最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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シャーロックとアーチー

ジョンの結婚式でページボーイを務めたのは、まるでシャーロックのミニチュア版のような、巻き毛が愛らしいアーチー君。

……しかし、残念なことに中身までそっくりでした……。

本人には気の毒ですが、ジョンはもう変人ホイホイと呼ぶしかありません。もし変人率が計測できたら、とっくにゲージ振り切れてます、この結婚式。

ところで、ページボーイについて少し詳しく。

ペイジ (page) は西洋における小姓をいう。

ヨーロッパの中世におけるペイジは、騎士の城や屋敷に仕える、7,8歳から十代半ばくらいまでの少年のことをさす。 大部分は貴族や荘園主の子弟で、王の宮廷をはじめ、生家より家柄が上の貴族に奉公して、使い走りを務めたり、家庭内の仕事をまかされたりしながら、将来の騎士にふさわしく、馬及び武器の扱い方やテーブルマナー、また、チェスの遊び方などを教えられた。14歳くらいになると、今度は従騎士となって銀の拍車を付け、主人の身の回りの世話を担当するようになり、戦場でも補佐役を務めた。
(中略)
結婚式で、ウェディングドレスの裾を持つ少年もまたペイジと呼ばれる。 英国には「ペイジ・オブ・オナー」(Page of Honour)という制度がある。貴族やジェントリの子弟が選任され、式典などで、女王または王妃の式服の裾を持つ役目にあたる。(Wikipedia:ペイジ)



おそらく、現代の「ページボーイ」はここから来ているのではないでしょうか。こちらは日本語版がないので英語版を載せます。訳が間違っていたら、教えていただければ幸いです。

A page boy is a young male attendant at a wedding or cotillion. This type of wedding attendant is less common than it used to be, but is still a way of including young relatives or the children of relatives and friends in a wedding. A page is often seen at British royal weddings. There may be many pages for effect at cotillions.

ページボーイとは、結婚式または舞踏会 における若い男性の付添人である。結婚式でのこの種の付添人は、以前に比べ少なくなっているが、幼い親戚、または親戚や友人の子どもたちを 活躍させる手段 として、今日も存在する。
英国のロイヤル・ウェディングでよく見かける。舞踏会には、雰囲気を出すため、たくさんのペイジがいることもある。

Traditionally, page boys carry the bride's train, especially if she is wearing a dress with a long train. Because of the difficulty of managing the train, page boys are generally no younger than age seven, with older boys being preferred for more complicated duties.
伝統的に、ペイジボーイは花嫁のベールやドレスの裾を持つ(ことに、花嫁が長いベールやドレスを着用している場合)。裾を支えるのは簡単ではないので、一般的に7歳以上が適している。後述のように複雑な役割がある場合は、さらに年上の少年が好ましい。
A ringbearer holding a wedding ring on a cushion.
In a formal wedding, the ring bearer is a special page who carries the wedding rings for the bridal party. This is almost always symbolic, with the ring bearer carrying a large white satin pillow on which imitation rings are sewn, while the real wedding bands are kept in the safekeeping of the best man. If the real rings are used, they are tacked on with thread to prevent their accidental loss.
クッションに載せた指輪を持った「リング・ベアラー」。
正式な結婚式において、パーティー会場に指輪を運ぶ特別なペイジである。
リングベアラーは大きな白いサテンのリングピローに縫い付けられた指輪を運ぶが、これはイミテーションで、本物はベストマンが保管するのが慣例となっている。本物の指輪が使われる場合は、うっかり紛失しないように糸で留められる。
The ring bearer as a separate role is a relatively modern innovation. In today's common wedding ceremony, the best man carries the rings.
独立した役割としてのリングベアラーを置くのは、比較的新しい試みである。昨今の一般的な結婚式では、ベストマンが指輪を運ぶ。(Wikipedia:Page boy)(拙訳)



シャーロックは指輪の話をしていたようなので、アーチー君はリングベアラーとしてのペイジになりますね。
また、「聖書を運ぶ役割」のページボーイもネット上で見かけたので付記します。

ページボーイ(page boy)とは、キリスト教式結婚式にて、挙式で使用する聖書を祭壇まで運ぶ役割の男の子のこと。フラワーガールやリングボーイなどと同様に新婦を先導して入場する。親類の10才以下の男の子に頼む場合が多い。教会式だけでなく人前式において、結婚証明書や二人の宣誓文などを運んでもらうのもいい演出になる。バイブルボーイ(bible boy)ともいう。(『ウェディング用語辞典』より)



ところで、原作でのpageといえばビリー少年ですね!
(関連記事:『ありがとう、ビリー』『ビリーは二人いる』)
第3シリーズ3話に登場したビリーやスカルのビリーには、後ほど触れたいと思います。

前略)それからその眼を最後にビリー少年の元気な笑顔に落ち着けた。この利口で気転のきく給仕は、あのむっつりと陰気な大探偵の孤独と寂しさを慰めるのにいくらか役だってきたのである。(マザリンの宝石・延原謙訳)


シャーロックの補佐役という意味でも、アーチー君はホームズにとってのビリーの役割を務めていると思います。
ビリーはホームズを尊敬していて、なかなか有能なんです。

アーチーも有能で、シャーロックが大好きなようですが、エサにつられてもいるようです……
シャーロックが、アーチーの推理へのご褒美としてHeadless Nun(首なし尼)の話を出します。
首のない尼僧のお話は、カナダのFrench Fort Coveという土地に伝わる、いわゆる幽霊譚のようです。マリーなにがしという尼僧が首を切られ(切られた理由や経緯には諸説ある)、その霊魂が失われた首を探してさまよっている、というお話です。

このHeadless Nunという言葉、どこかで聞いたと思ったら、SHERLOCK第1シリーズのDVDに収録されていた「パイロット版」でした。アンジェロとシャーロックの間の暗号として使われてましたね。ちょうど「ヴァチカンのカメオ」のように。
あの時はおそらく、「(酔っぱらいのふりをしたシャーロックを))レストランの外に叩き出してくれ」という意味だったと思います。アンジェロも、ビリーと同じくシャーロックの協力者ですね。

ところで、シャーロックとアーチー君の関係について、jnxさんが面白いご考察をお寄せくださいました。
シャーロックがリングベアラーの役割を説明すると、アーチーは"No." (いやだ)"What for?"(何で?)"Why?"(どうして?)を連発します。これ、シャーロックが良く使うセリフなんですね。jnxさんはマイクロフトとのこの場面を引用してくださってます。

"Sherlock Holmes, put your trousers on!"
" What for?"
「シャーロック・ホームズ、ズボンを履け!」
「何のために?」



マイクロフトに対して子どものような態度を取り続けるジョンシャーロックが、本物の子どもに対して大人側の立場に立たされているのは面白いですね。jnxさんのご考察は、さらに続きます。

アーチー君が“What for?”と言ったとき、シャーロックは自分の過去のこのマイクロフトに対する切り返しを思い出して、「うわつまり子供・・」と思い(再々々々・・・・自覚し)、これが結婚式の日最後の「僕という子供で予習済み」という台詞の伏線になっている、と視聴者に思わせる、とか。



自分のミニチュア版のようなアーチー君との出会いによって、子どもっぽさを自覚したというわけですね。
確かに、シャーロックが急に自分が子どもだと言い出すのは、ちょっと違和感がありました。

前回ベストマンの役割を調べてみて、かなり責任の重い仕事だということがわかったのですが、ひょっとしたら、シャーロックが「大人らしく」振る舞おうとし始めたのは、ジョンにベストマンを頼まれた時からかもしれません。
前話"The Empty Hearse"でジョンの前に姿を現したシャーロックの振る舞いは、明らかに子どものそれだと思います。

シャーロックがジョンを一人の人間として尊敬していることは、彼のスピーチからよくわかります。ジョンが自分を好きなことも知っていると思いますが、そのジョンがベストマンを頼む人間が自分だとは、露ほども思っていなかった。
でも、ジョンはシャーロックを親友だとはっきり言った上で、ベストマンを任せました。おそらく全英の視聴者が「ジョン、なんて無茶な」と思ったはずなんですが……
シャーロックにとってそれは、初めて完全に(頭脳以外も含めて)社会的な存在になれたというか、大人の男として認められた瞬間だったではないでしょうか。


……個人的には、ジョンはあんまり結婚式準備の大変さをわかってなかったんじゃないかという気もするんですが(小声)。結婚式準備に関しては、どう見ても「使えないダンナ」でしたよね……
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この記事へのコメント

- 篠田真由美 - 2014年07月30日 08:59:25

ユリイカ増刊号で拝見して以来、ROMさせていただいています。昨日ブルーレイでThe Sign of Treeをようやく2度目に見た(1度目はBSプレミアの吹き替え)ところなので、結婚式関係の話題は印象が鮮明でした。アーチーとシャーロックのやりとりがなんともほほえましく、かつシャーロックが自らの幼稚さをそこから痛感したという解釈に、なるほど! と膝を叩きました。
前のコメントもぼちぼち拝読していましたら、私にとっても大変大きな存在だった漫画家三原順の話題が飛び出しているのにびっくりしたり。これからゆっくり、前の記事とコメントを拝読させていただきます。

それから「マイクロフトに子供のような態度をとり続ける」は「ジョン」ではなく「シャーロック」ですよね? すみません。訂正されましたらこのコメント、消していただいてもかまいません。

Oh, My…! - ナツミ - 2014年07月30日 18:22:37

篠田真由美様

仕事の合間に携帯からコメントを承認させていただいた時から、「偶然同じ名前なんだよね……」とずっと気になっていて、出張直帰で家に着いてからお名前のリンク先を訪ねてみたら、やはり!
こんなところで申し上げるのは失礼かもしれませんが、「建築探偵」シリーズを読ませていただいておりました!「未明の家」刊行時は学生で、蒼くんと同じ時を生きているような感覚でした。
就職後は書店からめっきり足が遠のいてしまいましたが、それでも完結した時はまるで学生時代の先輩の噂をするように友人とメールで報告し合いましたし、SHERLOCK放映時も「建築探偵に似ているところ」を熱く語り合ったのです。お話できて光栄です。

>アーチーとシャーロックのやりとりがなんともほほえましく、かつシャーロックが自らの幼稚さをそこから痛感したという解釈に、なるほど! と膝を叩きました。

jnxさんの解釈、本当に「なるほど!」ですよね。
"His Last Vow"でも年少の協力者が現れ、探偵としての評価も定まっていき、少しずつシャーロックも歳をとっていくんですね……
その一方で、世代の違いに関わらずアーチーと意気投合したようにも感じられました。
原作のホームズも現代版シャーロックも、性別や年齢や立場に関係なく能力で人を見るところがあるので、アーチーとは対等な友人同士になれるかもしれません。また登場して欲しいです。

> 前のコメントもぼちぼち拝読していましたら、私にとっても大変大きな存在だった漫画家三原順の話題が飛び出しているのにびっくりしたり。これからゆっくり、前の記事とコメントを拝読させていただきます。

萩尾望都先生や坂田靖子先生の話でも盛り上がりました。
盛り上がった時は、だいたいSHERLOCKと関係ない話をしてるブログです。

「ヒーローになる時」http://sherlock221b.blog.fc2.com/blog-entry-164.html
「ビリーは二人いる」http://sherlock221b.blog.fc2.com/blog-entry-119.html

> それから「マイクロフトに子供のような態度をとり続ける」は「ジョン」ではなく「シャーロック」ですよね? すみません。訂正されましたらこのコメント、消していただいてもかまいません。

ご指摘ありがとうございました!
既に、桜井京介ファンの友人に「私、篠田先生に書き間違い直していただいちゃったよ!」と自慢メールを送信済みなので、わざとらしくも打消し線で訂正させていただきました。

有り難うございました - 篠田真由美 - 2014年07月31日 15:21:12

 こういう場所で本名を使うのはマナー違反かな、とかなり迷ったのですが、URLをご覧になればわかることだし、自分がSherlockファンなのを恥じているみたいに見えたらそれも嫌だな、と思って居直りました。コメントを書かれる方たちも皆様とても礼儀正しく、節度のある文章なので、ここならおかしなことにはなるまいと安心できたから、というのもあります。そして、よもやナツミさんが拙作をお読みだとは予想していなかったので、なんか恥ずかしくてジタバタしてしまいます。まことに有り難うございました。

 Sherlockは何度見直しても見所のあるドラマですが、ここでいろいろな方の見方や解釈を教えていただくと「おお!」となって、また見返したくなります。ジョンが結婚式準備の大変さを理解してなかったから、あまり心配せずにシャーロックに頼んじゃったのでは、というのは激しく同意! 彼自身、これまで自分にベストマンを依頼してくれるような友人もいなかったでしょうしね。
 でも、見返すとひとりでパーティの場を後にする彼が悲しい・・・

 最後に全然違う話を、ごめんなさい。ナツミさんはアイリーン・アドラーの救出劇は現実のことと解釈されていますか? 私にはどうもあれが現実だとは思えないのでした(どこかでその話題を取り上げていらしたらすみません)

申し訳ありません! - ナツミ - 2014年08月20日 00:32:00

篠田真由美様

だいぶ時間が経ってしまってすみません。お返事を投稿するのをひとつ漏らしてしまいました。大変失礼致しました!

私は思うところあって(私の場合、いつもとは違う顔を持ったほうがのびのび書ける、といった程度ですが)ハンドルネームを使っていますが、本当のお名前で書き込んでいただくこと、決してマナー違反ではないと思います。違うお名前を使われていたら、URLにアクセスした時ご本人かわからなくてそわそわしてしまったと思うので、私としてはありがたかったです!

> ジョンが結婚式準備の大変さを理解してなかったから、あまり心配せずにシャーロックに頼んじゃったのでは、というのは激しく同意! 彼自身、これまで自分にベストマンを依頼してくれるような友人もいなかったでしょうしね。

そ、そうですね!ジョンだって、結婚式初心者なんですよね!(玄人がいるかどうかわかりませんが……)
現代の英国軍軍医が、一度国外に派遣されるとどの程度の頻度で帰国できるのか、よくわからないのですが、軍人仲間やラグビーチーム仲間の結婚式には、出席していたのかな?
招待状への返信をよこさないのにも関わらず、ショルトー少佐が「来る」と確信していたのは、もちろん二人の間にそれだけの絆があるからなのでしょうが、所属していた部隊そのものの結びつきが強くて、一緒に仲間の結婚式に参加していたのかもしれませんね。。

>  でも、見返すとひとりでパーティの場を後にする彼が悲しい・・・

ここは何度見てもつらい気持ちになります……原作「四つの署名」を読み返しても、シャーロックの表情を思い出してしまいますね。
グラナダ版ではワトスンの結婚がないのですが、このコメントを書き直している今(8月19日)、RMさんの最新記事で、舞台"The Secret of Sherlock Holmes"でこの場面を演じるジェレミー・ブレットとエドワード・ハードウィックが紹介されています。
http://upwardjb.blog112.fc2.com/blog-entry-602.html
これもまた泣けます!ここにあのセリフを持ってくるとか!反則!

> ナツミさんはアイリーン・アドラーの救出劇は現実のことと解釈されていますか? 私にはどうもあれが現実だとは思えないのでした(どこかでその話題を取り上げていらしたらすみません)

シャーロックがアイリーンの家で昏倒したあと、夢の中で彼女と会話する場面があるので、はじめは救出劇もシャーロックの妄想かと思ったんです。
でも、「夢というよりは、コートを返しに来たアイリーンとの夢うつつの会話か!」と合点してからは、ラストの救出劇も「現実だ」と思っています。
非現実的な話ではありますが、シャーロックの妄想であるとすると、その根拠を示す描写がないので……

でも、そういえばこの件に関してあまりたくさんの方と話したことがないので、この解釈でいいのか、ちょっと自信がなくなってきました。どうなんでしょう……?

夢か現か幻か。 - midori - 2014年08月20日 09:39:12

おはようございます。
アイリーン救出劇、回想でラストシーンになるからファンタジックな演出だけど、私は当初から現実だと考えてましたよ。シャーロックにあの形の妄想癖はないと思うのですが?(その他の誇大妄想はあるかも)
ともあれ、あれはうつつ(現実)である、に一票。

解釈の自由ありってことで - 篠田真由美 - 2014年08月20日 16:54:56

 お返事有り難うございます。
 一度書いたらなぜか投稿できず消えてしまいました。うっ、悲しい。

 このドラマ、制作者は視聴者の解釈の自由を敢えて残しているのだと思います。S3E1の、アンダーソンにトリックを説明するシャーロックはアンダーソンの妄想ではないのか、なんてあたりも。そこまで含めて遊んでいるのだという気が。だから公式見解は「アイリーンは救われた」「落下トリックはあれが正解」でも、好きなように考えるのは自由、と。

私があのシーンは現実でないと考える理由は、

1.なぜジョンに気づかれずにシャーロックはそんな工作をなしえたか(まさか24時間じゃ無理だと)。
2.組織も無しにそれが可能だったら、彼はジェームス・ボンドよりまだすごい超人になってしまい、いくらなんでもマンガみたい。
3.S3E2のマインドパレスに登場したアイリーンは初対面のヌードだった。その後にそんな劇的な場面があったら、記憶が上書きされるのでは?

こんなところです。知人は、「あれはアイリーンが死ぬ直前に見た夢ではないか」という説を立てていて、それはとても美しい夢想に思えますが、まあ正解はなし、というところでいいのかなあ。

その他の誇大妄想が気になります…… - ナツミ - 2014年08月21日 04:13:47

midori様

>シャーロックにその手の妄想はない

なるほど。確かに、自分に都合のいい妄想をして微笑む、というのはシャーロックっぽくないかな?
後だしじゃんけんになっちゃいますけど、S3で"God knows where she is."と言っていたので、どこかで生きているという確信はあるのかしら。
だとしたら、その手で救い出したというのはありそうですね。シャーロックは(たとえ独り言でも)、ある程度確信のあることしか言わなそう。

賛成! - ナツミ - 2014年08月21日 04:33:39

篠田真由美様

>  このドラマ、制作者は視聴者の解釈の自由を敢えて残しているのだと思います。S3E1の、アンダーソンにトリックを説明するシャーロックはアンダーソンの妄想ではないのか、なんてあたりも。そこまで含めて遊んでいるのだという気が。だから公式見解は「アイリーンは救われた」「落下トリックはあれが正解」でも、好きなように考えるのは自由、と。

そこが、ホームズものとして優秀な点ですよね。
受け手に「解釈遊びの余地を残す」という、原作の優れた点を意識的に踏襲してる。

それを踏まえて真剣に遊ばせていただくと、

> 1.なぜジョンに気づかれずにシャーロックはそんな工作をなしえたか(まさか24時間じゃ無理だと)。
> 2.組織も無しにそれが可能だったら、彼はジェームス・ボンドよりまだすごい超人になってしまい、いくらなんでもマンガみたい。

ここを、無理やり説明したくなります(笑)
1に関しては、ジョンは時々遠くに出張させられてたようなので、221Bにいるふりをしながら、連絡とりつつカラチに行くことは可能だったかもしれません。
2はまったくおっしゃる通りなんですが!しかし"Many Happy Returns"やS3E1冒頭で、シャーロックの超人っぷりは見せつけられていますからね~。非現実的ではありますが、物語世界の中での整合性は、一応とれてますよね。

> 3.S3E2のマインドパレスに登場したアイリーンは初対面のヌードだった。その後にそんな劇的な場面があったら、記憶が上書きされるのでは?

これは、シャーロックにとって一番インパクトがある姿が残っている、という考え方もできないでしょうか。
一応「見るべきポイントは押さえていた」ようですし。

> 知人は、「あれはアイリーンが死ぬ直前に見た夢ではないか」という説を立てていて、それはとても美しい夢想に思えますが、まあ正解はなし、というところでいいのかなあ。

それは綺麗ですね!アイリーンがいじらしく思えます。
一方で彼女にはもっとしぶとくあって欲しいという願望もあったりして、本当に色々な解釈ができますね。
こうして色々な方のご意見をうかがうと、ますます楽しいです。

7通り - れすとら - 2014年08月22日 03:26:07

面白そうな話題なので交ぜてください!

「制作は解釈の遊びを残してどちらもあり」を踏まえて、私は実際に助けた派です。
理由は、midori様と同じで女性にヒーロー的行いを妄想してヘヘッと笑うタイプではないと思うからです。アイリーンの涙も笑顔も本心からの様な気がします。

ナツミ様の
>S3で"God knows where she is."と言っていた
 とりあえず生きているが、どこにいるかはSHは知らないということですよね。マインドパレス内なのでそう思っているということだと思います。

以前、シャーロック友達にこの結末をどう思うってきかれて考えたのですが、非公式に兄弟で、またはSH単独でIA(アイリーン)死亡工作をし、兄はそれに乗っかって非公式に後始末をした説をとります。これはそうだったら楽しいかもで、IAは別のIDをもらいどこかで兄の優秀なスパイとして働いていいて兄だけがそれを知っている、です。

(1)兄は、英国政府として莫大なお金を払わなくて済んだことにSHに借りがあるので協力した。その他にも携帯の中の秘密で英国市民を見殺しにする事態を防ぐなど沢山利益を得た。確かSHは「(見返りに)逮捕(保護)してやってくれ」と言っていたました。
If you’re feeling kind, lock her up; otherwise let her go. I doubt she’ll survive long without her protection.

このシーンの最後、SHだけ冷たく部屋を出ていきます。残された2人はどうしたのでしょうか?

超人過ぎて無理かもという点も、兄パワーで専用機とか飛ばせば通常より短時間で帰ってこれるかもしれません(S3後に思いました)。兄パワーで全て解決するのもどうかと思いますが。

(2)ジョンは気がつかないのか?
1. SHは別の事件のふりをして出張計画をたてる。ドラマの中でも単独ベラルーシに行っているので、遠い所でも出かけるし家も空けていそうです。
2. SHには隠れ家が何カ所かある(正典より)のでいつも221Bにいるわけではない。また、これもS3ですが、表側だけの家とか色々な隠れ家を持っていました。S2の時点では不明ですが、空き家とかこっそり利用していそうです。
3.ジョンの方が外泊が多そう。
なので、シャーロックはしれっと嘘をついて数日カラチに行けたように思います。

(3)監視問題
S1E1では街中の監視カメラが登場してキュルキュルとジョンを狙う大好きなシーンがありますが、イギリスは凶悪少年犯罪をきっかけに監視カメラが設置された監視社会とのこと。
内密ならディオゲネスクラブを使うだろうに、わざわざカフェで兄とジョンが会って、兄も「カフェもタバコも、めったにしないことをする」とわざわざ言っている。
もともと、IAはCIAにも狙われていたし、結果として英国だけが恩恵を受けているので、表向きにはカラチで死んだことにしてCIAをはじめいろんな人を欺いた。裏をかいて監視をうまく利用していそう。

MI6ものの『裏切りのサーカス(TTSS)』を見ると、兄は身内にも監視されている窮屈な人生なのかもしれないなと思います。人を寄せ付けない(S3E1)のは、多分にもともとの性格だとは思いますが環境のせいもあると思います。「金魚鉢の金魚」には監視の意味があると読んだことがあるので、監視付きの奴らとはつき合えないとか監視のしあいもあるかもと思いました。

(4)一番最後のメールがいつ来たかジョンは知らない
カマをかけている可能性もありますが、あれから2人は彼女の話題を出さなかったように思います。最後のメールを受けたのはジョンのいないところでだと思います。

(5)証拠物件なのにIAの携帯を保管できたこと
政府に書類や証拠品は返さなければいけないとジョンは言っていました。兄がそのことを説明しているシーンは映っていません。SHは携帯をもらうことができました。非公式な工作だから保管できたと思います。…SHは同機種の偽物を持っていたので身代わりに提出できたかもしれませんね。

(6)IAの「Mr.ホームズ」の言い方
Mr. Holmes, I think we need to talk. Not you, Junior. You’re done now.

途中、兄に「Mr.ホームズ、取引しましょう」と言い、同じくMr.ホームズのSHには「ボクじゃなくてこちらの紳士よ」(意訳です)となったのが(ものすごい屈辱)、カラチのシーンで「さようなら、Mr.ホームズ」に変わっていました。IAがSHを認めた証だと思うのです。
メールもIAの死亡の痕跡を残すために利用しているような気がします。

(7)兄は「自分の部下がIAの半分も優秀だったら」と彼女を認めているから、どうせならとスパイにスカウトした。弟に借りも返せるし、自分も秘密の優秀な部下が持てるのでメリットはありそう。アメリカに渡すには危険人物のような気がします。

私の中では、兄が黒幕過ぎるのですが、エンターテイメントだし、楽しい方向で想像しました。SHは小さい時は海賊になりたかった。冒険ロマンに憧れる少年だったわけですよね。
冒険といえば、やっぱり中東舞台のスパイ。チャドル(?)で変装!がもうツボなんです。(そういう世代なのかなあ)僧衣で変装した白人(金髪美女)っていうのはミニエピソードにもありました。SH(精神年齢6歳でしたっけ?)はヒーローに救われるお姫様は必要なくて、一緒に冒険できる同格の頭脳とスキルのある人間だから助けたように思います。一緒に冒険できない女の子は仲間にしてやらないみたいな感じでしょうか。


>> 3.S3E2のマインドパレスに登場したアイリーンは初対面のヌードだった。その後にそんな劇的な場面があったら、記憶が上書きされるのでは?
>これは、シャーロックにとって一番インパクトがある姿が残っている、という考え方もできないでしょうか。 一応「見るべきポイントは押さえていた」ようですし。

ここどっちの意見も鋭いですね!
SHの変装を上回るIAの全裸に完敗した頭脳勝負の記憶に一票です。

「可能性は7通り」段階のように結論を出す確証はないですが、助けた説でなんとかつじつまはあわせられたかなと思うのですが、「マイクロフトのタバコ」にも意味があるような気がします。IAの死体を確認しに行ったモルグのシーン、ジョンとカフェで話した時、そしてS3E3の実家でのクリスマスのシーン。結構重要なところで吸っているような気がします。このあたりどう思われますか?

なるほど! - ナツミ - 2014年08月22日 06:03:09

れすとら様

いつもながら、説得力のあるご意見ありがとうございます!

アイリーンがマイクロフトの部下になった説、いいですね!
"God knows where she is"(誰も彼女の行方を知らない)とマインドパレス内で呟いたからには、シャーロックはその事実を知らないわけですよね。もし兄の部下になったのなら、シャーロックにそれを告げないことが条件だったのでしょうね。
スパイとして働いているのなら、彼女がどうしてカラチに行ったのかの説明もつきますし、シャーロックが助けに行けたのも納得です。
もし兄弟でアイリーンの死亡を偽装したとすると、二人で協力してジョンも騙している、ということになり、S2視聴時点ではちょっと違和感がありましたが、S3E1を観た後だと説得力があります。
証拠物件についても納得。マイクロフトが適当にどうにかしたんだろうと思ってましたが(私もいい加減彼をブラックボックス扱いし過ぎ)、よく考えたら「返さなきゃ」というのはジョンの判断ですよね。気づかれたれすとらさんも凄いですが、脚本にも隙がない!

Mr.Holmesに関しては、私はあの"Not you"はアイリーンの強がり、と解釈してました。
最後に出てきた"Good bye, Mr.Holmes"は、中盤で出てきた"Good night, Mr.Holmes"という台詞がもとになっていると思います。
こちらは、ご存知の通り原作由来の台詞です。
男装してホームズから逃げおおせたアイリーンの勝利宣言ですけれど、それだけではないと思います。自分と同等の知能と行動力を持った人間に出会えた、彼女の好奇心と親愛の気持ちがこもった言葉だということが、アイリーンの手紙から窺えます。
現代版のアイリーンも、能力的な面で優位に立ったからといって、シャーロックへの恋心がなくなったわけではないですよね。実際「脈拍が速い」という事実が挿入されています(脈拍→恋心ってどうなんだよ、って個人的には思いますけど、まあそういう展開なんで……)。
でも、Not you,junior.と言い放った段階では、シャーロックを踏みにじらなければならない現実への失望もあって、ああいう突き放すような言い方になったのではないでしょうか。
シャーロックが勝利したことによって彼を認めたわけではなく、出会った時からずっと、アイリーンにとってMr.Holmesはシャーロックただ一人だし、最後の呼び掛けも、能力は関係なく純粋な愛情ゆえではないか、と思います。
でも、「ボクじゃなくてこちらの紳士よ」は名訳ですね!女王様全開!

監視問題に関しては、221bの下のカフェに監視の目があることをわかっていて、わざとそこで話をした、ということでしょうか。
逆に、カフェには監視が及んでいない、という考え方もできないでしょうか?
マイクロフトが監視カメラの場所を知っているなら、監視カメラがない場所も知っているはずですよね。

というのは、マイクロフトがタバコを吸うのは、「影の英国政府」ではなく「シャーロックの兄」としての顔を見せる場面に限定されていると思うからです。
ついでにいえば「シャーロックの兄」は「ジョンの友人」でもある。モルグの場面でシャーロックが立ち去った後、マイクロフトがジョンに電話する場面では、2人が「ぐるになっていた」背景が垣間見えますよね。ジョンはマイクロフトに、シャーロックが煙草を吸ったか聞いているし、マイクロフトはジョンにドラッグバストをさせている(これは初めてのことではないようで、シャーロックもマイクロフトとジョンの秘密裏の協力体制?は承知してるみたいです)。
この場面と、マイクロフトがカフェの外で煙草を吸いながらジョンを待っている場面は、対になっているように私には思えます。シャーロックが小さかった頃の話をするのは、マイクロフトが公人としてはジョンを騙すけれど、シャーロックの兄としては彼を認めていて、弟を扱う上でデリケートな部分は任せよう(こき使う、押し付けるという言い方もできますが……)という気持ちの表れではないでしょうか。
もしそうだとしたら、すべてがデモンストレーションのための会話だった、というよりは、マイクロフトがあえて自分の足で「ジョンの領域」に踏み込んでいって、率直に話をした、と私は思いたいです。(もちろん、ジョンがアイリーンの部下にこぼした愚痴に対する、脚本上の回収でもありますけれど)

れすとらさんが事実関係をもとに客観的に書いてくださったのに、感情論で返して申し訳ないのですが、色々な読み方があるということでご容赦いただければ幸いです。

大変面白く拝読しました! - 篠田真由美 - 2014年08月22日 08:25:31

れすとら様 ナツミ様

いろいろ興味深いお話、有り難うございます。これを読めただけでも、この話題を振った甲斐があったというものです。

マイクロフトが結局黒幕として、アイリーンの救出にも一役買っていた、ということなら、シャーロックの留守期間問題も、超人過ぎる違和感も解消しますね。シャーロックはああいう妄想をするタイプではない、というのは以前から他の方のブログでも読んでいて、しかしだからっていきなりアラビアのロレンスか? という気もしていたのですが、兄のバックアップによるスパイ活動のひとつとしてなら、納得。
ただそうすると、あそこでジョンに彼女の死亡を告げて騙す必然性はあるのかな、というのと、これじゃすでにシャーロック、市井の諮問探偵じゃなくMI6の下請けエージェントじゃね? という印象を受けてしまうのですが、これだけ兄の存在が大きくなってしまったドラマで、しかもS3のラストがあれだから、いよいよスパイもの化してしまいそうな気が。

ま、イギリスから遙かユーラシア大陸をはさんだ日本で、こんな話題で盛り上がる、「だれもが批評家気取りだな」というわけで、ゲイティス・モファットの手のひらの上で踊ってしまって、でも楽しいからいいです。

いろいろ緻密な推理、有り難うございました~

踊る!極東市井・夏休みドラマ感想文 - れすとら - 2014年08月23日 01:55:29

篠田先生

ご意見いただいてしまい、光栄です!
こんな投稿をしてしまってもう色々おこがましくすみません。



マイクロフトがMI6、もうちょっと謎めいたままでいて欲しかったです。


ナツミ様

>Mr.Holmesに関しては、私はあの"Not you"はアイリーンの強がり、と解釈してました。

強がり賛成です!
ゲームの運びでわざとシャーロックのプライドを攻撃するように言っていて、その裏側で、SHもIAもものすごく感情が揺れているのがわかります。

どうしてもシャーロック側で見てしまうのですが、S1では兄の指輪がよく映っていたことから、シャーロックだけが孤独な生き方を選び兄への大きなコンプレックスを抱えていると思っていたので、なおさらMr.かjuniorかが刺さるように思っていました。
シャーロックには「誤った考えだ」とか言われそうですが。

>シャーロックが勝利したことによって彼を認めたわけではなく、出会った時からずっと、アイリーンにとってMr.Holmesはシャーロックただ一人だし、最後の呼び掛けも、能力は関係なく純粋な愛情ゆえではないか、と思います。

「アイリーンにとってMr.Holmesはシャーロックただ一人」

名言です!!あのセリフのことを書き込んで良かった!
二人のMr.Holmesを並べて彼女のSっぷり、本当にうまいですよね。勝利というよりも彼のことが愛情とか信頼とか色々ひっくるめて絶対的なものに昇華したように思います。だけど手に入れることはできない。

>"Good bye, Mr.Holmes","Good night, Mr.Holmes"
正典由来なのですね。ララさん、優しい言い方で好きです。

「マイクロフトと煙草」のご説明ありがとうございます!

>この場面(モルグ)と、マイクロフトがカフェの外で煙草を吸いながらジョンを待っている場面は、対になっているように私には思えます。
>「シャーロックの兄」は「ジョンの友人」でもある。

そういえば対の表現沢山出てきますよね。ついついしゃべっている内容が「嘘」か「本当」かで考えてしまいました。「弟を思う兄の顔」なんですね。マイクロフトにとってもジョンは「弟の友人」以上の存在であってほしいです。マイクロフトはジョンに「ぶれない」という信頼を持っていそうですね。「お金とか世俗的なものの為に裏切り行為をする人じゃない」と思っているのはAI→SH、MH→ジョンに当てはまりますね。

>(もちろん、ジョンがアイリーンの部下にこぼした愚痴に対する、脚本上の回収でもありますけれど)

車で拉致するっていうアレですね。

>マイクロフトならどこに監視カメラがあるか分かる

鋭いですね。
実は監視問題はそんなに納得していなくて、救出説で考えるとそうかなっていう感じです。

IAのその後、妄想、なのに申し訳なくも補足ですが、IAは取引の後(IAとMHを部屋からどうやって出すかが難しそう)SHに置いていかれて自棄になり逃亡を選び、カラチに流れていった。カラチの理由は…欧米よりも消息を消しやすいからとか、国際情勢の色々からとかということで。(逃亡だとモリアーティにすぐ狙われそうな気がしますが)そろそろ助けて死亡工作する?となり、カラチで救出、一件を利用した死亡工作の後、別人になり部下として働くも、そのうちマイクロフトからもフェイドアウト……なのが女王様はいいような気がします。ストーリーも人それぞれということで。

God save the dominatrix !


うう、皆さん細かい! - midori - 2014年08月23日 15:31:35

皆さんこんにちは。

ナツミさんも激しく同意されてますが、本当に篠田先生のご指摘通りですね。
このドラマは原典の『あそび部分』まで上手に再現してる、そこがストーリーやキャラをなぞっただけの作品にはない、ある種のホームズ好きを惹きつける魅力のひとつになってると思います。

それに皆さん隙なく論理的に自説を展開なさって…素晴らしいです〜。私はキャラのイメージから大雑把に判断しただけで…まー細かいとこは後からナンボでも付け足せるし〜とか考えてました〜。

ところで、ナツミさん、れすとらさんも…書き込み時刻が明け方4時とか3時って……ちゃんと寝てますか??…大丈夫ですかぁ?!


追伸:その他の誇大妄想とは…。

実兄を究極の敵とか英国政府そのものとか表現してみたり、レストレードはマイクロフトの犬呼ばわりとか、ジョンは手放しで僕の帰還を喜んでくれるだろうとか。

確かにマイクロフトは権力あるけどもっと上の方々も当然いる。
ヤードのレストレードはマイクロフトの直接命令では動かない(上層部経由で命令すれば動くかな)。
ジョンはシャーロックの帰還を心の底では望んでたけどあの調子で現れたらそりゃキレるわな。

こんな感じで、決して間違っては無いんだけども何だか大袈裟な表現やそのような思い込みまでもあるのではないかなと感じてます。

でも現実逃避の妄想癖はないと思うんです。

じゃあどうやったか?ナツミさんれすとらさん見解と被りますが…
ジョンを誤魔化すのは簡単だと私も思います。ずっと一緒じゃないと思うし。
S1E3で内務大臣にもコネあるとか電話して言ってたから、マイクロフト以外にも権力者ツテあるのかな。今はマイクロフト抜きでなんとかならんか妄想してみてます。

あと、マイパレのアイリーンが全裸の件…完全に私の創作ですが、本当に最後に見たのが全裸という仮説もあるかも。
そのシチュエーションでシャーロックが回れ右でロンドンに帰ったか据え膳よばれたか結局は鞭でしばかれたか……その辺妄想するのもまた楽し(きゃあきゃあ)^^;

ではー。

壮大な事件、些細な事件 - ナツミ - 2014年08月25日 02:08:02

篠田真由美様


> ただそうすると、あそこでジョンに彼女の死亡を告げて騙す必然性はあるのかな、というのと、これじゃすでにシャーロック、市井の諮問探偵じゃなくMI6の下請けエージェントじゃね? という印象を受けてしまうのですが、これだけ兄の存在が大きくなってしまったドラマで、しかもS3のラストがあれだから、いよいよスパイもの化してしまいそうな気が。

マイクロフトのブラックボックス化現象は私たち視聴者に限ったことでなく、製作者側にもありますよね。
MI6とCIAが暗躍してました、でなんでも済ませられちゃいますからね……
原作が、末期のほうはネタ切れ気味になりながらも、基本的には市井の事件にとどまりつづけたのって、よく考えるとすごいことなんですね。「何だかよくわからないけど細かいところは権力でどうにかしちゃいました」というエクスキューズが一切ない事件のほうが、本当は難しい。
(あ、今わたしも批評家気取りになってる……)

興味深い議論の種をありがとうございました!

極東より愛をこめて - ナツミ - 2014年08月25日 02:38:05

れすとら様

> マイクロフトがMI6、もうちょっと謎めいたままでいて欲しかったです。

これ、すごくわかります!「敵かな味方かな?」みたいな期間がもう少し長くてもよかったですよね。
まあ、原作つきですし、シーズンの間の期間が長いので、引っ張るにも限界があるのかもしれません。


> どうしてもシャーロック側で見てしまうのですが、S1では兄の指輪がよく映っていたことから、シャーロックだけが孤独な生き方を選び兄への大きなコンプレックスを抱えていると思っていたので、なおさらMr.かjuniorかが刺さるように思っていました。

あ、マイクロフトは家庭があって、「きちんと」社会生活を営んでいそう、と思われていたということでしょうか。私はどうしても原作寄りで見てしまうので、「弟よりさらに社会性がない」というフィルターがかかってしまいがちですが、SHERLOCKのマイクロフトには、まだまだ謎の部分が多いですよね。
アイリーンに関しても、正典フィルターにとらわれているかそこから自由かで、だいぶ解釈が分かれるところだと思います。

> 二人のMr.Holmesを並べて彼女のSっぷり、本当にうまいですよね。勝利というよりも彼のことが愛情とか信頼とか色々ひっくるめて絶対的なものに昇華したように思います。だけど手に入れることはできない。

そういうアイリーン側の気持ちも踏まえると、"God knows where she is"はだいぶ深みのあるセリフになりますよね。

マイクロフトの煙草に関しても、アイリーンの気持ちに関しても、私のは推測に過ぎないので、れすとら様と同じ次元で語ってはいけないような気がするのですが、寛大なお言葉をありがとうございました。

そのうちマイクロフトからもフェイドアウト……からの"God knows…"に私も賛成です!マイクロフトも舌を巻くほどの人物ですから、兄弟に一方的にやられて終わりじゃないはず!

……原作厨としてはゴドフリー・ノートンに出会って欲しいんですが(世界のどこかにあるに違いない『アイリーン不二子ちゃん化委員会』によって抹殺されがちな彼ですが、三谷幸喜人形劇にはちゃんといて、思わずガッツポーズ!)、それでジョンの結婚式に浮かれた電報が来たりしたら、シャーロックの受けるダメージが計り知れないので、このままフェイドアウトがいいのかもしれません……

大人の階段登った!? - ナツミ - 2014年08月25日 02:55:22

midori様

> このドラマは原典の『あそび部分』まで上手に再現してる、そこがストーリーやキャラをなぞっただけの作品にはない、ある種のホームズ好きを惹きつける魅力のひとつになってると思います。

そうですよね!極端な話、原作を読んでいなくても、SHERLOCKだけで謎解き遊びが楽しめるくらいですものね。
そういった楽しみ方もアリだと思います。
>
> それに皆さん隙なく論理的に自説を展開なさって…素晴らしいです〜。私はキャラのイメージから大雑把に判断しただけで…まー細かいとこは後からナンボでも付け足せるし〜とか考えてました〜。

そういう楽しみ方でいいんだと思いますよ。細かい事例を挙げて検証していくのも、あくまで遊びの延長戦で、出発点は同じなので……どこまでゲームをするかは、個人の自由だと思いますし、どこまで行ってもゲームはゲームですし。

> ところで、ナツミさん、れすとらさんも…書き込み時刻が明け方4時とか3時って……ちゃんと寝てますか??…大丈夫ですかぁ?!

私は朝方で、夜は10時くらいに眠くなっちゃうので、趣味に関することはどうしても朝方になっちゃうんです。メールを送るときなんかは、着信音でご迷惑かけないかしら、とハラハラもので、場合によっては保存しておいて、昼間職場で携帯からこっそり送信したりしますが。れすとらさんはちゃんと寝ていらっしゃるのかしら……

> 実兄を究極の敵とか英国政府そのものとか表現してみたり、レストレードはマイクロフトの犬呼ばわりとか、ジョンは手放しで僕の帰還を喜んでくれるだろうとか。

なるほど、いちいち言うことが大げさですよね。ジョンにもドラマクイーンって言われてましたね。

> あと、マイパレのアイリーンが全裸の件…完全に私の創作ですが、本当に最後に見たのが全裸という仮説もあるかも。
> そのシチュエーションでシャーロックが回れ右でロンドンに帰ったか据え膳よばれたか結局は鞭でしばかれたか……その辺妄想するのもまた楽し(きゃあきゃあ)^^;

なるほど、確かに、助けた「後」があっても不思議ではない!だとすると、"God knows…"はますます意味深ですね。ジムには卒業を報告したんでしょうか……

気になるのはこの先です - 篠田真由美 - 2014年08月25日 11:42:26

ナツミ様 他の皆様

だいぶコメント欄が延びてきて、このへんで自粛しようかなと思ったのですが、ついつい書きたくなってしまいますね。
「Sherlock」がスパイもの化してしまうのはどうか、というようなことを書いてしまいましたが、実は原作の書かれた時代、まだエンタメ小説のジャンルは現在のようには分化していなかった、というのはあるかと思います。いま、たとえばミタライキヨシが国家の特命を受けて活動したら、ほとんどの読者は「なんじゃこりゃ」と文句をいうでしょう。名探偵は基本的に反権力では、というイメージもどこからか入ってきていますし、現代日本の本格ミステリのイメージ固めに大きく寄与したアメリカの作家ヴァン・ダインも、彼の書いた「本格ミステリのルール20則」に、「秘密結社やマフィアを持ち込んではならない」「犯罪の動機は個人的なものでなくてはならない」といった項目を上げて、ミステリのスパイもの化、犯罪小説化に歯止めを掛けています。
しかしコナン・ドイルやモーリス・ルブランが執筆していた時代、そんな縛りはなかった。私はポプラ社で先に『奇巌城』を読んでしまったばかりに、ホームズに拒否感を植え付けられていまにいたる、ここでは肩身の狭い人間ですが、ルパンも自らの愛国者ぶりをしばしばアピールしていますし、背後に国がある、名探偵(ルパンもときどき探偵的に行動します)が国のために悪と戦うというストーリーが、当時の読者には受け入れられたのだと思います。
しかし現代の私たちは、その頃の読者のように素直にマイ・ヒーローが国家の英雄でもあることを楽しめない気もします。そこが難しい。そして「Sherlock」はこれからどこへ向かうのであろうか。名声が高すぎるスパイって、それ自体存在の矛盾だし、国家は平気でシャーロックを殺しそうだもんなあ。今回はジムのおかげで命拾いしたみたいだけど、いつかイギリス国家がシャーロックの存在を否定して抹殺を諮る、なんてこともあり得なくは無さそうで、そのときお兄ちゃんはどうするんだろう。もちろんジョンはシャーロックと手に手を取って、だけどさ(勝手に決めてる)・・・

早川書房のシャーロック・パブ、遅ればせながら行ってみようかと思うのですが、ひとりだと寂しいでしょうか。ホームズ・ファンの友人に置いて行かれて、行くべきか行かざるべきか悶々としとります。

踊らされてます - ナツミ - 2014年08月25日 23:31:50

篠田真由美様

> だいぶコメント欄が延びてきて、このへんで自粛しようかなと思ったのですが、ついつい書きたくなってしまいますね。

三原順テーブルでもbillylabさんが心配なさっていたので、ちょっと調べてみたところ1記事につき1000件まではいけるとか……。(FC2さん、本当ですか!?)

> 「Sherlock」がスパイもの化してしまうのはどうか、というようなことを書いてしまいましたが、実は原作の書かれた時代、まだエンタメ小説のジャンルは現在のようには分化していなかった、というのはあるかと思います。

私も「ほとんどの事件が市井の事件」なんて書いてしまいましたが、原作にはいわゆるスパイものも含まれていますものね。SHERLOCKは本格ミステリではなく、さまざまな括りが作られる前の作品を基にしているわけですから、どう転んでもいいのかもしれません。たとえシャーロックがスパイになろうと、心霊主義に目覚めようと。

> しかし現代の私たちは、その頃の読者のように素直にマイ・ヒーローが国家の英雄でもあることを楽しめない気もします。そこが難しい。そして「Sherlock」はこれからどこへ向かうのであろうか。名声が高すぎるスパイって、それ自体存在の矛盾だし、国家は平気でシャーロックを殺しそうだもんなあ。今回はジムのおかげで命拾いしたみたいだけど、いつかイギリス国家がシャーロックの存在を否定して抹殺を諮る、なんてこともあり得なくは無さそうで、そのときお兄ちゃんはどうするんだろう。もちろんジョンはシャーロックと手に手を取って、だけどさ(勝手に決めてる)・・・

産業革命の時代でも第一次世界大戦の時代でもありませんが、やはり「英国」のアイコンとしての「シャーロック・ホームズ」であることは意識されていますよね。思えば、221Bに燦然と輝くユニオンジャック柄クッションが、第一話から物語っていたような。

シリーズの存続がどこまでかわからなかったからだと思うのですが、SHERLOCKは原作の中でも派手な作品ばかりやってしまった気がするんです。例えばグラナダ版は「青い紅玉」など、事件自体は小さくとも味のある名作をたくさん残してくれましたが、SHERLOCKは既に国家レベルまで話が拡がってしまっています。
ジョンも、娘さんができてどう変わるんでしょう。変わらないと思いたいですが、子どものいるワトスンって想像がつかない!
ジョンにはもうシャーロックよりも大事なものができたので、文字通り手に手をとって逃亡した時代とは、何かが違うのかもしれません。二人の絆が途切れることはないとは思いますが、もっと別の形の友情が描かれるかもしれませんね。
大胆に予想を裏切りつつ、心配させておいて、期待は裏切らない、という今までのパターンが、続いてくれると良いのですが。

> 早川書房のシャーロック・パブ、遅ればせながら行ってみようかと思うのですが、ひとりだと寂しいでしょうか。ホームズ・ファンの友人に置いて行かれて、行くべきか行かざるべきか悶々としとります。

あんな状態だったので記憶が確かとはいえませんが、二人席が多かったと思います。私たちの隣の席は、女性の一人客でした。
展示が充実しているので、お一人でも飽きることはないと思いますよ!回転が速いので歓迎されるかも……
(並んでいるお客さんが見えなかったので、ついついおかわりなんてしてしまったんですが、どうやら席が空くまで別の階で待機するシステムだったようで、席を立ったら階段から別のお客さんが案内されてきて、ちょっとのんびりし過ぎた!?と会計後に反省しました。
私たちは偶々するっと入店できましたが、かなり混雑しているようです。もしいらっしゃるとしたら、待たされることも視野に入れて、お時間に余裕のある時に行かれたほうがよいかもしれません。お気をつけて行ってらしてください!)

問題はジョンの家庭か。 - 篠田真由美 - 2014年08月26日 22:17:14

ナツミ様

おことばに甘えまして連続投稿です。

>たとえシャーロックがスパイになろうと、心霊主義に目覚めようと。

そこが文章と読者の想像力が頼みの小説と、ビジュアルがあり俳優の演技力が物を言うドラマの差です。小説は「ありえねえっ」と読者の気持ちが離れるといっぺんでしらけてしまいますが、ドラマは違います。「Sherlock」の成功は脚本の力もさることながら、主役二人を初めとするキャスティングの妙と名演技のおかげだと思います。あのシャーロックならどうなってもちゃんとシャーロック・ホームズだ! と視聴者には思えてしまいますから。

>SHERLOCKは原作の中でも派手な作品ばかりやってしまった気がするんです。

これはおっしゃる通り。S3E3のラストでは、大風呂敷の広げすぎという感を覚えたのは私だけではなかったようで、それとジョンとメアリと子供の問題もありますね。あの妻なら夫がシャーロックと逃避行に走っても動揺しないかもですが、子供が巻き込まれるのは洒落にならない。かといって、なにが起きても私は子供と家を守っているから、あなたは好きにやりなさい、という肝っ玉奥さんのタイプでもないしなあ。
メアリが妊娠して、というのは、あんなことになってもジョンがメアリを赦す、という展開には不可欠であったのだとは思いますが、あの回のどんでん返しの強引さと、彼女の行為のいまいち納得のいかなさがひっかかってます。そしてジョンは絶対自分の子が出来たらめちゃ子煩悩になりそうなタイプだから、いくら戦場に惹かれる血がうずいても子供を守ることは一番になるはずで、そうなると、手に手を取って、はあり得ないか。ええい、どうなるんだッ。

それにしても、ここでのコメントを読ませていただいているうちにグラナダ版を見たくなってきてしまいましたよ。

シャーロック・パブはツレがつきあってくれることになりました。無事ゆかりのカクテルにありつけたら、またご報告をさせてください

今後の展開 - ナツミ - 2014年08月26日 23:12:03

篠田真由美様

> そこが文章と読者の想像力が頼みの小説と、ビジュアルがあり俳優の演技力が物を言うドラマの差です。小説は「ありえねえっ」と読者の気持ちが離れるといっぺんでしらけてしまいますが、ドラマは違います。「Sherlock」の成功は脚本の力もさることながら、主役二人を初めとするキャスティングの妙と名演技のおかげだと思います。あのシャーロックならどうなってもちゃんとシャーロック・ホームズだ! と視聴者には思えてしまいますから。

なるほど、受け手を引き付ける要素が、複数あるわけですね。


> これはおっしゃる通り。S3E3のラストでは、大風呂敷の広げすぎという感を覚えたのは私だけではなかったようで、それとジョンとメアリと子供の問題もありますね。あの妻なら夫がシャーロックと逃避行に走っても動揺しないかもですが、子供が巻き込まれるのは洒落にならない。かといって、なにが起きても私は子供と家を守っているから、あなたは好きにやりなさい、という肝っ玉奥さんのタイプでもないしなあ。

俳優さんの実際のパートナーを相手役に起用しているというのも、展開に影響しそうですよね。 今日のエミー賞授賞式でモファット氏が「S4はかなりショッキングな展開になる」とコメントしてたようですが、ジョンにとって最悪の展開はメアリ、子ども共に死んでしまうことだとして、実際に幼いお子さんがいらっしゃるのにそれはちょっとなあ、と思います。

> メアリが妊娠して、というのは、あんなことになってもジョンがメアリを赦す、という展開には不可欠であったのだとは思いますが、あの回のどんでん返しの強引さと、彼女の行為のいまいち納得のいかなさがひっかかってます。そしてジョンは絶対自分の子が出来たらめちゃ子煩悩になりそうなタイプだから、いくら戦場に惹かれる血がうずいても子供を守ることは一番になるはずで、そうなると、手に手を取って、はあり得ないか。ええい、どうなるんだッ。

メアリの過去はまだまだ引っ張りそうですよね。妻と娘のために頑張るパパのジョンもいいけど、それってもうワトスンじゃないような、と、また話がループしちゃうんですが……
次回も、よい意味でこちらの不安を裏切ってくれる展開を期待しています!

> それにしても、ここでのコメントを読ませていただいているうちにグラナダ版を見たくなってきてしまいましたよ。

どんどんショッキングな展開になっていくSHERLOCKにもワクワクさせられますが、私にとってはやっぱり221Bのコージーな感じがホームズの原点でして、 多少カラーが変遷しつつも最後までそこに帰ってくることを忘れなかったグラナダ版は、いつまでも大好きな作品です。グラナダ版があるからこそ、後続の作品が冒険できるのかもしれませんよね。

> シャーロック・パブはツレがつきあってくれることになりました。無事ゆかりのカクテルにありつけたら、またご報告をさせてください。

わあ、ご報告楽しみにしております!

なんとかピロピロ3回分の時間で納めたいです。 - れすとら - 2014年08月27日 01:01:01

長くなって申し訳ないですが、ついつい書き込んでしまいます。

篠田先生がルパンのことをおっしゃていて懐かしくなりました。

小学生の時は、南洋一郎さんの訳されたルパンの子ども向けシリーズが大好きでした。あちらのホームズは別物ですよね。ルパンも愛国心を誇りにしていて、確か第一次大戦に志願して従軍していたように思います。(今年は開戦から100年だそうです)

>思えば、221Bに燦然と輝くユニオンジャック柄クッションが、第一話から物語っていたような。

ジョンの軍医隊のロゴマグカップ、マイクロフトのエリザベス女王の肖像画、「シャーロック」にはそういう小道具がちりばめられていますね。
子どもの頃はホームズもルパンもざっくり冒険小説と楽しんでいたのだなと改めて思いました。先生とナツミ様の今後の展開の深いご考察、現代においてどうなるかますます二人が心配、1ファンとしてはうまく制作にだまされること希望です。

ナツミ様、S2E1のエピソードの頃、マイクロフトは家庭もあって「きちんと」社会生活を送っているミスディレクションにひっかかっていました。「組織の人」なのに、シャーロックよりももっとひどいわけですね(笑)。シャーロック目線で見ているので、小さい頃からずっと先に立ちふさがるお兄ちゃんのイメージが大きかったのですが、midori様の「外から見ると兄の上にもっと権力を持った人がいる」というご意見になるほど!と思いました。そう見ると宮殿の侍従さんなんか学友かもだけどサラブレッドっぽいし兄にもいろいろあるかもねと思いました。
マイパレに君臨する兄イメージと、涙を溜めたちびシャーロックも対なんですね。
色々書込みさせていただいていますが、きょうだいの下の子の目で見ていること、シャーロック並みに思ったことは口に出してしまうこと、感情を語るのが苦手とか自分が出てしまい冷汗ものです。
「語られざること」をあれこれ限定してしまうのはよくないような気がしますが、新たな別の着眼点をご示唆いただけ、また違う方向へ想像が広がり、パスを回している感じが何とも楽しいです。

大人の階段、天国の階段、死刑台のエレベーター…違うものも混じってしまった…、気になりますね、その後。ゴドフリー・ノートン確かに出てきませんね。ケイトちゃんはペット?Cate→Catherine→Cat(「武器よさらば」のキャサリンの愛称だったとききました),Kitty(キャサリンの愛称、子猫)で彼女は猫ちゃん?アドラー様はシャーロックへの恋心は本当だと思いますが、わりと「ゲイ」発言を信じていました。ピロピロ3回分(三谷シャーロック)の問題には女王様のことは難しすぎました。

末筆ながら、ナツミ様、気にはなっていたのですが、いつも遅い時間にすみませんでした。
…ご心配いただきましたが出勤時間も少し遅めなのですよ。この前はアドラー様を見ていたら遅くなりました^^; きっとあるに違いない「不二子ちゃん化委員会」の陰謀に、私もあっているかもしれません。

- れすとら - 2014年08月27日 01:16:45

ナツミ様

すみません、新しいコメントがアップされているのに気がつかず、話の流れをヘンテコしてしまいました。おゆるしくださいませm_ _m

ピロピロ3回はだいぶ短いですよね…… - ナツミ - 2014年08月28日 23:50:08

れすとら様



こちらこそ、コメントに時間差があって申し訳ないです!
> 小学生の時は、南洋一郎さんの訳されたルパンの子ども向けシリーズが大好きでした。あちらのホームズは別物ですよね。ルパンも愛国心を誇りにしていて、確か第一次大戦に志願して従軍していたように思います。(今年は開戦から100年だそうです)

ルパン対ホームズは、フランス対イギリスでもあるんですね。

> ジョンの軍医隊のロゴマグカップ、マイクロフトのエリザベス女王の肖像画、「シャーロック」にはそういう小道具がちりばめられていますね。

おじさんたちが職場でお茶を楽しんでいる様子が挿入されたり、英国の文化を垣間見ることができるのもいいですよね。

> ナツミ様、S2E1のエピソードの頃、マイクロフトは家庭もあって「きちんと」社会生活を送っているミスディレクションにひっかかっていました。「組織の人」なのに、シャーロックよりももっとひどいわけですね(笑)。

私は原作が先にあるので、家庭を持っているというイメージを持てなかったのですが、指輪がミスディレクションにもなり得るのですね。兄弟関係など、見ている人の立場によって意見が変わるのは面白いですね!


> ケイトちゃんはペット?Cate→Catherine→Cat(「武器よさらば」のキャサリンの愛称だったとききました),Kitty(キャサリンの愛称、子猫)で彼女は猫ちゃん?アドラー様はシャーロックへの恋心は本当だと思いますが、わりと「ゲイ」発言を信じていました。ピロピロ3回分(三谷シャーロック)の問題には女王様のことは難しすぎました。

ゲイであるのが嘘だったわけではなく、「ゲイでありながら、異性のシャーロックを好きになってしまった」というところがポイントなのかな、と私は思っていました。アイリーンについては記事にまとめたいと思いつつ、思うところが多すぎてなかなかまとまらないのですが、まとめたらまたご意見をいただけたら嬉しいです。

新着コメントがあるとFC2さんからメールが来る仕組みになっているのですが、通知音などはない設定にしているので、何時にコメントいただいても大丈夫ですよ!むしろ、なかなか気が付かなくて申し訳ないです……
ちなみに携帯メールは通知音があるので、ベネディクトのアイス・バケット・チャレンジが流れた時に友人がわざわざそちらにメールをくれたのですが、まったく気づかず爆睡していました……(通知音意味ない!)

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プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

『高名の依頼人』のこと書きましたが、6月24日までグラナダ版がGYAOで無料で観られるそうです。
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