてますね。
でも、いくつか「再生」が描かれていたとしても、ラストはやはり一つの時代の死で終わっていて、再生はこれから、になっていますよね。
S1、S2が一貫してシャーロックとジョンの友情の深まりを描いていたのに対し、S3の先はどこに向かうのかわからなくなってる。

この物語をホームズものとして描きたいのなら、名実ともに一緒に歩いている時代だけを描き続けるわけにはいかないのかもしれません。
ワトスンがどうして「何度も結婚して」出て行ったのか、アイリーンは結局どうなったのか、モリアティとは何だったのか。
シャーロッキアンにはそれぞれの胸に秘めた「理想の答え」があり、しかし、結末は全て「最後の挨拶」のあのセリフにつながっているはずです。

“Good old Watson! You are the one fixed point in a changing age."

同じ(正確には、似た)表題を持つこの話で、「ジョン」という言葉ひとつでシャーロックが生還してみせたのは、この一文を表しているのではないかなあ、と勝手に思っています。離れても、帰っていくべきところ。
一緒に歩いてくれなくても、こちらを向いて笑ってくれなくても、こころに刻まれてしまった人。

このくだりが描かれた以上、友としてのジョンへの忠誠心は、これ以上深まりようがない。
SHERLOCKファンとしては、二人が寝ようが結婚しようがついていくぜ、という心境ではありますが、ホームズおたくとしては、「それぞれの人生を生きた二人が再会する」という原作の結末に、どう連れて行ってくれるのかなあ、という期待もあるんです。

私にはまだ、「離れて老いていく友」という存在がどういうものかわからない。でも「親友が結婚してしまう」心境は、自分なりにわかる年齢になりました。
SHERLOCKの作り手さんたちも、少しずつ自分の経験を重ねながら、シャーロックとジョンを歩かせていくのかもしれません。

つまらない答えで恐縮ですが、原作最後のお話であるHis Last Bow(Vow)が既に描かれたこの先は、結末だけが書かれた白紙の物語なのかもしれない、と想像しています。もっとも、読者・視聴者の立場しか知らない私が勝手に想像することなので、作り手の立場にいらっしゃる篠田先生には、まったく違ったお考えがあることと思います。

(蛇足ですが、『ヒーローじゃなくてソシオパス』という啖呵にも、原作への作り手の思いが秘められているのではないかと思います。『最後の挨拶』でのホームズは、少なくとも名探偵ではなくなっている。信念を持ったスパイとして、戦争に関わっています。何をもって英雄と呼ぶかは人によって違うでしょうが、名探偵ではないシャーロックを描くのは、あらかじめ決まっていたことかもしれません。)

もう一度一緒に笑いたかったね - 篠田真由美 - 2015年10月01日 15:02:06

ナツミ様

>「レストレードの抱擁」という記事で「ジョンにもこういう反応をして欲しかったのかも」と書きましたが、シャーロックが望んでいたのは、第1シリーズと第2シリーズの1話目にそれぞれあったような、「二人して大笑いすること」であって、その反応を引き出したいがための偽フランス人であり、爆弾詐欺だったんだ……!

ここ読んで、泣きそうになっちゃった。シャーロック、きっとジョンと会うまでは、「ふたりして大笑い」なんてしたことがなかったんだよね。ハドソンさんにboys! なんて呼んでもらえる悪童仲間、あんたが取り戻したいのは名探偵としての自分よりむしろそれで、でもそれはもう戻らないとわからされた。ごめんよ、爆弾の嘘はいくらなんでもあんまりだろう、なんてさんざんいっちゃって。でも、ジョンの立場にしたらやっぱりあんまりだけどね。

>「結婚しても変わらない」というジョンやメアリの言葉に嘘はなかったとしても、結果として上っ面だけの綺麗ごととして描かれてる。

 あの結婚式のシャーロックのスピーチは、確かに感動的なんだけど、それほど私の心には響かなかったです。なんでかなあとずっと思っていたんだけど、ナツミさんのご指摘で「そうだったんだ!」と激しく腑に落ちました。S3のシャーロックは「童子ゆえの無垢な天才性」を喪失して、ものわかりのよい大人になっていく。あのスピーチは「元変人、いまは大人」の彼に期待される最高のもの。そして彼はジョン無しでもやれる、悪童ではない探偵になろうとした。でも彼は失敗した・・・

 原作のホームズは国家の危難にスパイとして働く愛国者になっています。彼の中に矛盾葛藤はない、気がする。でも現代人シャーロックは、たぶんホームズのようなイギリス国家に身命を捧げるスパイにはなれないのではないか。というか、私はそういう形で国を愛せないし、愛せる人を理解できるとはいえないので、ますます「これからどうなるのかなあ」と首をひねってしまうのでした。

愛別離苦 - ak - 2015年10月02日 20:40:38

ナツミ様
篠田先生

こんばんは。

まずこちらの記事に関してです。私はナツミさんや篠田先生ほどディープに観ていないので、ちょっと的外れかもしれませんが、意外とシャーロックはこの先、普通のおじさん(なんて言ったら悪いか)として年齢を重ねて行くのかなと思います。無論それには波があり、引きつ戻りつして、それぞれの頂点に立った部分で、また様々な出会いや番狂わせもあるのかと。正典のホームズのように変化のある出会いではないかもしれないし、制作側としてもある程度キャストを固定する必要があるでしょうから、ジョンと、あるいはもう1人くらいと関係を持ちつつゴールに向かって行くのかもしれません。その1人がモリアーティの関係者である可能性も、もちろんないとは言えません。

別れ別れになった2人の再会というのは、それなりにドラマチックなものかなと思います。しかし、かつての相手とあまりに違っていた場合、それはまた別の意味で心を揺さぶる物にもなりますね。個人的に今『八重の桜』を観直していますが、かなり似たようなものを感じますので。

そしてナツミさん、この前のリプありがとうございました。

>その後、パブ・シャーロック・ホームズを再訪してパぺホム君に会ってきました!
思ったより小さくて、とても可愛らしかったです。
ワトスンくんの頭をわしわしするのが私の夢だったので、店員さんに「触ったらダメですよね……」と一応聞いてみたら「本当にやめてください」と目が笑っていない笑顔で返されました。
いつかはak様の住む町へ行くかもしれません(花の子ルンルン)。

そうでしたか!パペットたちもナツミさんに会えて喜んだかも。
SPなどで見る限り、背の高さが50センチくらいくらいでしょうか。
ワトソンの頭ですね。ガイドブックによれば、あれ本当はもう少し決めたスタイルだったらしいですが、三谷氏が少し「どんくさく」されたのだそうです。頭も実に特徴的だけど、イサドラ・クラインを魅了したブルーの目がまたいいです。

>このネーミングだけでも嬉しいですよね!昨年とすこし違っていたので、さまざまな方のご意見が入っているのかもしれません。
ホームズカクテルのメッカ・神戸英国館からやってきたグッズもありました。

大賞も受賞したので、さらに気合が入ったかもしれませんね。
神戸英国館も有名ですね。それが一堂に会したわけですから、やはり1度早川書房にも行ってみたいものです。

>ジョンのブログは途中で青から緑に変わったので、緑にもちょっと憧れてます。

緑は春夏のイメージが強いですが、秋冬でも濃いめのなら行けそうですね♪

>職場のラグビーファンは皆日本人なのですが、来日した時は感激のあまり思わず向こうを応援してしまったそうです。
ラグビーお好きな方にとっては、国籍を問わず憧れのチームだそうですね。

やはり世界で一目置かれる存在ですし、ニュージーランドの子供たちにとってはもちろんヒーローです。1999年のワールドカップで、準決勝で当然勝つと思われていたのに、フランスに足元をすくわれ、3位決定戦で南アフリカにも負けて、子供たちがショックを受けて、小児心療内科を訪れる患者が増えたらしいです。ちなみに、この成績がその年の総選挙にも影響したと聞いています。

どうなる?シャーロック - ナツミ - 2015年10月03日 18:33:00

篠田真由美様

> シャーロック、きっとジョンと会うまでは、「ふたりして大笑い」なんてしたことがなかったんだよね。ハドソンさんにboys! なんて呼んでもらえる悪童仲間、あんたが取り戻したいのは名探偵としての自分よりむしろそれで、でもそれはもう戻らないとわからされた。

同感です……
シャーロックの能力に感心してくれる人や、一緒に事件を解決してくれる人はもういっぱいいる。
でも、シャーロックにとって絶妙なツッコミを入れてくれたり、兄にはわからない笑いのツボが一緒、という意味でも、ジョンは得難い友だったんですよね。


>  S3のシャーロックは「童子ゆえの無垢な天才性」を喪失して、ものわかりのよい大人になっていく。あのスピーチは「元変人、いまは大人」の彼に期待される最高のもの。そして彼はジョン無しでもやれる、悪童ではない探偵になろうとした。でも彼は失敗した・・・

原作でもそうであったように、ビリー・ウィギンスを始めとしたまた別の相棒との出会いもありますよね。
本人が「君たちの子ども」と言っているように、ジョンには精神的に守ってもらっていたことが多かったですが、ビリーには大人、先輩として接していかなくてはならない部分もある。今までとは少し違う名探偵の姿が見られるのではないでしょうか。

>  原作のホームズは国家の危難にスパイとして働く愛国者になっています。彼の中に矛盾葛藤はない、気がする。でも現代人シャーロックは、たぶんホームズのようなイギリス国家に身命を捧げるスパイにはなれないのではないか。というか、私はそういう形で国を愛せないし、愛せる人を理解できるとはいえないので、ますます「これからどうなるのかなあ」と首をひねってしまうのでした。

ヒーローの定義って、本当にさまざまなんですよね。
シャーロックは友達のためのヒーローであって、国のためのヒーローではなかった、と思います。
(原作ホームズの愛国心は、現代版マイクロフトが請け負っていますね)
でも、愛国心にもさまざまな定義があって、大切な人がそこにいるから、国ごと守るという考え方もあるのかもしれません。
原作のホームズにしろ、マイクロフトにしろ、「国を想う気持ち」の底にあるものは何なのか。マイクロフトの苦悩は折にふれ描かれてきましたが、そこに向き合った時、シャーロックは変わるかもしれないし、変わらないのかもしれません。
いずれにしても、S3ラストのシャーロックは盲目的なところがある人物として描かれていて、すこし心配です。

どこかにひっそり咲いている花を探しています? - billylab - 2015年10月03日 18:50:17

みなさまのおっしゃる通り、S3は、シャーロックの目線で見るか、ジョンの立場で見るかで、
印象が全然違いますね〜。
自分も何度か視聴し、シャーロック目線のおはなしなのだと、気づいてから、やっと 理解できたシーンも
たくさんありました。(^^;)
ナツミさんのおっしゃる通り、シャーロックは ただ ジョンと馬鹿笑いしたくて 茶番を繰り返したのだ…とか。
あぁ、だから、「It's just the two of us against the rest of the world!」
なんですねー。
それこそ シャーロックがそれ相応の年には、そんな相手もおらず、「バカな金魚のやることだ」と、
兄に教え込まれ、ずっとそう信じていた事。
でも、人生で大事なのは、どちらなのだろう?
シャーロックは、お医者さんごっこゲームをしたときに、兄に言外に問い返してますよね。
(お医者さんごっこゲーム…ちょっと、語弊がありますが(汗)
 外科医ごっこというか。
 しかし友達と遊ぶのを小馬鹿にする割には、真剣にあれで勝負する兄弟ふたり…というのも、
 一歩引くと なかなかに 子供ですね。A^~^;))
そして S1の、‘ト書き/二人で爆笑’…のシーン、わたし 五本の指に入るくらい好きかも、です。(^^)

それと、篠田先生の考察された、制作陣はシャーロックに‘名探偵’の座を捨てさせたかった
…という死と復活説、あえてのただの人、というのは、シャーロックの立場にならないと 見えなかったです。
> 「元変人、いまは大人」の彼に期待される最高のもの。
本人は、おかんジョンのために セレモニーを良い子で完璧にやり遂げようと必死、
「シャーロック、よくぞ、ここまで…」と、ジョンがハグしても、どうしてそうなるのか、ぜんぜん
解ってないってあたりが、また…。(艸∧`。。+:。
あのS3/E2の披露宴会場を背にするシャーロック。
気持ちを寄せることは、より孤独な事なのだ と、やっと知ったというか、そういう経験を重ねて
人は 大人になるのでしょう〜…って、どこかのフォークソングみたいになっちゃいました。(>_<)


> シャーロックの復活がキリストの復活になぞらえられているともよく言われてますね。
やはりそうなんですね。
一度死んで復活するという儀礼で、より英雄化する … ? と すると、S4以降のホームズは
ヒーローなのか、それとも 人間になるのか、ますます 解らなくなってきました…。
取り敢えず、水底を這うような悲劇に見舞われるんですよね? (-_-;)
(by モファットさん)

> 「それぞれの人生を生きた二人が再会する」という原作の結末に
> 別れ別れになった2人の再会というのは、それなりにドラマチックなものかなと思います。
これまでのものは、原作から事件集を映像化してきた、ということなんですね。
『Sherlock』は、制作陣が 二人の人間ドラマを描く…と、言っている以上、なるほど、こういう
ことが掘り下げられるのかー と、思いました。(゚-゚*)フムフム…

普通の男の子に戻ります!? - ナツミ - 2015年10月03日 19:05:21

ak様

> 意外とシャーロックはこの先、普通のおじさん(なんて言ったら悪いか)として年齢を重ねて行くのかなと思います。無論それには波があり、引きつ戻りつして、それぞれの頂点に立った部分で、また様々な出会いや番狂わせもあるのかと。

こ、これは一番大胆な説かも!
とりあえず探偵の看板は下ろしてしまう、ということですよね?

>正典のホームズのように変化のある出会いではないかもしれないし、制作側としてもある程度キャストを固定する必要があるでしょうから、ジョンと、あるいはもう1人くらいと関係を持ちつつゴールに向かって行くのかもしれません。その1人がモリアーティの関係者である可能性も、もちろんないとは言えません。

「相棒」の右京さんシステムだ……!

> 別れ別れになった2人の再会というのは、それなりにドラマチックなものかなと思います。しかし、かつての相手とあまりに違っていた場合、それはまた別の意味で心を揺さぶる物にもなりますね。個人的に今『八重の桜』を観直していますが、かなり似たようなものを感じますので。

『八重の桜』未見で申し訳ありません。
結局シャーロックは戻ってきたので、今のところはまた離れ離れにならなくても済みそうですが、この先そういうこともあるかもしれませんね。原作の二人は、まったく違った外見になっていても中身は変わっていませんでしたが、絆が壊れそうになる、という展開もドラマチックでいいですね。
>
> そしてナツミさん、この前のリプありがとうございました。

> SPなどで見る限り、背の高さが50センチくらいくらいでしょうか。

そうですね。腹話術のお人形などに比べると、だいぶ華奢な印象です。
小学校一年生くらいの子なら両手で抱えて運べる、くらいかな?

> ワトソンの頭ですね。ガイドブックによれば、あれ本当はもう少し決めたスタイルだったらしいですが、三谷氏が少し「どんくさく」されたのだそうです。頭も実に特徴的だけど、イサドラ・クラインを魅了したブルーの目がまたいいです。

ええ、あのちょっと野暮ったい髪型が可愛いです!
目はテレビで見るより薄い空色、という感じでとても綺麗でしたよ~。真夏ではなく春の空ですね。優しさあふれる色彩です。
テレビで見るとまるで俳優さんのように思えますが、お人形さん独特の愛らしさがあります。
機会があればぜひ会いに行ってあげてください!

> 緑は春夏のイメージが強いですが、秋冬でも濃いめのなら行けそうですね♪

クリスマスとか、いいかもしれませんね!

> やはり世界で一目置かれる存在ですし、ニュージーランドの子供たちにとってはもちろんヒーローです。1999年のワールドカップで、準決勝で当然勝つと思われていたのに、フランスに足元をすくわれ、3位決定戦で南アフリカにも負けて、子供たちがショックを受けて、小児心療内科を訪れる患者が増えたらしいです。ちなみに、この成績がその年の総選挙にも影響したと聞いています。

す、すごい。国民的スポーツとはそういうものなのですね。比喩でなく、国民の期待を背負っちゃってる……
先日の日本の活躍に職場は小さく盛り上がりましたが、選手たちの頑張りを思うと、日本でももっと注目されてもいいよなあと思いました。

アカシアのアーチを抜けて~歩いていきましょう♪ - ナツミ - 2015年10月03日 19:48:56

billylab様

> みなさまのおっしゃる通り、S3は、シャーロックの目線で見るか、ジョンの立場で見るかで、
> 印象が全然違いますね〜。
> 自分も何度か視聴し、シャーロック目線のおはなしなのだと、気づいてから、やっと 理解できたシーンも
> たくさんありました。(^^;)

シャーロック側から語られることが多いですが、ジョンの気持ちで待ってた視聴者も多いですから、二通りの見方ができますよね。

> あぁ、だから、「It's just the two of us against the rest of the world!」
> なんですねー。
> それこそ シャーロックがそれ相応の年には、そんな相手もおらず、「バカな金魚のやることだ」と、
> 兄に教え込まれ、ずっとそう信じていた事。
> でも、人生で大事なのは、どちらなのだろう?

九歳くらいの男の子が子犬のようにじゃれあってるのを見ると、シャーロックとジョンは30過ぎてこの時代をやり直していたのかもなあ、と思います。


>  しかし友達と遊ぶのを小馬鹿にする割には、真剣にあれで勝負する兄弟ふたり…というのも、
>  一歩引くと なかなかに 子供ですね。A^~^;))

知的なチェスに見せかけて、カメラがひくとあのゲームだった、というとこも含めて、たぶん、そこがミソなんですよね。結局は子どもが子どもを馬鹿にしていたに過ぎないんですね。

> そして S1の、‘ト書き/二人で爆笑’…のシーン、わたし 五本の指に入るくらい好きかも、です。(^^)

私もです!脚をプレゼントすることで、シャーロックがジョンをはじめに救った場面、ですものね。
まぎれもなく、シャーロックはジョンのヒーローだったと思いますが、発砲シーンを待つことなく、ジョンもシャーロックのヒーローだったのかもしれませんね。

> それと、篠田先生の考察された、制作陣はシャーロックに‘名探偵’の座を捨てさせたかった
> …という死と復活説、あえてのただの人、というのは、シャーロックの立場にならないと 見えなかったです。

そうですよね。「何も変わってない」と思いたがっているのはジョンとメアリの方だったのかな。
お母さん的な役割であるハドスンさんは、最初から見抜いていましたね。


> 本人は、おかんジョンのために セレモニーを良い子で完璧にやり遂げようと必死、
> 「シャーロック、よくぞ、ここまで…」と、ジョンがハグしても、どうしてそうなるのか、ぜんぜん
> 解ってないってあたりが、また…。(艸∧`。。+:。

あの「まだ終わってないよ?」と言いたげに、スピーチ体勢のまま抱きこまれてるところがまんま子どもですよね~!

> あのS3/E2の披露宴会場を背にするシャーロック。
> 気持ちを寄せることは、より孤独な事なのだ と、やっと知ったというか、そういう経験を重ねて
> 人は 大人になるのでしょう〜…って、どこかのフォークソングみたいになっちゃいました。(>_<)

今日は懐メロ大会ですね……
あのラストは個人的に一番辛かったです。選曲とかも含めて、大人になり切れない中年の話だ、SHERLOCKって!


> 取り敢えず、水底を這うような悲劇に見舞われるんですよね? (-_-;)
> (by モファットさん)

も、もういいよモファットさん……!とりあえずスペシャルは能天気な話くれよ!

> これまでのものは、原作から事件集を映像化してきた、ということなんですね。
> 『Sherlock』は、制作陣が 二人の人間ドラマを描く…と、言っている以上、なるほど、こういう
> ことが掘り下げられるのかー と、思いました。(゚-゚*)フムフム…

原作ファンの皆さんは、拾ってほしいエピソードまだまだありますよね!
「最後の挨拶」のようにシャーロックがやぎ髭でジョンがずんぐりしててもいいから、おじいちゃんになるまで続けてほしいです。

Time after time(懐メロ特集中) - れすとら - 2015年10月04日 03:50:32

ナツミ様、みなさま
こんばんは。

『死と再生』テーマでは、ジョンの「死と再生」も第1話で語られているのですよね。
ジョンにもヒーローの条件があったのです。「足をプレゼント」って素敵です。

>「何も変わってない」と思いたがっているのはジョンとメアリの方だったのかな。

シャーロックへの友情が変わるはずはない。けど他にも大事なものができちゃったんですよね〜。S3はジョン目線で見ていなかったのでジョン目線でも見てみたいと思います。

>お母さん的な役割であるハドスンさんは、最初から見抜いていましたね。
あのラストは個人的に一番辛かったです。選曲とかも含めて、大人になり切れない中年の話だ、SHERLOCKって!

冒頭のハドソンさんの解説からもう思い当たるふしがありますぜ…でした。
ずっと披露宴を1人あとにするシーン、シャーロックのコートが気になっていました。イギリスは夜相当寒いらしいですが、でも分厚すぎない?と。あれ、心情の寒さの表現もあるのですね。大人になりきれないと言えば、ジョンも軍隊で過ごしたので普通の人が経験するような人生がこれまでなかったんですよね。

これを書くか迷いますがもう懐かしついでに。はじめて見た時から「ダンスは三人では踊れない」は『日出る処の天子』じゃんと思っていました。不思議な力があるために母に疎まれていた厩戸王子と、兄のような親友(というか政治同盟)蘇我毛人。毛人は結局王子の愛は受け入れず、色々な障害を乗り越え別の女性を妻にする。王子が愛してほしかったのは母と毛人のみで、傷ついた彼はヤケになって身分の低い障がいのある女の子を妃にする。結果、天皇としての器と能力を持つ王子が黄泉路を歩くことになると毛人は悟る。短くまとめたので、雰囲気もへったくれもないのですが、実際は心理描写がすごいです。(シャーロックのことは、そっちの人とは捉えていません、念のため。)

普遍的な人間関係なのだろうと思います。自分がよく理解している物語に引き寄せてドラマを理解しています。王子は子どもの頃から超人で年齢は大人ですがどこか欠けたままの人間です。この作者は欠けたところと引き換えに非凡な才を持っている人物をよく描いています。

シャーロックはというと、ライヘン以前の「傲慢、無礼」ではなくなって、ついでに「唯我独尊シャーロック・ホームズ」でもなくなって、人々が望む「ヒーロー・シャーロック・ホームズ」の役を演じることを受け入れる。シリーズ最後に死の道へ踏み出し、ジョンの「相棒」ポジションを別の人物に奪われたことから自分が退場しても別の誰かがヒーローの役につくと言う。ダメ押しのように、「俺が跡を継ぐんだ」というウィギンズを登場させています。

「相棒」といえば『エレメンタリー』S3でも対のように新相棒が登場しています。同じ作者の『アラベスク』か〜と。こちらはバレエ漫画で師匠がベストパートナーの弟子1号と離れられなくなることを恐れ新しい弟子を連れて来るエピソードがありました(弟子はどちらも女の子です)。
モリーとの相棒実験も切なくてすきです。
人生のパートナーと仕事のパートナーとそれぞれいて普通だよ、シャーロック。
でも正典からずっとホームズとワトソンは唯一無二のパートナーであることを望むのかなあ。
グラナダ版はワトソンは結婚せず221Bにいたので理想だったのかも。

メアリーに撃たれ重傷を負ったことに得心がいかなかったのですが、ここも篠田先生がおっしゃるように『死と再生』の繰り返しだったのですね。
「水底を這うような」というのは、これまで出て来ていない要素では愛する人の死でしょうか。

Marriage Changes Everything(シンディ・ローパーつながり) - ナツミ - 2015年10月04日 16:19:59

れすとら様、

> 『死と再生』テーマでは、ジョンの「死と再生」も第1話で語られているのですよね。
> ジョンにもヒーローの条件があったのです。「足をプレゼント」って素敵です。

ハイジとクララ、と前は思ってたんですけど、今思うと、魔女がシャーロックでメアリが王子様の人魚姫だったかもしれません……どっちにいっても三途の川のマーメイド……


> シャーロックへの友情が変わるはずはない。けど他にも大事なものができちゃったんですよね〜。S3はジョン目線で見ていなかったのでジョン目線でも見てみたいと思います。

ジョンとメアリのお子さん、ですよね。水の底を這う展開って、お子さんを喪う展開になるのかなあ……それは辛いわ…正月から辛すぎるわ…(次も正月公開と決まったわけではないですが)

> ずっと披露宴を1人あとにするシーン、シャーロックのコートが気になっていました。イギリスは夜相当寒いらしいですが、でも分厚すぎない?と。あれ、心情の寒さの表現もあるのですね。

シャーロックのコートって、何種類かあるんでしょうか?夏バージョンと冬バージョンで生地が違ったりする?
心情の寒さの表現、なるほどと思いました。
いつもの恰好に戻る、というのもあるかもしれませんね。探偵・シャーロックに戻って一人で歩き出す。

「日出る処の天子」ご紹介ありがとうございました。
例によって漫画に疎く、山岸先生の作品は「テレプシコーラ」と短編しか読んでいないのですが、

> 欠けたところと引き換えに非凡な才を持っている人物

はなんとなくわかる気がします。完璧に見えた千花ちゃんも、欠けていたからこそああなってしまったのかな……

> シャーロックはというと、ライヘン以前の「傲慢、無礼」ではなくなって、ついでに「唯我独尊シャーロック・ホームズ」でもなくなって、人々が望む「ヒーロー・シャーロック・ホームズ」の役を演じることを受け入れる。シリーズ最後に死の道へ踏み出し、ジョンの「相棒」ポジションを別の人物に奪われたことから自分が退場しても別の誰かがヒーローの役につくと言う。ダメ押しのように、「俺が跡を継ぐんだ」というウィギンズを登場させています。

世代交代の予兆としてウィギンズを登場させているんですね。
だとすると、ジムが「帰ってきた」のって、シャーロックにとっては福音なんですね。
犯人が別の誰かだとしても、ジムの顔を使うことで、首の皮一枚のとこで、時代を巻き戻すことができた。
えらいぞジム!すごいぞジム!あんたのシャーロックへの愛情、私は信じてたよジム!ローラにはかなわないけど!
>
> 「相棒」といえば『エレメンタリー』S3でも対のように新相棒が登場しています。同じ作者の『アラベスク』か〜と。こちらはバレエ漫画で師匠がベストパートナーの弟子1号と離れられなくなることを恐れ新しい弟子を連れて来るエピソードがありました(弟子はどちらも女の子です)。
> モリーとの相棒実験も切なくてすきです。

シリーズが長くなってくるとありますよね、相棒交代。

> でも正典からずっとホームズとワトソンは唯一無二のパートナーであることを望むのかなあ。

やっぱり、読者としては「永遠」を求めちゃうんですよね。普通の人生ではなかなかかなわないからこそ。

ハイスクール…じゃなくて結婚式場はダンステリア(ヘンな邦題の時代の人です) - billylab - 2015年10月04日 19:09:11

ナツミさん
れすとらさん

まず
> とりあえずスペシャルは能天気な話くれよ!
…に、ウケて しまいました。(* ̄m ̄)プッ
シリーズの傾向、どうも真ん中のE2がお気楽モードになる気がして、『バスカビル』などは
わりと楽しんで見られますネ。
それなのに、先日のシャーロック・イベント『ゲイティスとシャーロックの女たち』で、
(すみません、正式名称、違ったと思います(汗)
 あ、『ラジオタイムズ・フェスティバル〜「シャーロック」の女性達〜』でしたーm(。。;)m)
「スペシャルはなぜヴィクトリアンなのか?意味はあるし、S3にもつながる」という発言が
出たのには、不安を煽られます。。。(>_<)

 そうか…れすとらさんは 最初からジョン目線ではなく、シャーロック目線で ご覧だった
のですね。
それで 「(周りが言うほど(?))悪くはない、S3面白かったですよ」という意味合いの
ブログ記事だったのですねー。
…そしてそして なるほど、『日出処の天子』ですかー。
またしても コミックスぽい処のシャーロック、出ましたねー。
あ、自分も ずっと、S1イタリアン・レストランのくだりから、シャーロックとジョンは
走るクララとありがとうハイジ、と、思ってました。
しかし メアリが登場することは決まっている…ということは、「すごく頭の良い人が
 親友に現実的な選択をされて、ぼっちになってしまう」
…という定説通りになるいうわけですね。
いやむしろ、『日出処の天子』までも ホームズ&ワトソン・システムのひとつだったとは…! と、
驚いています。
(ちなみに 自分は、
 「これは厩戸皇子が相当に痛い話で、その相方の毛人ばかりが良い思いをする、という筋書き
   なのですが…」と、もっとひどい紹介を 過去にしていました。(T▽T))
厩戸皇子は ご存じ聖徳太子なので ほとんどエスパー状態に描かれていますが、たしかに
「こんなことくらい、集中すれば誰でも出来るのに…」と、話中で言っていました。
そういう性格は、「わからない?マジで?」と 現場で あきれるシャーロックに似ているかも。
毛人の方は 普通の人なので、皇子といると 「幻解!超常ファイル」な目に遭いますネ。

 以前 やっていたサロンの恩師で鍼灸治療もやる鬼トレーナーの人が、このテの変人さん解説を
してくれたのですが…。
人は、からだ(身体)・こころ(知性)・精神(西洋ではこっちがメンタルのようです)の3つのバランスが
取れて 健康になると言われますが、
天才的な人は どれか1つが突出するので、他の部分が引っ張られてへこみ、正三角形が崩れ、
なにかが欠けた人=変人になるんですよ…と、言ってました。
(そのご当人も けっこう 変わった人でしたが…。(^^;)
 こちらの恩師の恩師が他界してから 急に霊感が鋭くなったとかで、話してくれる
 内容が、けっこう 『日出処の天子』と 同じで、「へー」と、思いました)
シャーロックは知性が出っ張って、メンタルがへこんだ変人だったんでしょうねー。

Boys Just Want to Have Fun - ナツミ - 2015年10月04日 23:08:28

billylab様

> シリーズの傾向、どうも真ん中のE2がお気楽モードになる気がして、『バスカビル』などは
> わりと楽しんで見られますネ。

本当ですよね。それなのにその2話がシャーロックにとって一番ダメージ大きいとは……

> それなのに、先日のシャーロック・イベント『ゲイティスとシャーロックの女たち』で、
> (すみません、正式名称、違ったと思います(汗)
>  あ、『ラジオタイムズ・フェスティバル〜「シャーロック」の女性達〜』でしたーm(。。;)m)

そんなイベントもあったのですね!
番外編じゃなくて、ちゃんとつながってるのか!

すみません、またしても少女漫画話についていけてない私ですが

> 人は、からだ(身体)・こころ(知性)・精神(西洋ではこっちがメンタルのようです)の3つのバランスが
> 取れて 健康になると言われますが、
> 天才的な人は どれか1つが突出するので、他の部分が引っ張られてへこみ、正三角形が崩れ、
> なにかが欠けた人=変人になるんですよ…と、言ってました。

これはなるほど~、と思いました。完璧な正三角形の人なんていないのかもしれないですが、あまりにどれかが突出していても苦労するんでしょうね。

シャーロックのメンタルが弱い、と思ったことはないですが、変わったかたちであることは確かで、そこにジョンのかたちがぴったりはまったのかもしれません。でもきっと、そのかたちも変わっていくのでしょうね。

Boys "R" good enough - れすとら - 2015年10月05日 02:01:27

ナツミ様
billylab様

>ハイジとクララ、と前は思ってたんですけど、今思うと、魔女がシャーロックでメアリが王子様の人魚姫だったかもしれません……どっちにいっても三途の川のマーメイド……

S1が「ハイジとクララ」、「人魚姫」説、どちらも興味深いです。
しかも男女逆転人魚姫ですか!!

>シャーロックのコートって、何種類かあるんでしょうか?夏バージョンと冬バージョンで生地が違ったりする?
心情の寒さの表現、なるほどと思いました。
いつもの恰好に戻る、というのもあるかもしれませんね。探偵・シャーロックに戻って一人で歩き出す。

夏バージョン!謎が解けました。武装・名探偵ですね。
「今までも一人だったんだし大丈夫…(> <) にーちゃんや、ハドソンさんが言いたかったのはこの感じだったんだな」(妄想シャーロック心の声)


『テレプシコーラ』の空美ちゃんのキャラ、山岸先生の真骨頂って感じでした。


>厩戸皇子は ご存じ聖徳太子なので ほとんどエスパー状態に描かれていますが、たしかに
「こんなことくらい、集中すれば誰でも出来るのに…」と、話中で言っていました。
そういう性格は、「わからない?マジで?」と 現場で あきれるシャーロックに似ているかも。
毛人の方は 普通の人なので、皇子といると 「幻解!超常ファイル」な目に遭いますネ。

毛人が「幻解!超常ファイル」!( ̄m ̄)毛人の超常事件簿だ。
天才からすれば、そこにあるのに誰も見ようとしないことを見ているからといって怪物のように見られるのはたまらないと言っていました。天才=怪物もホームズしかりアラン・チューリングしかりベネさんが演じている役によくあります。

>「これは厩戸皇子が相当に痛い話で、その相方の毛人ばかりが良い思いをする、という筋書きなのですが…」と、もっとひどい紹介を 過去にしていました。(T▽T))
>『日出処の天子』までも ホームズ&ワトソン・システム

そういう見方も新鮮でおもしろいですよ。
毛人はジョンタイプで、裏がない、とりあえず受け入れる人で
変な人ばかりの中、彼はいい人過ぎて周りを泥沼に巻き込んだのかもと大人になった今では思います。もっと早くギブアップしていたら話は変わっていたかも。
ホームズ&ワトソン・システムって万能ですね。
昔の小説は男同士の友情・パートナーシップって屈託がないと思い込んでいたのに、原作にはこの「置いて行かれる感」までも描かれていたのですね〜。みなさん、ずっと前からそういうふうに読まれていたの?

『日出処』では、元は1つの球体だったものが2つに分かれてこの世に生まれた説が出てきます。西洋哲学の考え方かな〜。ナツミさんがおっしゃる「いびつな三角形もパズルのように奇跡的にハマるピースがある」、こちらの方が現代のドラマにはなじむような気がします。

原作のホームズの引退が40代だったように思うのですが、「意外に早いな」という印象でした。

シンディ・ローパー特集できましたが、ビートルズの「Two of us」もはまりますね。

HEY NOW - れすとら - 2015年10月05日 02:43:30

ナツミ様

1つ書くのを忘れました。

>犯人が別の誰かだとしても、ジムの顔を使うことで、首の皮一枚のとこで、時代を巻き戻すことができた。
えらいぞジム!すごいぞジム!あんたのシャーロックへの愛情、私は信じてたよジム!ローラにはかなわないけど!

ローラ!(懐メロ特集ヒデキです)
じぇじぇじぇ「見つけて壊そう」ですね。逆回転!
でも時代を、戻すことができるのでしょうか…

S3はジョンの目線でみるか、シャーロックの目線でみるか、で
かなり違うようですが
ナツミさんがよく触れられている原作『白面の兵士』は
ホームズが書いた設定ですね。

それが君の永遠(とわ)の仲間さ~♪ - ak - 2015年10月10日 20:38:21

ナツミ様

こんにちは。

>こ、これは一番大胆な説かも!
とりあえず探偵の看板は下ろしてしまう、ということですよね?

とりあえず下ろして、気が向いたらまたかけるというスタイルで。
その間はライヘンバッハ後同様行方不明で、でも皆まだ戻って来ると信じている。でもこれだとヒーロー的で、シャーロックはアンチヒロイズムを目指しているようだから、その辺どうなりますかね?

>「相棒」の右京さんシステムだ……!

時々1人になって、違う相手が来て、何となく馴染めそうでもあり馴染めなさそうでもあり、気が付けば行動を共にしている。
ちなみに『相棒』の最強システムは杉下-伊丹コンビだと思っています(笑)。

>『八重の桜』未見で申し訳ありません。

どうぞお気になさらず。
正確にいえばバディ関係プラスアルファ(主人公)ですが。

>原作の二人は、まったく違った外見になっていても中身は変わっていませんでしたが、絆が壊れそうになる、という展開もドラマチックでいいですね。

人間ドラマとして展開するのであれば、その辺が詳しく描かれるという展開はありでしょうね。あるいはシャーロックが珍しく?女性に手を出して、それで騒ぎになってしまって、ジョンが「何で俺がこんなことするんだよ…」とぼやきつつ、でも結局は一緒に後始末をしてあげるとか。

>そうですね。腹話術のお人形などに比べると、だいぶ華奢な印象です。
小学校一年生くらいの子なら両手で抱えて運べる、くらいかな?

先日井上文太氏のツイートに、バイオリンと一緒に写っている画像が添付されていたのですが、ちょうど胴の部分と同じくらいのようですね。

>目はテレビで見るより薄い空色、という感じでとても綺麗でしたよ~。真夏ではなく春の空ですね。優しさあふれる色彩です。
テレビで見るとまるで俳優さんのように思えますが、お人形さん独特の愛らしさがあります。

ホームズの髪の水色はクールですが、ワトソンの目のブルーは優しい。同じブルーでも個性がありますね。

>機会があればぜひ会いに行ってあげてください!

はい!

>す、すごい。国民的スポーツとはそういうものなのですね。比喩でなく、国民の期待を背負っちゃってる……
先日の日本の活躍に職場は小さく盛り上がりましたが、選手たちの頑張りを思うと、日本でももっと注目されてもいいよなあと思いました。

小学生が歴代の総理大臣の名前を知らずとも、歴代のオールブラックスのキャプテンの名前なら知っている、そういう国ですからね。ラグビーのルールのややこしさが、ファンが増えない一因ともいわれていますが、私の経験からすれば、習うより慣れろで、とにかくBSなどで試合を数多く見るのが一番いいですね。

ある方に勧められて、『応天の門』をアマゾンに注文しました。
平安版ホムワトの世界です、楽しみです♪

グーニーズ大好きでした! - ナツミ - 2015年10月11日 07:04:34

れすとら様

れすとら様のブログの「シャーロック視点とジョン視点の比較」、とても興味深かったです!
視点を変えて見ると色々なことに気づきますね。

>昔の小説は男同士の友情・パートナーシップって屈託がないと思い込んでいたのに、原作にはこの「置いて行かれる感」までも描かれていたのですね〜。みなさん、ずっと前からそういうふうに読まれていたの?

私は変に感情移入して読んでしまうタイプで、結構小学生の頃から「ホームズ本当は寂しいんだろうな……」とか登場人物の感情に「自分」を割り込ませて邪推するところがありました。
漫画なんか読んでいても、適当な顔に描かれている、ストーリー上特に重要ではない人の感情とか気になっちゃいます。
特に、ヒーローやヒロインの引き立て役として描かれているキャラが何を考えているのか、気になります。
叔父がいたので小さい頃からあだち充の漫画なんかよく読んでたんですが、若松みゆきの友達が「ヤッコ」だったのを覚えている人はそう多くないと思う!


脱線しましたが、私のように人間関係に偏った読み方をする人もいれば、謎解きを重視する人も、物語全体のバランスを見る人もいて色々なのでしょうね。色々な見方ができるからこそ、長く読まれているのではないでしょうか。

>『日出処』では、元は1つの球体だったものが2つに分かれてこの世に生まれた説が出てきます。西洋哲学の考え方かな〜。

何かで読んだことがある!と思ったらわたしは「うえぽん」でした!


> じぇじぇじぇ「見つけて壊そう」ですね。逆回転!
> でも時代を、戻すことができるのでしょうか…

できないんですよね。新しく始めるしかない。
「最高の日々」が終わってしまったという自覚があっても、また始めるしかない。
原作がそうであったように、最後には笑って話す二人であって欲しいなあ。

勇気を出して振り返ってごらん~♪ - ナツミ - 2015年10月11日 07:25:20

ナツミ様

> とりあえず下ろして、気が向いたらまたかけるというスタイルで。
> その間はライヘンバッハ後同様行方不明で、でも皆まだ戻って来ると信じている。でもこれだとヒーロー的で、シャーロックはアンチヒロイズムを目指しているようだから、その辺どうなりますかね?

表向きは養蜂かな……だとするとモファットさんの「ジャニーンと結婚するよ説」につながりますね。
いや、いちいち立証するほどの説でもないんでしょうが、どうせあれでしょ、ファンが踊らされてるとこ見たいんでしょ!
じゃあ踊ってやろうじゃないの!(モファットさんに半ギレ)


> ちなみに『相棒』の最強システムは杉下-伊丹コンビだと思っています(笑)。

未だに薫ちゃんが忘れられない派の私を、ak様の一言が癒した……!
そうですよ!イタミンがいるじゃないですか!イタミンはいつでも右京さんをそっと見守ってくれてる!

> >『八重の桜』未見で申し訳ありません。

> 人間ドラマとして展開するのであれば、その辺が詳しく描かれるという展開はありでしょうね。あるいはシャーロックが珍しく?女性に手を出して、それで騒ぎになってしまって、ジョンが「何で俺がこんなことするんだよ…」とぼやきつつ、でも結局は一緒に後始末をしてあげるとか。

原作からきたのでシャーロックが探偵やめるとか女性に手を出すとかって、テディベアがしゃべりだすレベルの超展開に思えてたんですが、なんかもう孫を見守る祖母のような気持ちになってきました。元気でいるならそれでいい……


> ある方に勧められて、『応天の門』をアマゾンに注文しました。
> 平安版ホムワトの世界です、楽しみです♪

面白そうですね!ご感想をブログにアップされるのを楽しみにしております。


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