最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
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スペシャルの元ネタを予想する

夏真っ盛りですね。今年も暑いです。
いい加減にS3元ネタ探しの一周目を終えなければ、と思いつつ、ちょろちょろ小出しに流れてくるクリスマススペシャル※の内容も気になる今日この頃。先日のThe independent紙ニュースサイトにも記事が載ってました。

Moffat shared a first look at the new episode in Comic Con last month, telling the audience that making it was "unbelievably thrilling".
先月のコミコンで、モファットは「信じられないほどスリリングな」新作の一部を初公開した。
"The main difference I would say, the only temperature change moving it to Victorian from Modern is ghost stories work better in the Victorian setting," he said.
「(通常版との)違いは、舞台が現代から幽霊譚が映えるヴィクトリア朝に移った、その温度差くらいかな。」と彼は語る。
"Doyle stories that are scary chillers we haven't done much. Victorian era gives us a chance to do a creepy one; a scary one."
「原作から、血も凍るような話はあまり取り上げてこなかった。ヴィクトリア朝ものは、不気味で怖い話をやるチャンスです。」


(※モファットさんは『クリスマスとは一言も言ってない。クリスマス……くらい?だ』というようなことをおっしゃっているようですが、ここでは希望的観測のもとにクリスマスということにしときます。大きく違ってしまったら後ほど修正しますね)

こちらはEntertainment WEEKLY誌

“Ghost stories work better in a Victorian setting,” Moffat teased.
Update: We’re told Moffat meant by this that the story is spooky, but does not involve ghosts per se.
(幽霊は出てくるのか、という質問に答えて)「幽霊譚をやるならヴィクトリア朝が舞台のほうがいいね」モファットはとぼけてみせた。
※これは「不気味な話ではあるものの、幽霊そのものは出てこない」という意味だそうだ。



「シャーロック・クロニクル」で発表されている第4シリーズのキーワードが"Ghosts"ですが、本物の幽霊というよりは、死んだはずのジムの復活を示唆しているのかしら。ほかにも「死んだはず」のキャラクターはいるので、まだまだ読めませんね。

とにかく、スペシャルは時代劇だからこそムードが出せるような怪奇譚らしい。コメント欄でさまざまなご教示を下さっている小説家の篠田真由美先生のブログ、「さて、怪奇趣味というのはどの作品を指すのか。皆さん予測してみませんか。」とあったので、私も予想してみたいと思います!("The Blind Banker"や"The Great Game"のように、メインとなる原作が一つじゃない可能性もあるんですが、まあ一つでも当たればいいやということで!)

他にもあったらご指摘いただくとして、今のところ分かっているヒントを整理すると

・今までで一番(?)スリリング
・不気味な話
・幽霊は出てこない


幽霊はともかく、スリリングで不気味な原作エピソード、となるとかなり多いなあ。
クリスマス、またはそれまでに放映という保証もないようなので、噂されていた『青いガーネット』路線もちょっと怪しくなってきました(1月に放映された"A Scandal in Belgravia""His Last Vow"にもクリスマスの場面はあったので、まだ可能性はありますけれど)。

そこで、個人的に『これは不気味だ』と思う原作エピソードを列挙してみます。(カッコ内は私の独断と偏見による『不気味ポイント』です。ネタバレにご注意ください!)
「緋色の研究」「バスカヴィル家の犬」のように、すでにメイン元ネタ(?)として取り上げられている話は除外しました。「花婿失踪事件」のように重複して元ネタになる作品もあるので、タイトルやメイントリックに使われていない作品は入れてます。

マスグレーヴ家の儀式(お屋敷や古文書の醸し出す不気味さ。19世紀設定の方が映えそう。)
オレンジの種五つ(個人的にはこの話が一番不気味だと思っていますが、実在する団体への配慮が必要ですね……)
ぶな屋敷 (田舎の孤立した世帯ならではの犯罪。ホームズはその閉鎖性を不気味に思っているようなので)
ボール箱(バラバラ殺人)
技師の親指(これも親指が切断されますが、不気味と言うより工場のスチームパンク的な魅力に期待かな)
ウィステリア荘(儀式が不気味ですが、今となっては差別的な描写になってしまうのかしら)
覆面の下宿人(視覚的なインパクト)
サセックスの吸血鬼(これが一番『怪奇譚』らしい気がする)
這う男(これもビジュアルがえぐい!)

番外:「まだらの紐」(これは現代版では無理があるせいか、本編ではちょこっと、あとはジョンのブログで語られただけでしたが、今回の設定ならできるのでは!不気味度は満点ですし!)

思いつくままに挙げてみましたが、正直まったく予想がつきません。
現時点で無理やり選ぶなら、「ボール箱」かしら。

「ボール箱」は原作では真夏のお話ですが、グラナダ版ではクリスマスの話。
最後に撮影されたエピソードで、ジェレミー・ブレットの遺作でもあります。オープニングでのオマージュっぷりから、制作陣はこのスペシャルを単なる企画ものでなく、過去の名作を「受け継ぐ」意志を表明する一作に育てたいのかもしれないなあ、と想像しました。
このお話の最後に出てくるホームズの台詞も、未来に目を向け、それを憂えているんですよね。

「これは何を意味するんだ、ワトスン君?」ホームズはその供述書を下において、おごそかに言った。
「この苦難と暴行と不安の循環は何の役をはたすのだ?何かの目的がなければならない。さもなくばこの世は偶然によって支配されることになる。そんなことは考えられない。では何の目的があるというのか?これは永遠の問題としてのこされる。人知のおよぶところではない」



ホームズの問いかけに対する、未来からの回答として「現代版ホームズ」の存在があるとしたら、ジェレミーホームズも嬉しいかなあ、と。
すみません、お盆だからなのか暑さのせいなのか、自分でも何言ってるんだかよくわかりません。

篠田先生は「這う男」を推していらっしゃいますね。
皆さまはどう思われるでしょうか。

ちなみに舞台のヴィクトリア朝に合わせてシャーロックは紳士らしく、ジョンはお堅い感じに、とちょっとずつ社会に適合したキャラクターになっているようですが、基本的に彼らはいつもと変わらないらしいです。
上の方でもリンクしたAP NEWSによれば、ベネディクト・カンバーバッチはこの「ヴィクトリアン・シャーロック」がお気に入りで、毎シーズンやろうよ!と言っているみたい。オールバックのカンバーバッチが大好きな私としては、もう土下座してお願いしたいです。

(原作のタイトルと本文引用は延原謙訳。
ニュース記事は拙訳です。ちょっと難しく感じたので、間違いがあったらどうかご教示ください。)
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この記事へのコメント

『瀕死の探偵』もある意味怖いかと - ak - 2015年08月16日 12:32:00

ナツミ様

こんにちは、こちらにも。

ビジュアルがグロテスクなもの、怪しげな儀式ものなどは、やはりホームズ正典にはかなりあると思われますが、私としてはここは『瀕死の探偵』もありかと思います。
(確かまだ、このシリーズの原作としては登場していなかったような気もします)
しかもただ原作をなぞるのではなく、むしろ本来のおどろおどろしさは、ホームズを狙う一味との、暗闇での掛け合いに隠されている可能性もありますね。
『這う男』は、私としてはパペット版での「まだらの紐の冒険」の、ロイロット先生のイメージがちらついてしまいますが、あれも実写であれば結構怖いでしょうね。

それといつもコメの際、下の方にスペースが出来てしまっていてすみません。今回は大丈夫だろうとは思いますが…それではまた。

- midori - 2015年08月16日 22:38:04

こんばんは(^ ^)
こちらは異常な暑さはひと段落したみたいです。
さて、元ネタ予想…現代劇では使えないゴースト系…ならば『白面の兵士』や『黄色い顔』はどうでしょう? 差別的過ぎるかな?『黄色い顔』は軽く手を入れたらドノバンの出番が作れそうですけど。
もちろん『瀕死の探偵』で『牡蠣が増える〜〜恐ろし〜〜』と顔を覆うカンバーバッチや『ワトソン!隠れるんだ!』と急かされて隙間にぴったり収まるマーティンも観たいです! それにしても毎シーズンおまけのエピとしてヴィクトリアン・ホームズが付いたら……( ̄▽ ̄)あぁ広がる妄想。

ところでOcicat さんもオススメの『刑事フォイル』。私もオススメします!
CATVでファイナルシーズンに向けて放送中なのですが、ミステリーとしても楽しめるし、何より背景に描かれる二次大戦下のイギリスの皆さんの暮らしぶりがとても興味深いのです。BSPで番宣も流れるようになりました。かなり楽しみにしてます。

では、暑い夏です、皆様ご自愛ください。

ナイッ・シャツ!ナイッ・シャツ!(V8!風に) - ナツミ - 2015年08月16日 22:56:43

ak様

参戦ありがとうございます!
(タイトルで大興奮している理由については、みっちょん様のサイトを参照なさってください。
http://homepage2.nifty.com/shworld/scrapbook/pajamas/pajamas.html
わたしはナイトシャツ派です~~~!!検証じゃなく好みですが……)
> ビジュアルがグロテスクなもの、怪しげな儀式ものなどは、やはりホームズ正典にはかなりあると思われますが、私としてはここは『瀕死の探偵』もありかと思います。(確かまだ、このシリーズの原作としては登場していなかったような気もします)

『瀕死の探偵』はまだですよね。(うっそぴょ~ん、みたいなことはいっぱいやってるけど、それはホームズも同じだし)
ほぼ一幕ものなので、画面はそんなに不気味ではないかと思ったのですが、確かに演出によっては不気味になりそうです。
そういう意味では、リストはまだまだ増えそうですね。「ノーウッドの建築士」なんかも、原作よりグラナダ版の方がだいぶ不気味でした。

> 『這う男』は、私としてはパペット版での「まだらの紐の冒険」の、ロイロット先生のイメージがちらついてしまいますが、あれも実写であれば結構怖いでしょうね。

あれ、シャーマンにしてみたら色んな意味で怖いですよ……
でもロイロット先生は素敵でした。パペット版の、安易に悪者を作らないところがすごくいいな、と思います。
学園ものって、先生たちがすごく平坦に描かれがちなんですが、子どもが色々考えているなら、大人だってそうなわけで。
子ども目線で大人たちが魅力的な作品や、教師目線で生徒たちが魅力的な作品は、それだけでおおっ、と思わされます。

> それといつもコメの際、下の方にスペースが出来てしまっていてすみません。今回は大丈夫だろうとは思いますが…それではまた。

それ、私もやっちゃうんです!コメント欄にもともとスペースが入ってて、最後に自分で詰めない限りはそうなっちゃうみたいですね。次のコメントとなるべく間が空いていたほうが見やすい、ということなんでしょうか。どうかお気になさらず。

ドノバンにも出てほしい! - ナツミ - 2015年08月16日 23:18:50

midori様も、参戦ありがとうございます。
こちらも、エアコンなしで過ごせる時間が増えました。ちょっと前まで、本気で生命維持装置扱いでした。

> さて、元ネタ予想…現代劇では使えないゴースト系…ならば『白面の兵士』や『黄色い顔』はどうでしょう? 差別的過ぎるかな?『黄色い顔』は軽く手を入れたらドノバンの出番が作れそうですけど。

窓から覗く系ですね。ドノバンの出番があるというのは、いいですね!こっちはシャーロックと仲良しだったりしたら、ちょっと萌える。

> もちろん『瀕死の探偵』で『牡蠣が増える〜〜恐ろし〜〜』と顔を覆うカンバーバッチや『ワトソン!隠れるんだ!』と急かされて隙間にぴったり収まるマーティンも観たいです! それにしても毎シーズンおまけのエピとしてヴィクトリアン・ホームズが付いたら……( ̄▽ ̄)あぁ広がる妄想。

ベネディクト、牡蠣の話似合うわ……マーティンは、なんかすごく隠れるの上手そうですね。この二人には『赤い輪』の民家の廊下に隠れる場面もぜひいつかやって欲しい。絶対可愛い。

> ところでOcicat さんもオススメの『刑事フォイル』。私もオススメします!
> CATVでファイナルシーズンに向けて放送中なのですが、ミステリーとしても楽しめるし、何より背景に描かれる二次大戦下のイギリスの皆さんの暮らしぶりがとても興味深いのです。BSPで番宣も流れるようになりました。かなり楽しみにしてます。

midoriさんはもうだいぶ先までごらんになっているのですね。
私もBSPのCMを目にしましたが、現代は"Foyle's War"なんですね。戦時下のお話と言うのが大事なポイントなのでしょうね。
『ダウントン・アビー』が終わって英国ドラマの空気が恋しかったので、楽しみです。
まだまだ残暑もあると思いますので、midoriさんもどうぞご自愛ください。

真冬の怪奇譚 - billylab - 2015年08月18日 11:52:28

『マスグレーヴ家の儀式』
『オレンジの種五つ』
『ぶな屋敷』
『ボール箱』
『技師の親指』
『ウィステリア荘』
『覆面の下宿人』
『サセックスの吸血鬼』
『這う男』
そして『瀕死の探偵』
…ですか〜。

自分は 単純に、『恐怖の谷』なんだと思ってました。(^^;)
理由はないのですが。
恐縮ながら、わたしの情報ソースはグラナダ版で、原作は まばらにしか 読んでいないために、
みなさまのようにうまい推論が立てられないのですが。(>_<)
唯一、『恐怖の谷』は グラナダで映像化されなかったので、モファティス的に ヴィクトリアンで
やるのに 抵抗がなかったのかもなぁ と、思ってました。

でも、『瀕死の探偵』の「牡蠣が増えてゆく〜」。(^m^)
カンバーバッチ氏版、見たいですね〜。あの長くて白くてぷっくりしている感じ、「僕は牡蠣の化身だよ」と言われても、信じそうです。
グラナダでは、ジェレミー・ブレッド氏が 手をこわばらせて 「牡蠣 むにゃむにゃ」と
やっていた時、自分の脳内に、どうしても 『不思議の国のアリス』の牡蠣たちが浮かんでしまって
(しかも ディズニー版)
なんか カワイイ…と、思ってしまってました。す、すみません…。

やはり一度は言ってほしい - ナツミ - 2015年08月19日 06:39:18

billylab様

『恐怖の谷』好きです。後半部のキャスティングも楽しみですね。
まじめな話、これをちゃんと映像化したものが観たいです。延原先生のあとがきにある、英語と米語の違いを体感したい!

『SHERLOCK』に関して言えば、今度のスペシャルも今までみたいに数作品の要素を複合するかな、と考えると(バスカヴィル+悪魔の足、みたいに)『恐怖の谷』の要素が既にひとつ使われちゃってるんですよね。
でもメイントリックはまだだし、何より出張ものなのがいいですね~。せっかくのヴィクトリアン設定なので、ロンドンもいいけど、汽車や邸宅も見せてほしい。
『きみは気ちがいか馬鹿か、正気を失った男と一緒の部屋に眠るのはいやかい(原文ママ)』というセリフが若干生々しいのが不安要素でしょうか……

一度は聞きたい牡蠣ゼリフ……現代版だとなんか環境問題につなげられそうで気軽に言わせられませんが、今回の設定ならいけますね。
ディズニー版『不思議の国のアリス』の赤ちゃん牡蠣たちは確かにかわいかった!殻の部分がボンネットみたいになってるんですよね。
記憶が曖昧だったので検索して確かめようとしたら、候補に『アリス 牡蠣 トラウマ』と出てきたので、そうか、牡蠣は悪夢要員なんだな……と、自分の中で初めて『瀕死の探偵』とつながりました。

牡蠣とナイトシャツ - ak - 2015年08月21日 21:08:31

ナツミ様

こんばんは。

他の方もコメされていますが、確かに『瀕死の探偵』の牡蠣ネタ、結構怖そうで同時に面白そうですね。結構これ、舞台とかラジオドラマにしてもいけるかもしれません。あとこの作品は、ハドソン夫人が絡んでいますので、その辺りをどう持ってくるかも見せ場かもしれません。実はこれを初めて読んだ時、これはひょっとして、ハドソン夫人とホームズがぐるになっているのでは…と疑ってしまったことがありますので^^;現代版なら病気ではなく、バイオテロに遭ったという設定でもよさそうです。

それとナイトシャツ関連のページ、ありがとうございます!
私としては
ナイトシャツ-イギリス的、19世紀的
パジャマ-アメリカ的、20世紀的
という雰囲気がどうしてもあるので。しかしイエーガーのパジャマとは流石イギリスですが。実はどの回だったかちょっと度忘れしたのですが、グラナダ版で、ハドソン夫人に起こされたナイトシャツ姿のホームズが、暖炉の火を火かき棒でかき回しているようなシーンがあったと思います。それ以来、ナイトシャツのイメージが焼き付いてしまっています。
ちょっと尾籠な話ですが、元々欧米の男性は20世紀になるまで下ばきをつけず、従ってシャツの丈が長かったから、ああいうナイトシャツができたのでしょうね。このナイトシャツは、ディズニーアニメの『ピーター・パン』の、ウェンディの弟のジョンや、『メアリー・ポピンズ』のマイケルも着ていますから、子供たちの間でもポピュラーな寝巻だったのでしょう。パペット版「愉快な四人組の冒険」でも、アーサー・モースタンが、部屋に侵入してきたジョニーに殴られるシーンで、ナイツシャツを着ていますね。そしてナイトシャツではないけど、ワトソンのあの毛布ともケープともつかない服は何なのだろう…「メモリアルブック」には、ナイトウエアとありましたが。

パペット版についてもう少し。ナツミさんご指摘のように、あの作品では、確かに大人と子供(というか少年)が双方向的なところはありますね。実は『瀕死の探偵』、パペット版でやってみたらどうなのかなと考えたことはあります。ホームズが気分が悪いのに保健室に行かず、アドラー先生が221Bにやって来たが、実はホームズの目論見はそこにあったとかいう設定で。

それからmidoriさんもご推薦の『刑事フォイル』、楽しみです。
そしてbillylabさんご推薦の『恐怖の谷』、パペットではダグラス邸の殺人事件中心でしたが、この作品もかなり示唆に富んだ部分がありますので、色んな作品向けにアレンジできそうですね。

残暑のせいで妄想過多です - ナツミ - 2015年08月23日 19:45:07

ak様

ほぼ会話だけで話が進んでいくので、舞台やラジオドラマいけそうですね!
スペシャルの元ネタとして考えるなら、221Bでこのお話が進行している一方で、ジョンが外を飛び回っているのもありかも!あとこの作品は、ハドソン夫人が絡んでいますので、その辺りをどう持ってくるかも見せ場かもしれません。実はこれを初めて読んだ時、これはひょっとして、ハドソン夫人とホームズがぐるになっているのでは…と疑ってしまったことがありますので^^;

現代版なら病気ではなく、バイオテロに遭ったという設定でもよさそうです。

それは面白い!話が一気に大規模になり、ますますボンドっぽいですね。
ak様は「クルード」の話題にも一番に反応してくださいましたが、実はあの時「パンデミック」というゲームもやったんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF_(%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)
シャーロックやマイクロフトの大好きなボードゲームになぞらえて進行していく話とか、面白そうですよね。
医師・ジョンも大活躍だ!(なぜか医者以外の、物理攻撃的なスキルで活躍してる姿しか浮かばないんですが……)

>グラナダ版で、ハドソン夫人に起こされたナイトシャツ姿のホームズが、暖炉の火を火かき棒でかき回しているようなシーンがあったと思います。それ以来、ナイトシャツのイメージが焼き付いてしまっています。

「青い紅玉」だったかな……?何度見ても嬉しいシーンなので、ちょっと見直してきます。
ノーパンといえばS2E1のシャーロックなんですけど、あれはオマージュと言い張れないこともないのか……(言い張れないよ!)

> そしてナイトシャツではないけど、ワトソンのあの毛布ともケープともつかない服は何なのだろう…「メモリアルブック」には、ナイトウエアとありましたが。

私は「寒いから寝間着の上から毛布を巻きつけてる」と解釈してました!ちょうど、シーツを巻いてるシャーロックのように。服だったんですね!寝相が悪くても安心だね、ワトソン……

> パペット版についてもう少し。ナツミさんご指摘のように、あの作品では、確かに大人と子供(というか少年)が双方向的なところはありますね。実は『瀕死の探偵』、パペット版でやってみたらどうなのかなと考えたことはあります。ホームズが気分が悪いのに保健室に行かず、アドラー先生が221Bにやって来たが、実はホームズの目論見はそこにあったとかいう設定で。

「保健室のアドラー先生」の設定が生きますね。
級友たちが騒いで伝聞でどんどん話が大きくなり、校外からカルヴァートン・スミス先生が呼ばれちゃってホームズがっくり(でも何だかんだでスミスが関わってた事件を解決)全てを察してたアドラー先生が夜中にこっそり訪ねてきてくれて、クラレットとビスケットの夜食デート……というところまで妄想しました。

我妄想する、ゆえに我あり…かと - ak - 2015年08月26日 21:11:32

ナツミ様

こんばんは。
素敵なリプをありがとうございます。

>221Bでこのお話が進行している一方で、ジョンが外を飛び回っているのもありかも!

221Bでは牡蠣ネタと「お前は何言ってるんだ?」のスミスのやり取り、方やジョンはスミスの配下に、依頼人が会いたがっていると騙されて、代理で外に出たものの、こちらもバイオテロの標的にされかけて、慌てて逃げ出すというスリリングな展開というのもありかと。

>ak様は「クルード」の話題にも一番に反応してくださいましたが、実はあの時「パンデミック」というゲームもやったんです。

あれ、私一番でしたっけ^^;多分何だか面白そうだと飛びついたのかも。
「パンデミック」のウィキ記事拝見しました。これも結構アクションが様々ですが、拡張セットもあるのですね。しかも、バイオ・テロリストチャレンジまであるとは。通常のボードゲームが勝敗メインなのに比べて、協力体制というにもこのテーマにふさわしいですね。興味を惹かれます。

>「青い紅玉」だったかな……?何度見ても嬉しいシーンなので、ちょっと見直してきます。

多分それだったかもしれません。実はこれを録画していないことに気づき、レンタルしようかと思ったらそれも無し><そのうち私も観返しておきますね。あとBBC版のS2E1、「バースデー・スーツ」てんこ盛りの回は、確かにオマージュと考えられなくもないかもしれません…。

>級友たちが騒いで伝聞でどんどん話が大きくなり、校外からカルヴァートン・スミス先生が呼ばれちゃってホームズがっくり(でも何だかんだでスミスが関わってた事件を解決)全てを察してたアドラー先生が夜中にこっそり訪ねてきてくれて、クラレットとビスケットの夜食デート……というところまで妄想しました。

夜食デート、いい展開ですね!もちろん場所は保健室ですね、221Bだとワトソンとハドソン夫人も仲間入りしそうなので。実は私はカルヴァートン・スミスは先生と生徒と両パターン考えていて、生徒バージョンは、アドラー先生に片思いのスミス君が、ホームズを病気にしたという設定を考えてみたのですが、それだと、益々アドラー先生がホームズに近づいてしまって逆効果かなとちょっと反省です。

ところで東京・八芳園の「にっぽんだぁいすきてん」では、パペットのホームズもインバネスにディアストーカーのいでたちですね。ホームズはやはりこのスタイルに行きつくのかなと思います。拙ブログの記事ですが。
http://29613621.at.webry.info/201508/article_49.html

我妄想する、ゆえに我あり(続き) - ak - 2015年08月27日 13:06:02

ナツミ様

すみません、追加で書かせていただいていいですか。
このバイオテロ設定ですが、私としては、このような落ちを考えています。

街中を逃げるジョン、そこに現れるモリー。
モリー「早くこっちに来て、ここに隠れて」
ジョン「き、君は一体何の関係があるんだ、巻き込まれるよ…」
とある隠れ家的な建物に入る2人。その前に現れるマイクロフト。
「やあ、ご苦労だったね。ジョン、君がうまくあいつらを巻いてくれたので助かったよ。お礼にこれを上げるから持って行きなさい」
と、目の前に差し出されるクラレットのボトル。
ジョン「これは…一体?」
マイクロフト「まだわからんのかね、あのバイオテロは我々が仕掛けた騒動だ。詳しいことは国家機密だから話せないが、あれでスミス一味が炙り出されたよ。君たちの部屋もそろそろ一件落着だろう」
221Bに戻るジョン、スミスが連行された後で憮然と寝そべりながら、視線だけはジョンの方に送るシャーロック。その夜、シンプソンに行くわけでもなく、2人はクラレットとビスケットだけで、細々と夕食を済ませるのだった…。

ひといよマイクロフト! - ナツミ - 2015年08月30日 18:10:26

ak様

マイクロフト~~!
シンプソンズ奢ってあげようよ!おそらく弟とジョンに懐かれる唯一の術だよ!(←ひどい)
百歩譲ってワインがすごくいいやつだったとしても、この二人フツーに開けて飲みそうですよね……

真夜中の赤ワイン - 篠田真由美 - 2015年08月31日 08:31:53

 ak様
 ナツミ様

ワインを渡すときにマイクロフトは、「ボルドー、シャトー・ラフィット・ロートシルト1990年、なかなかいい年だったよ。ワインの出来はね」てなことをいうんだけど、ジョンはかまわずポケットに入れてきたのを出して、ワイン抜きを突っこみ、ただのガラスのタンブラーにどぼどぼと注いで無造作にぐびっと飲み、これがそんなにいいワインか? 別に大して美味くもないじゃん、としかめ面で眺める。えー、酒好きとしては20年以上経ったボルドーなら、きっと澱が出ているはずなので、せめてしばらく立てておいて、澱を底に沈めてから飲もうね、と思うけど、もしもマイクロフトがそんなこといったら、振って飲んじゃうくらいジョンも大人げないです。
シャーロックは「アルコール分14.2%、糖質・・・」とか成分分析しながら黙々と。あっ、彼はあんまり強くないんでしたね。飲み食いするものの趣味は、基本おこちゃまだとすると、ワインはちっとも嬉しくないな。

ナイトシャツ姿のホームズがグラナダ版に、というのを聞いて、にわかに購入を検討し始めている篠田です。動機不純すぎ。ちなみにお台場の日航ホテルの備え付け寝間着は男女兼用ストライプのシャツを下に伸ばしたような形で、ちょいとナイトシャツっぽいです。裾は丸くないんですけど。

妄想絶賛継続中です…。 - ak - 2015年09月02日 20:14:00

篠田真由美様
ナツミ様

こんばんは。
マイクロフトの講釈にも何ら動じることなく、2人がビールのようにごくごく飲む姿を連想して一人苦笑です…いやいや飲む方はジョンで、シャーロックだと真面目な顔して糖分チェックだの成分だのの分析を始めかねないかもしれません。
さらなる妄想として、マイクロフトはそんな2人を尻目に、ある人物を誘って食事に出かける…その人に特上のビーフを食べさせるために。一方221Bの2人は、その後トランプ遊びに興じ、しばらく経って
S「おい…」
J「ん?ナニ?」
S「腹減らないか…」
J「そういえば…」
このままファーストフード店にでも行こうか、と話がまとまりかけた時、ハドソンさんが顔を見せて「シャーロック?あらジョンもいたの?実はシチューの残りがあるから、食べてほしいんだけど、お腹すいてる?」

妄想長々書き連ねてすみません(汗)
ところで篠田先生は、流石ワインにお詳しいですね。私も一時ボルドーに嵌ったことがありましたが、その時はなぜか白ワイン(セック)メインでしたので、赤の方はすぶの素人です。というか、白ワインの方も怪しげなものですが。
それとお台場日航のナイトシャツ、これはいいセンスですね。あの、パジャマともネグリジェとも違った雰囲気、かつクラシックなスタイルでいい夢を見てみたいものです。

詳しくないですよ~ - 篠田真由美 - 2015年09月03日 20:55:57

ak様

お恥ずかしい。小説家はわかったようなふりをするのが上手いので、どうか話半分に聞いて笑ってやって下さい。ワインは昔から好きだったけど、飲み始めた頃は手頃に買えるものがろくになくて、ドイツワインを買って甘いのにたまげたりしていました。ボルドーの白は辛口で当たりはずれがなくていいですね。

最近は輸入ワインもずいぶん増えて安いものでも選択肢が広がり、イタリアものでも繊細なピエモンテから力強いキャンティまでお望み次第。そしていまや我が家のデイリーワインはチリ、猫の絵がついた箱ワインです。フランスの赤なら比較的値段安めな南、ヴァン・ド・ペイ・ド・オックの方面をもっぱら買います。

昔々香港の免税店で、背伸びして買ったムートン・ロートシルトが、あんまり美味しくなくて「???」となった覚えがありますが、ボルドーの高級なやつとか、あのへんはたぶん初心者向きの味ではないです。だもんで、マイクロフトの選択は完全にイヤミでありましょう。イギリス人的なスノッブですね。シナリオなら銘柄と年号になにか意味を持たせたいところですが、そのへんは適当。かっこつけおって、マイキー。実はフィッシュ・アンド・チップスが好物、だったりしないか? アンシアにこっそり買ってきてもらって、オフィスで食べるんだろう。そのせいで腹が出るんだ。

お台場日航の寝間着、ご存じでしたか。私売店で買ってきました。でもちょっとごそごそ感があるので、良く洗濯してくたっとなるともっといいかも。

篠田先生、リプありがとうございます - ak - 2015年09月05日 20:55:30

篠田真由美様

こんばんは。
リプありがとうございます。

モーゼルの甘口白も、場合によってはいいのですが、やはり白は辛口、赤はやや甘め位の方が好きです。リオハもちょっと好きだったことがあります。篠田先生はあの猫のワインをお飲みなのですね。私も一度飲んでみようかな。
ペイ・ド・オックはフランスの最南端部分ですね。昔、ラグビー好き(かつて南仏は代表選手を輩出していました)が高じてあの辺りの歴史地理をちょっと調べたことがあったのですが、気候的にも土壌的にも、いいワインができる条件が揃っていますね。

>ボルドーの高級なやつとか、あのへんはたぶん初心者向きの味ではないです。だもんで、マイクロフトの選択は完全にイヤミでありましょう。イギリス人的なスノッブですね。

ボルドーの高級品は、本物の富豪と仲買人が飲む物だといった名言?があったような気がします。ともあれ、マイクロフトらしいといえばらしいですね。

>実はフィッシュ・アンド・チップスが好物、だったりしないか? 

それは大いにありえると思います(笑)結構ミートパイとかも。ミント入りチョコレートなども大好きだったりするのかもしれません。

>お台場日航の寝間着

実はここの日航の宿泊経験はありませんが、他系列のホテルが、やはりナイトシャツを置いているということを知り、それつながりで知ったことがあります。浴衣も悪くはないのですが、ナイトシャツの場合は、帯を締める手間が省けますからね。

『誰がカインを殺したか』の感想を、そろそろブログにアップしようと思いつつ、まだうまくまとめきれていません。ちなみに近日中にブログを引っ越す予定なので、またその際にはこちらでも連絡させていただこうと思います。

兄弟の熾烈な戦い - ナツミ - 2015年09月06日 20:09:40

篠田真由美様
ak様

そういえば、初期のブログでジョンが「シャーロックはおいしい店をたくさん知ってる」と言ってました。何かに没頭するとあまり食べないシャーロックがそれだけおいしいものに詳しい、というのは、きっと家族そろっておいしいものが好きなんですよね。マイクロフトもダイエットに励みつつ、密かに美食を楽しんでいるのかな。
シャーロックの食の好みは割合カジュアルな感じですが、マイクロフトはワイン似合いますねえ!
でもチョコレートがやめられない、というのも可愛いなあ。
あの自宅らしからぬ自宅の、あちこちにミントチョコが潜んでいたりして。
弟はその場所を的確に指摘し、兄はさらにその裏をかくんだろうな……
(いい年して何やってるんでしょう。あ!ドラッグバストはその報復⁉)

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Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

『高名の依頼人』のこと書きましたが、6月24日までグラナダ版がGYAOで無料で観られるそうです。
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このブログで考察した「元ネタ」を、ドラマの時系列に沿って探すための索引サイトです。 順次更新致します。 「21世紀探偵・ブリキの文書箱」
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