最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
→「コメントをくださる方へ
「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
記事索引「ブリキの文書箱

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メアリ・モースタン

マグヌッセンに並んで、第3シリーズの最重要人物といえるメアリ・モースタン(ワトスン)。
彼女に関してはまだ謎も多いのですが、とりあえずS3終了時でわかる範囲で、原作と現代版の比較をしてみたいと思います。(お話への疑問なども書いています。一通り元ネタ探しが終わるまでは、ファンの方のご感想やご考察、製作者のコメントなどをなるべく見ないようにしているのですが、更新のペースが遅いので、既に議論し尽くされていることや、私だけが気づいていないことに言及することもあるかと思います。ご容赦の程お願い致します。よく理解できていないことに関して、ご教示をいただければ幸いです。)

まず、物語への登場の仕方。
原作のメアリは、ホームズの依頼人として現れます。

モースタン嬢はしっかりした足どりで、臆したふうもなくはいってきた。ブロンドの若い女性で、小柄でなよやかなからだつきに、衣服の好みも上品であった。しかし上品とはいっても質素であっさりしているところからみて、さして裕福な家庭の人とは思えなかった。来ているものは地味なグレイがかったベージュで、飾りも襞もなく、頭には片がわに申しわけばかりの白い羽根をつけたおなじ色あいのターバンをつけていた。顔だちもとくによいというではなく、色も冴えてはいなかったが、表情には愛嬌があってかわいかった。そして大きな青い瞳が不思議に知的で、やさしかった。これまでに見た多くの国々や三大陸の婦人のうちでも、これくらい垢ぬけのした利発な顔をもつ婦人を私は知らない。(『四つの署名』)


長い……
三大陸の女を知っていると豪語する割には、初恋する少年のような興奮ぶり。
現代版では、ジョンとの出会いの経緯はまだはっきりわかりません。偶然だったのでしょうか?誰かの、何らかの意図が働いていたのでしょうか?
出会いから同居、プロポーズに至るまでにあまり時間がかかっていない様子から察するに、ジョンは原作のワトスンと同様に、あっという間に恋に落ちてしまったのだと思います。

"The thing about Mary,she has completely turned my life around. Changed everything."
「メアリーは僕の人生を完全に変えた。すべてをだ」(拙訳)



対照的なのはその順番。ホームズの依頼人→冒険を共にする仲間→ワトスンの婚約者 という「原作ルート」を無視しているかのように見せて、逆に辿ってみせた脚本は見事ですよね!これ、公開時期がかぶっていたガイ・リッチー版を意識しているんじゃないでしょうか。メアリとワトスンの出会いがぼかされているところ、レストランでシャーロックと顔を合わせるという演出、メアリがやたら強くて「わけあり」なところが似てる。
まあ最後のに関しては、女性キャラを男性キャラに並び立つような存在にしようとして、同じような演出になってしまってるのかもしれないです……話が逸れてすみません、この問題は結構私の中で深くひっかかっていたりします。アイリーンにも同じような感想を抱いているので、個人的な感想としていつかどこかで触れたいと思います。

キャラクターの話題が出たところで、それぞれのキャラ付けを比べてみます。

原作のメアリは家庭教師。
当時、中流階級の女性が就ける職種は限られていたという事情もあり、ホームズシリーズには家庭教師がいっぱい出てきます。ヴァイオレット・ハンター(『椈屋敷』)、ヴァイオレット・スミス(『美しき自転車乗り』)、 グレイス・ダンバー(『ソア橋』)などがそうですね。
これらの女性たちに共通する性格は、頭の回転が速くしっかり者、ということでしょうか。メアリも、証拠品を保管して持参していたり、冒険の間も気丈に振る舞ったりと、頭の良さと芯の強さを見せ、ホームズをして「あなたは模範的な事件依頼者ですよ。まったくいい直覚力です」「あの人なら僕らの仕事を手つだってもらっても、ずいぶん役に立つと思う」と言わしめています。
(ちなみに『僕らの仕事を手伝ってもらっても~』から『僕か、僕にはコカインがあるさ』への流れは、『これは新しい章の始まりだ』から『もう僕がそばにいる必要はないな、本物の赤ん坊ができたんだからね』の流れにかぶせて観るとますます辛いのでMの方にはお勧めです)

現代版のメアリは看護師。こちらもまた、知性と気働きが必要とされる職業ですが、メアリは来院した患者の病状を診察前に見抜くという、シャーロック張りの「推理力」まで披露します。
"SHERLOCK"といい、三谷幸喜版といい、メアリとホームズの類似性(頭の良さ)に注目する流れが最近「来て」いるみたいなんですが、私はメアリとワトスンの類似性にも着目したいです。

「あら!」と妻は泣いている婦人のヴェールをあげてみていった。「ケート・ホイットニーさんじゃありませんか。私びっくりしてしまったわ。だって、はいってらしたとき、すこしもわからなかったんですもの」
「私どうしたらよいかわからなくて、何より先にあなたのところへ駆けつけてきましたの」
それはいつものことである。悲嘆にくれる人たちは、まるで鳥が灯台へ集まるように、妻のところへやってくるのである(『唇の捩れた男』)


セシル・フォレスター夫人の家へ着いたのは二時にちかかった。召使いたちはもうとっくに寝室へさがっていたが、夫人だけはモースタン嬢の帰りを案じて、寝もやらずに待っていた。彼女はみずからドアをあけて、私たちを迎えいれてくれた。夫人は中年のしとやかな人柄で、やさしくモースタン嬢を抱きよせ、慈愛にみちた声で話しかけるのを見て、私はこのうえもなくうれしく思った。それらの様子から、モースタン嬢が家庭教師という単なる雇人ではなく、友人として手厚く扱われていることが察しられたからである。(『四つの署名』)



穏やかで包容力のあるメアリ。昔からの友人に頼られたり、雇用主に絶大な信頼を置かれていたりと、皆から愛される人です。ホームズとワトスンの交友関係の傾向について以前に記事を書いたのですが(過去記事:『ホームズの友人たち』『ワトスンの友人たち』)、少なくとも対人関係においては、メアリはどちらかというと「ワトスンの要素」を持ってると言えるんじゃないかと思います。人形劇のメアリの造形を見ても、髪の色はホームズと同じだけど、丸い目や頬のまろやかなラインはワトスンなんですよね。
SHERLOCKのメアリも、友達がたくさんいたり、ご近所さんに頼られたりする社交性と、窮地に立たされているショルトーを救おうとする行動力を持ち合わせています。
シャーロックとジョン、二人に似ているからこそ二人をいっぺんに掌で転がせるし、二人共から愛されるのだと思います。
現代版のメアリは現在ジョンの娘(まだ、男の子の可能性もあるのかな?)を身ごもっていますが、ある意味では彼女自身がシャーロックとジョンのハイブリッドなんですね……。

もう一つ比べてみたいのは、それぞれのメアリの来歴。
現代版メアリは、いわゆる殺し屋としてCIAの汚れ仕事を引き受け、フリーの仕事もこなしていました。その名前自体が借り物で、本物の「メアリ・モースタン」はすでに亡くなっている、という設定。
これは、原作のメアリの亡くなった年がはっきりしない、という事実に由来していると思います。原作中では、メアリと結婚していたワトスンはホームズの帰還後221Bに戻っています(『ノーウッドの建築士』)。「空家の冒険」でその死が仄めかされているものの、メアリがどうなったのかは明言されていません。更に、ワトスンが結婚のために221Bを出ていたと言う時期は、作品によってばらつきがあります。
また、CIA絡みの仕事をやっていたということは、アメリカ人である可能性も。 (過去記事『5月の結婚式』のコメント欄でのれすとらさんがプロポーズの場面に関するご指摘に、そのヒントがあるかと思います。)原作でも、「踊る人形」「花嫁失踪事件」「黄色い顔」など、アメリカからやってきた花嫁がトラブルを持ち込むケースがいくつかあります。

原作のメアリは、軍人の娘で、父が海外で関わった犯罪に巻き込まれる形になります。
しかし彼女はあくまで無欲で冷静。

「財宝は、なくなっていますのね」モースタン嬢は騒ぎもせずにいった。
この言葉を聞き、その意味をはっきりと意識したとき、私は一つの大きな黒いかげが、魂のなかから飛びさってゆくのを感じた。私はその瞬間まで、アグラの大財宝がそれ程までも私の心を圧えつけているとは気づかなかった。いまになって私は知った。それは私の勝手ずくであった。不実であった。よこしまな心の影であった。だが二人のあいだの障壁だったこの財宝は、おかげで空に帰したのだ。
「神さま、ありがとうございます!」私は心の底からこう叫んだ。
彼女はちらりと私のほうを見ながら、訝しげな微笑をうかべていった。
「あらなぜでございますの?」
「なぜって、あなたがまた、私がふたたび近づくことができる人に戻ってきたからです」私は彼女の手をとっていった。「私はあなたを愛しているからです。どんな男にもまさって、私は心からあなたを愛します。この財宝のあるあいだは、それを言い出せませんでしたけれど、財宝がなくなったとわかったいまは、私がどんなにあなたを愛しているか、うちあけてよいことになりました。それだから、神さまありがとうと申したのです」
「では私も神さまにお礼を申しあげましょう」
彼女のささやくのを聞いて、私はぐっと彼女を抱きよせた。財宝など失うものは失うがよい。私はこの夜、世にもまれなる至宝を手にいれたのである。(『四つの署名』)



「空の宝箱」の前での二人の会話は、「USBメモリを火にくべて無にかえしたジョンの決断※」とつながっています。原作の「アグラの大財宝」は、そこに書かれた現代版メアリの名前"A.G.RA."の元ネタですが、それが彼女の過去であれ、膨大な金銭であれ、愛し合う二人には必要のないものだった。ワトスンがメアリに求婚した場面は、ジョンの2度目のプロポーズによって、初めて二人が偽りのない夫婦になれた場面にシンクロしています。

……で、愛の前には些細なことかもしれないんですけど、例によって重箱の隅をつつきたい欲が頭をもたげてくるのをお許しください。
シャーロックは「メアリは自分の命を助けてくれた」と主張してますけど、本当かなあ……
あえてシャーロックの命を救ったのだとしたら、どうしてシャーロックが助かって自分の名を口にしたと聞いて暗い顔をしたのか(生かす意図があったのなら、遅かれ早かれそうなる準備をしていたはずです)。病室に忍び込んで「ジョンには言わないで」と懇願したのか(冷静に交渉する気があったのなら、あの時点でそうする必要はないですよね)。
私には、メアリが「撃ちそこなった」のをシャーロックが無理やり庇っているように見えます。殺意があったとまでは言いませんが、シャーロックを撃ったのも、救急車を呼んだのも、病室に忍び込んだのも、常に完璧な彼女には珍しく「後先考えない」「なりふり構わない」行為だったのではないでしょうか。

すべてを知ったジョンがメアリと婚姻関係を続けていけるかどうかは、ジョンの気持ち一つにかかっています。自分を騙していた妻、親友を撃った妻を許せるか、というのは難しい問題です。マグヌッセンも指摘したように、ジョンの気質から言って「別れる」選択をする可能性がむしろ高かったんじゃないでしょうか。
でも、メアリは何としても逃げのびる必要があったし、シャーロックはメアリを庇う必要があったし、ジョンは二人に騙されてやる必要があった。それは、メアリのお腹にいる子どもを守るためです。
子どもを守るためなら、母は何でもする。そんな母と子を守るために、シャーロックとジョンは、少しずつ嘘をついている。真実に薄々気づいていながら、それぞれが、メアリに騙されたふりをしている(といっても、正体をジョンに知られた以降のメアリには、二人を騙すつもりはないでしょう。『私はシャーロックを庇った』とは一言も言っていません。にも関わらず、シャーロックもジョンも、メアリの殺意を『なかったこと』にしている。)。
そう解釈すると、現代版もまた「犯人は二人」という名訳にふさわしい話ではないでしょうか。
(原作でミルヴァートンを撃ったのが誰だったのかという問題にもこのドラマは切り込んでいますが、その話はまた別の機会にするとして)神様の前では、嘘をつくこともまた罪であるとすれば、シャーロックとジョンは共犯です。ホームズとワトスンがそうであったように。
そしてメアリも、シャーロックとジョンのさまざまな思い、愛や憎しみ、信頼や不信を感じながら、あえて真実に蓋をして、母として生きようとしているように思えます。彼女とジョンの関係、またシャーロックとの関係は、相手への献身をベースにしたシャーロックとジョンのつながりとは全然違うけれど、彼女もまた、彼らと互いに生かし生かされる、強固なつながりを持った存在として描かれています。

原作では、ホームズはワトスンの結婚に賛成しないんですよね。メアリが気に入らないわけではなく、自分の主義の問題だ、ということをはっきり言ってます。でも、よく考えると、自分が結婚しない主義だからって、友人にそれを押し付ける道理はないと思います。
ワトスンがいないと困るとか、単に寂しかったとか、果てはワトスンに対して同性愛的な感情があったんじゃないかとか、いくらでも解釈はできますけれど、現代版を見てから振り返ると、原作でも「メアリとホームズの間に、ワトスンに言えない秘密があった」という可能性を感じてしまいます。

(原作からの引用は、すべて延原謙訳)
※ジョンが火にくべたUSBはメアリが渡したものとは別物である、と教えていただいたことがあるので、一応カッコに入れておきます。
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

メアリーと妄想の沼 - れすとら - 2015年01月14日 04:02:02

ナツミ様

私もメアリー来てます!テンション上がります!!
新潮文庫『四つの署名』にメアリーはインドから内地へ帰り17歳まで「エディンバラの寄宿学校へはいっていた」と説明しています。地名に疎いので最近やっと気がついたのですが、エディンバラってスコットランドですよね?彼女がスコットランド人かどうかは不明ですが、少女時代をスコットランドで過ごしていたとしたらますますテンションあがりませんか、ワトソン君?

>現代版のメアリは看護師。こちらもまた、知性と気働きが必要とされる職業ですが、メアリは来院した患者の病状を診察前に見抜くという、シャーロック張りの 「推理力」まで披露します。

見逃していましたが、ドイルの恩師ベル先生の面影がこんなところに入れてあるのですね。

>『唇の捩れた男』

つい先日読み返して、S3E1のシーンが頭に浮かびました。
ほぼ同じなんですよね。やっぱり当時から「相談所」なんですね。

>ある意味では彼女自身がシャーロックとジョンのハイブリッドなんですね……。

なるほどと一票です!パペット版はけっこう今の女の子として見ていました。淡々としているのも、原作由来のような気がしてきました。

>財宝など失うものは失うがよい。私はこの夜、世にもまれなる至宝を手にいれたのである。

「♬あなたは私の宝物~」ですね。原作にもあったのですね。

シャーロックとジョンが共犯で、シャーロックとメアリーもまた共犯であること。
現代版のメアリは、提示されているものが多過ぎて惑わされて整理ができないのですが、ナツミ様の後半の記事を読んでいると、見せられていない色々な可能性を妄想できそうです。シャーロックはあの二年間で、何かを知っている?お兄さんもまた知っていて結婚式とか行かないしって言っている?マグヌッセンも監視していただろうし…。というのは都合が良すぎるのでさておき、当たり前すぎる意見ですがメアリーと子どもを守ることは、ジョンも守りますよね。2人と別れてもまた、ジョンぼろぼろコースですから。今度は立ち直れないかもしれないですから。シャーロックとメアリーの秘密ってなんだろうなあ。

メアリーの妄想沼は深い - ナツミ - 2015年01月16日 06:47:35

れすとら様

おおっ、れすとらさん、メアリー来てますか!記事を書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、れすとらさんのブームに乗れて結果オーライでした!

> 新潮文庫『四つの署名』にメアリーはインドから内地へ帰り17歳まで「エディンバラの寄宿学校へはいっていた」と説明しています。地名に疎いので最近やっと気がついたのですが、エディンバラってスコットランドですよね?彼女がスコットランド人かどうかは不明ですが、少女時代をスコットランドで過ごしていたとしたらますますテンションあがりませんか、ワトソン君?

そっか、スコットランドにいたんだ!すっかり忘れてました。
仮にワトスンがスコットランドにゆかりがあるとすると(ヘイミッシュ説とか、『競技場バザー』とか)、抜け目なくそこらへんの話題で盛り上がってそうですね。

> 見逃していましたが、ドイルの恩師ベル先生の面影がこんなところに入れてあるのですね。

あ、これも気づいてませんでした!
ホームズよりも、ストレートにベル教授をモデルにしてるわけですね。
モデルが同じなら、そりゃ似てますよねえ。
ベル先生というとつい、 学生に尿を舐めさせるという伝説が頭に浮かぶのですが、患者さんに妙に下半身の病気が続くのはそこからの連想だったんでしょうか……?

> パペット版はけっこう今の女の子として見ていました。淡々としているのも、原作由来のような気がしてきました。

三谷幸喜さんの目には、原作のメアリってあんな感じなのかもしれないですね。常に落着き払っているというか……今の女の子っぽく見えるといえば、ちょっと綾波レイっぽい雰囲気もあるかもしれません。でも今どきのアニメにあんまり詳しくないので、淡々としたキャラクターはみんな綾波レイって思ってるだけかもしれません。

> シャーロックはあの二年間で、何かを知っている?お兄さんもまた知っていて結婚式とか行かないしって言っている?マグヌッセンも監視していただろうし…。というのは都合が良すぎるのでさておき、当たり前すぎる意見ですがメアリーと子どもを守ることは、ジョンも守りますよね。2人と別れてもまた、ジョンぼろぼろコースですから。今度は立ち直れないかもしれないですから。シャーロックとメアリーの秘密ってなんだろうなあ。

マイクロフトに食いついてしまいますが、そう!そこ!
マイクロフトは、メアリの正体や、マグヌッセンとの関係を知っていてジョンの結婚式に来なかったんでしょうかねえ。珍しく休日モードだったんで、私の中ではもっと個人的な理由で来なかった、という結論に達していたのですが……
「クロニクル」を読んだら、体を鍛えてる場面はもともとS3E1用で、「休日である」ということにはそんなに意味はなかったのかもしれませんね。

メアリのこと、プラスお知恵拝借 - 篠田真由美 - 2015年01月16日 08:26:04

明けましておめでとうございます。いまだにボックスの特典映像を見られぬ篠田です。
「Sherlock」のメアリが、シャーロックを撃ったことにまつわる不自然さについては、ゆいさんのブログに物語構造論的な分析があってとても納得してしまったのですが、それは一種のメタ理論なので、物語世界に感情移入しての分析だと、「彼女は後先考えずにやってしまった。そのことをメアリ、シャーロック、ジョンも気がついているが、赤ん坊を護るために3人がそれぞれ口に出さないままうそをついている」というナツミさんの説明が、とてもとても胸に染みました。そういう「口には出さねど腹はひとつ」みたいなのって(ここ、歌舞伎調で)、日本人的な感じがするけど、イギリス人にもあるのかな。

話は違いますが3/17から2週間やけくそのロンドン取材を敢行することになりまして、その前にホームズ正典くらい読んでいこうよ自分、と思ったのですが、いまから一から買って読むとしたら、どこの版がいいと思われますか? ナツミさんはじめここにお集まりの方の、お知恵を拝借できましたら有り難いです。

お勧めの正典、私も知りたいです! - ナツミ - 2015年01月17日 08:41:26

篠田真由美様

あけましておめでとうございます!
お忙しい中、コメントありがとうございます。ロンドン取材も二か月後に迫ったのですね!

> 「Sherlock」のメアリが、シャーロックを撃ったことにまつわる不自然さについては、ゆいさんのブログに物語構造論的な分析があってとても納得してしまったのですが、それは一種のメタ理論なので、物語世界に感情移入しての分析だと、「彼女は後先考えずにやってしまった。そのことをメアリ、シャーロック、ジョンも気がついているが、赤ん坊を護るために3人がそれぞれ口に出さないままうそをついている」というナツミさんの説明が、とてもとても胸に染みました。そういう「口には出さねど腹はひとつ」みたいなのって(ここ、歌舞伎調で)、日本人的な感じがするけど、イギリス人にもあるのかな。

ゆいさんは、メアリはシャーロックの代替者であり、ジョンの代替者でもある、とおっしゃってますね。
そして、物語構造上は排除されるべき人物であるのに、シャーロックが無理やり物語を捻じ曲げていると。
(ゆいさん、私の拙い要約で誤解を招くといけないので、例によって無断リンク貼らせていただきます。すみません!)
http://yui-coffee.seesaa.net/article/395860852.html

わたしの「説」はゆいさんのようにしっかりとした理論に基づいたものではないので、同列に語ってはいけないと思いますが、シャーロックがメアリを庇っている、という点においては同じだと思います。
何を持って「天使の側」とするかは人によって違い、だからこそシャーロックは「自分はヒーローではない」とうそぶくのですが、シャーロックとジョンにS1から一貫しているのは、良い、悪い以前に「何かが『欠ける』のを防ごうとする」というベクトルかもしれないなあ、と、ふと思いました。

「口には出さねど腹はひとつ」(歌舞伎調で再生しつつ)う~ん、どうなんだろう……
二人以上の人間が、言葉で確かめあうことなく、同じ思いを宿している、ということですよね。
そういうイギリス文学があったんじゃないか、とマインドパレスをさまよっても、読み返すと意外とペラペラ口に出してたりするなあ……好例をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひご教示ください。

ホームズ正典!
私は本当に年端もいかない頃から新潮文庫・延原謙訳一択だったので、翻訳のバリエーションにすごく無知で!
新潮文庫版の魅力は、やはり古風な香りがすることでしょうか。あの話し方のホームズが既に「私のホームズ」になってしまっています。
でも訳の正確性、明確さを求めるなら、後発の先生方の訳が良いのかもしれない、と思うこともあります。
現代版などさまざまなホームズ像に触れられた後であれば、「クロニクル」も訳されている日暮雅通先生は、パスティーシュなどの訳も多く、子供向けの翻訳も手掛けていらっしゃるので、客観的な視点が訳に反映されているような気がします。ホームズの口調も、シャーロックに近いと思います。
ああ、でも気品あふれるあの訳もいいし、旅のお供なら読み応えあるあのバージョンも……
それぞれの魅力を語ると長くなってしまうのですが、私が全編読み通したのは新潮文庫版のみなので、ここはぜひ、さまざまな方に「推しハン(版)」の魅力をお教えいただきたいです。
といっても、延原訳ばかり引用しているこのブログをあえて読んでくださっている方には、新潮派が多いのかもしれないですね……

- れすとら - 2015年01月18日 01:03:09

ナツミ様

>『競技場バザー』
わあ、知らないエピソードなので教えていただきたいです。

>ベル先生というとつい、 学生に尿を舐めさせるという伝説が頭に浮かぶのですが、患者さんに妙に下半身の病気が続くのはそこからの連想だったんでしょうか……?

ベル先生のことはNHKでやっていた『徹底解剖』とか科学捜査の歴史みたいな番組で知ったので、あまり詳しく知らないのですがそんな伝説があったのですね。医師にとってはそこらへんも大切な「データ」なんでしょうね。

>常に落着き払っているというか……今の女の子っぽく見えるといえば、ちょっと綾波レイっぽい雰囲気もあるかもしれません。

女優さんならあの人かなとモデルを想像しているのですが、アニメまで広がるともうお手上げです。確かに髪の色から連想できそう。

>マイクロフトに食いついてしまいますが、そう!そこ!
マイクロフトは、メアリの正体や、マグヌッセンとの関係を知っていてジョンの結婚式に来なかったんでしょうかねえ。珍しく休日モードだったんで、 私の中ではもっと個人的な理由で来なかった、という結論に達していたのですが……
「クロニクル」を読んだら、体を鍛えてる場面はもともとS3E1用で、「休日である」ということにはそんなに意味はなかったのかもしれませんね。

私も今まではそんな風に思っていなかったのですが、ナツミ様の記事を読んでそんなことを考えてしまいました。S3は仲間か孤独かという兄弟の対比でシャーロックの変化やドラマを描いている中で、マイクロフトの他者を拒絶したプライベートを見せたように思います。「他人に深入りしてもいいことはない」というような古傷でもあるのかなと見ていました。でもマイクロフトの今の「仕事」関係の何かもあるかもしれません。

「クロニクル」は まだ読んでいないので早く読みたいのですが…。私こそ何周も遅れていますが妄想の翼を広げて楽しんでいます。
ワトソンが「スコットランド人」かどうかが未定なのもうっかり忘れていました。現代版は「ヘイミッシュ」説をとっているし、現代版とパペット版は両方似たようなタータンチェックのブランケットをジョン・ワトソンの小物にしているので暗示かなと思っていました。いろんな版をみると色々な人の解釈を楽しめフィードバックできるので、またその世界が広がるなあと思います。

妄想の翼 - ナツミ - 2015年01月18日 07:38:40

れすとら様

> ワトソンが「スコットランド人」かどうかが未定なのもうっかり忘れていました。現代版は「ヘイミッシュ」説をとっているし、現代版とパペット版は両方似たようなタータンチェックのブランケットをジョン・ワトソンの小物にしているので暗示かなと思っていました。いろんな版をみると色々な人の解釈を楽しめフィードバックできるので、またその世界が広がるなあと思います。

本当ですね!いろいろな版を重ねる中で、ワトスン=スコットランド人説は既に「定説」になっているのだと思います。ジョンはミドルネームが確定されていますし、ひょっとしたら役作りにもスコットランド人気質が反映されているのかもしれませんね。
あ、でもマグヌッセンはジョンの性格を評して"So English"って言ってたか……?すみません、スコットランド人とイングランド人の気質の違いについてよく理解できてない私です。

『競技場バザー』は、エディンバラ大学でバザーが行われた際、卒業生のドイルが学内誌に寄稿した「本人によるホームズパロ」、らしいですよ。実在するカーディフ・バイオリンのサイトにジョン(=SHERLOCK関係者)がお客として書き込みをしているようなものでしょうかね。ここでは、ワトスンがエディンバラ大の卒業生という設定になってます。
wikipediaの該当ページにリンクを貼っておきますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4%E3%83%90%E3%82%B6%E3%83%BC

また、オリジナルの版権が切れているため、以前S1E3の元ネタを引用させていただいた望 岳人さんのサイトで、翻訳をしてくださっています。
http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2010/02/2the-field-baza.html

私も久しぶりに読んだ……今気づいたんですが、S3E2のスピーチの一部の「元ネタ」ありますね!


> 医師にとってはそこらへんも大切な「データ」なんでしょうね。

事実なら医師の健康が心配になりますが(雑菌とか、大丈夫なんでしょうか)、「探求心」を象徴するエピソードなんでしょうね。
ベル博士と若き日のコナン・ドイルをモデルにしたドラマもありましたね。
「コナン・ドイルの事件簿」(リンク先はamazonの商品ページです)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%B0%BF-DVD-BOX-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E8%AA%95%E7%94%9F%E7%A7%98%E5%8F%B2-%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/B000B5VOE0

> 女優さんならあの人かなとモデルを想像しているのですが、アニメまで広がるともうお手上げです。確かに髪の色から連想できそう。

おっ、どの女優さんでしょうか?正解はれすとらさんのブログで発表、かな??
ドラマや映画の監督さんの三谷幸喜氏ですから、たしかに女優さんがモデルと考えるのが自然ですね。
「オリエント急行」でイングリッド・バーグマンの位置に八木亜希子さんというのがすごい!と思いました。
それにマックイーン、もう原作読んでも二宮くんにしか見えない……

> S3は仲間か孤独かという兄弟の対比でシャーロックの変化やドラマを描いている中で、マイクロフトの他者を拒絶したプライベートを見せたように思います。「他人に深入りしてもいいことはない」というような古傷でもあるのかなと見ていました。でもマイクロフトの今の「仕事」関係の何かもあるかもしれません。

SHERLOCKではマイクロフト万能というか、彼の仕事絡みでどんな展開もゆるされてしまうみたいなところがありますからね……あのチート設定をほとんど活用しながった原作は、逆にすごいような気がしてきました。(まあ、かなり後期の後付けだったからでしょうが)
ホームズ兄弟の過去や、マイクロフトの内面が描かれつつあるのは嬉しいですね。「古傷」に私も妄想の翼を広げてしまいます。

明日のことは明日から! - れすとら - 2015年02月03日 04:20:38

ナツミ様

すっかりご無沙汰しております。
いろいろ丁寧なリンクをご紹介頂きましてありがとうございます。
ゆっくりと拝見させていただきますね。まずはお礼まで。

ナツミ様のプロフィール欄が気になっていたので、「ワトソン」のことなのでワトソンの記事に書くか悩みましたが続きのこちらに…。
三谷ワトソン、すごく良かったですね。あまり色々なワトソンを知らないのですが、
ナツミ様のプロフィール欄の

>三谷ワトスン(15)本当にカッコいいな……!
これまでに見た多くの国々や二大陸と一島国のワトスンのうちでも、これくらい利発で運もあるイケメンを私は知らない。

「やっぱり!そんなに!」と、先が楽しみな三谷ホームズです。
オリエント急行も、そのうち原作を読んでみようと思います。

明日のことは明日から!サンバ!
「最後の晩餐サンバ」が初びじちゅーんでしたが、けっこうこのフレーズ気に入ってしまいました。

でもサンバ~~!! - ナツミ - 2015年02月03日 20:40:06

れすとら様

れすとら様も「シャーロックホームズ」からの「びじゅチューン」仲間ですね!
「明日のことは明日から」いいフレーズですよね。和製"Always Look on the Bright Side of Life"だ!と勝手に思ってます!
「ヨハネは可愛いけど寝てるの?」がツボにはまってしまい、元の絵を見ても笑いをこらえてしまいます。不謹慎ですみません……
来週は「オフィーリア、まだまだ」なので、ベネディクトのハムレットをロンドンまで観に行ける果報者の皆様はぜひご覧になって、思い出し笑いを堪える呪いにかかってください。かかるがいいさ(嫉妬)。

人形劇「シャーロックホームズ」を観た後は、れすとら様のサイトを拝見するのも楽しみです!
そして、わああ、すみません、私も偉そうにいうほど沢山のワトスンを知っているわけではないのですが、ちょっと「盛って」みました……(日本除くアジアとオーストラリア製のワトスンを未確認なので、三大陸には足りなかったのですが……)
でも三谷ワトスンは本当に気持ちのいい子ですよね!イザドラ・クラインは再登場するんでしょうか。最後にちょっと複雑な表情を見せていたのが気になってるんですが……そしてダグラスさん回の幕切れもすごく気になります。

> オリエント急行も、そのうち原作を読んでみようと思います。

ジョンのブログに関連した事件が出てくるまで何十年も忘れていた私が言うのもなんですが、ぜひ!
何度も映像化されているので、見比べてみるのも楽しいと思います。

ジーザス・クライスト・フライング・サーカス - れすとら - 2015年02月06日 03:33:51

ナツミ様

>「ヨハネは可愛いけど寝てるの?」がツボにはまってしまい、元の絵を見ても笑いをこらえてしまいます。

同じくツボです。しかも『ダ・ヴィンチコード』のおかげで女性にしか見えませんし…キリスト様がすごく人間らしくて、あ、大変だったんだと思えた一曲でした。

>来週は「オフィーリア、まだまだ」なので、ベネディクトのハムレットをロンドンまで観に行ける果報者の皆様はぜひご覧になって、思い出し笑いを堪える呪いにかかってください。かかるがいいさ(嫉妬)。

いいなあ、呪いにかかっても行きたいな。
人形劇「シャーロックホームズ」ももう終盤ですね。拙ブログをお楽しみ頂いてありがとうございます。人形制作の井上さんツイッターによるとイザドラさんには、シンディー・ローパーも入っているそうです。カラフルなヘアスタイルに納得です。

そして"Always Look on the Bright Side of Life" 私も大好きです!

イサドラのラブソングが聞きたい - ナツミ - 2015年02月08日 17:02:19

れすとら様

> 同じくツボです。しかも『ダ・ヴィンチコード』のおかげで女性にしか見えませんし…キリスト様がすごく人間らしくて、あ、大変だったんだと思えた一曲でした。

そう、「みんな勝手ばかり、僕だって疲れちゃうよ」と「でもサンバ!」を繰り返すのは、イエス様も私たちも同じなんですよね……
いろんな視点や価値観を持ってもいいって幸せなことだな、とすごく思います。

> いいなあ、呪いにかかっても行きたいな。

私も!!

> 人形劇「シャーロックホームズ」ももう終盤ですね。拙ブログをお楽しみ頂いてありがとうございます。人形制作の井上さんツイッターによるとイザドラさんには、シンディー・ローパーも入っているそうです。カラフルなヘアスタイルに納得です。

もうすぐ終わり、寂しいですね。でもまだまだ気づいていない小ネタや元ネタがありそうなので、録画をじっくり舐めまわして楽しみたいと思います……!日本が誇れるホームズ・コンテンツが一つ増えて嬉しいです。
女番長イサドラはシンディ・ローパー要素が入ってたんですか!肉感的なところにばかり目が行ってました。アドラー先生よりも胸がある……!
声も戸田恵子さんだし、間違いなく歌はうまいんでしょうね。

> そして"Always Look on the Bright Side of Life" 私も大好きです!

わ~、嬉しいです!フジテレビ「特ダネ」だったかな、天気予報のBGMにも使われていましたね。
あれって「予報が外れてひどい目にあってももくよくよするな」ってことなんでしょうか。洒落たことをするなあ、とニヤニヤしてしまいます。

犯罪者に明日はない、らしい。 - れすとら - 2015年02月09日 03:06:40

ナツミ様

>日本が誇れるホームズ・コンテンツが一つ増えて嬉しいです。

ほんとですね!日本人もホームズを作りたかったんだあああ、と気がつきました。

>声も戸田恵子さんだし、間違いなく歌はうまいんでしょうね。

見かけに反してイザドラのレディなしゃべり方が好きです。

>「予報が外れてひどい目にあってももくよくよするな」

いいですね!私は予報のあたりはずれはそんなに気にしないですよ、気象予報士さん。

ネット動画で犬のホームズを初めて見ました。「青いシロクマのぬいぐるみ」の元ネタじゃないかと指摘されてるようです。「青いガーネット」という話で、あのクリスマスのガチョウとは別の話になっているのですが、マルハチ教授が手下に「今日は早く寝て、明日行動するっていうのでどうでしょう」と言われ、「犯罪者に明日はないんだ!さっさと見張りにいけ!」と言っていました。ぜひサンバを教えてあげたいものです。「オフィーリア」も良かったんですけど、サンバのパンチにKOです。

それが男のマイロード! - ナツミ - 2015年02月10日 04:19:58

れすとら様

> 見かけに反してイザドラのレディなしゃべり方が好きです。

イザドラ、やはり再登場しましたね!原作の雰囲気が残ってるのが嬉しいですね。


> いいですね!私は予報のあたりはずれはそんなに気にしないですよ、気象予報士さん。

引用元の状況と比べたら、天気予報のはずれくらいは許さざるを得ないですよね……

> ネット動画で犬のホームズを初めて見ました。「青いシロクマのぬいぐるみ」の元ネタじゃないかと指摘されてるようです。「青いガーネット」という話で、あのクリスマスのガチョウとは別の話になっているのですが、マルハチ教授が手下に「今日は早く寝て、明日行動するっていうのでどうでしょう」と言われ、「犯罪者に明日はないんだ!さっさと見張りにいけ!」と言っていました。

ん?「名探偵ホームズ」でしょうか?教授、かっこいいですよね。
私は子どもの頃リアルタイム視聴してたのですが、あれがインプットされてしまった人は一生モリアーティーを本気で憎めないと思います……(あと、スコットランドヤードは基本的に警官の人海戦術で戦う、という間違った認識も刷り込まれてます)


>ぜひサンバを教えてあげたいものです。「オフィーリア」も良かったんですけど、サンバのパンチにKOです。

「びじゅチューン」妙に頭に残る名曲揃いですね!最近の私のヘビロテ曲は「ツタンカーmail」です。

マルハチ海を渡った、人形劇海を渡る。 - れすとら - 2015年02月19日 04:03:29

>ん?「名探偵ホームズ」でしょうか?教授、かっこいいですよね。
私は子どもの頃リアルタイム視聴してたのですが、あれがインプットされてしまった人は一生モリアーティーを本気で憎めないと思います……(あと、スコットランドヤードは基本的に警官の人海戦術で戦う、という間違った認識も刷り込まれてます)

そうです!私もリアルタイムで知ってはいるのですが、なぜか当時見ていなかったのです。後のジブリだなって感じでこれはこれでおもしろいです。コメンタリーでSM & MGも触れていましたね。私もあのコート着てみたくなりました。海外サイトのホームズコスプレよりはおとなしめかと思いますが…。
NHK人形劇「シャーロックホームズ」もイギリスでも放映されているそうでうれしくなりました。

弟よ、退学してくれるかな~⁉ - ナツミ - 2015年02月19日 21:55:24

れすとら様

れすとら様のサイトの「マイクロフトのウキウキウォッチング」がツボでツボでたまりません。その発想はなかった……!

> そうです!私もリアルタイムで知ってはいるのですが、なぜか当時見ていなかったのです。後のジブリだなって感じでこれはこれでおもしろいです。コメンタリーでSM & MGも触れていましたね。私もあのコート着てみたくなりました。海外サイトのホームズコスプレよりはおとなしめかと思いますが…。

帽子だけでも欲しい……、と、毎日意味なくサイトを見に行ってしまいます。
シャーロックのコートやホームズのディア・ストーカーは何だかんだでその気にさえなれば手に入るような気がするんですが、犬ホームズのグッズって絶対レアじゃないですか……
しかもつけ耳つきですよ!
着たい、というより「金は出すから誰か私の前で着てくれないか」というヤバめの心境になりつつあります。

> NHK人形劇「シャーロックホームズ」もイギリスでも放映されているそうでうれしくなりました。

あ、放映されてるんですか!? 最終回後の「英国の反応」みたいなコーナーでは皆さんタブレットで鑑賞されていたので、未放映だとばかり思っていました。あちらでも愛される作品になったら嬉しいですね。

やっぱり名作 - 神崎真 - 2015年02月20日 10:36:12

犬のホームズ、懐かしすぎます……
当時、今は亡きベータビデオに録画して、擦り切れるほど見返していました。
あの頃は原作知識なんて、子供向けハードカバーで「青いルビー」と「まだらのひも」を読んだぐらいじゃなかったかなあ。
なので当然、レストレード警部とモリアーティーは、毎回出てくるレギュラーキャラだと信じていました。
後年、初めて緋色の研究を読んだ時には、レストレードの態度が悪いことにすごくびっくりした記憶があります(苦笑)
そして未だに持っている、自作したモリアーティー教授のフェルトマスコットvv
原作とは全然違うけれど、あれはあれで間違いなく大好きな作品のひとつでした。

名作ですね~! - ナツミ - 2015年02月21日 15:24:37

神崎 真様

私にとっても、意識下におけるこの作品の影響はかなり大きいんじゃないかと思います。
あと「三つ目が通る」……雲名警部のおかげで「レストレード」は「運命」っていう意味だって一人合点してました(←当時から思い込みが激しかった)。今でも、destinyっていう単語を聞くたびに、時々レストレードが脳裏をよぎります。

> なので当然、レストレード警部とモリアーティーは、毎回出てくるレギュラーキャラだと信じていました。
> 後年、初めて緋色の研究を読んだ時には、レストレードの態度が悪いことにすごくびっくりした記憶があります(苦笑)

モリアーティーにも、どこかで「面倒見の良い親分」なようなイメージをひきずってます。
原作とは違うけど、教授ほんとにかっこよかった……!

> そして未だに持っている、自作したモリアーティー教授のフェルトマスコットvv

わ~~!それはすごい!自作なさったのだけど、何年も大切に持っていらっしゃったってすごいですね。幼い頃から「欲しければ自作!」というクリエイティビティをお持ちだったとは!神崎さん素敵です!

> 原作とは全然違うけれど、あれはあれで間違いなく大好きな作品のひとつでした。

私も大好きです。素晴らしいホームズ作品の一つだと思っています。

いいトモロー - れすとら - 2015年02月24日 02:52:35

ナツミ様

>着たい、というより「金は出すから誰か私の前で着てくれないか」というヤバめの心境になりつつあります。

そのヤバ目の心境もわからなくないです!
「名探偵ホームズ」へのみなさまの愛をひしひしと感じてにやけてしまいます。

>れすとら様のサイトの「マイクロフトのウキウキウォッチング」がツボでツボでたまりません。その発想はなかった……!

どうしてもアドラー先生は狙っているとしか思えませんでした。
人形劇シャーロックホームズが海外で放映されている、というのは勘違いのようでした。確かにタブレットで見ているところしか映っていませんでしたね。今後海外にも広がればいいなあと思っています。
兄よ、いい理事になってくれるかなあ?
数年経つともう何のことやらわからなくなりそうですね。

きっとこの続きが…… - ナツミ - 2015年02月24日 07:39:34

れすとら様

「名探偵ホームズ」や今回の「シャーロックホームズ」のように、アニメや人形劇になった作品って海外にもあるのかな。ぱっと思いつくのはねずみのベイジル君と「22世紀のシャーロック・ホームズ」なのですが……久々に「SHERLOCK HOLMES ON SCREEN」をひもといてみようと思います。こういうデータベースに三谷版も加わるのでしょうね~。

「トムとジェリー」のようにちょっとホームズネタをとりあげたようなものは把握しきれないくらいあるのでしょうね。
子ども向けのものに絞って研究してみるのも楽しそうです。

海外放映、なかったのか~。残念!三谷幸喜さんの脚本はもちろん、井上文太さんのあの世界をさまざまな国の人に見てほしいのですが……でも、これからです!れすとらさんや、英語で「シャーロックホームズ」を紹介してらっしゃるakさんのブログがそのきっかけになると信じております。

> 兄よ、いい理事になってくれるかなあ?

いくつか不満を挙げるとしたら、ホームズ家の事情や兄の抱える思いが描ききれてなかったことがそのひとつなんですよね。でも、第2シリーズへの伏線なんだと信じてる。(←第2シリーズがあると勝手に決めてます)

トラックバック

URL :

プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

ご閲覧やRSS登録ありがとうございます!まだ廃墟じゃありませんよ~!亀の歩みですが、過去の振り返りも含めてのんびり元ネタ探し続けていきたいと思います。

メールはこちらへ

Twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
索引
このブログで考察した「元ネタ」を、ドラマの時系列に沿って探すための索引サイトです。 順次更新致します。 「21世紀探偵・ブリキの文書箱」
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
blog mura
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。