最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探しをしております。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
ブリキの文書箱

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガラスに映る影

昨年末の記事「シャーロックとハドスンさん」で、シャーロックの帰還について

(肉親であるマイクロフトを除いては)やはりハドスンさんのところに最初に帰ってくるのではないかしら、と予想しています。
などと書いてしまいましたが大ハズレでした。
ひとかけらの迷いもなく、まっすぐジョンのところに帰ってきやがりました。ジョンはお前のお母さんか!?

私の無念は置いといて、ハドスンさんのところにシャーロックが帰ってくる場面。
夜、侵入者の気配を感じ、鍋を構えてドアに近寄るハドスンさん。そこに映る影……

まるでホラー映画のようですが、これは「空家の冒険」での、ホームズとハドスンさんの「共犯」場面からですね!
三年間「死んだ」ことになっていたホームズがいきなり帰ってきて「気絶せんばかりに」驚かされたハドスンさんですが、数時間後にはホームズの手伝いをやってのけます。

「おい、あの影は動いたぜ!」
窓にうつるホームズの影は、もはや横顔ではなく、こちらに背を向けているのである。
「むろん動いたろうさ」彼の無愛想さというか、自分よりも知能の低い者にたいする時の性急な気質は、三年たっても少しも緩和されてはいなかった。「一見して人形とわかるようなものを立てておいて、それでもってヨーロッパ有数のわる賢こい連中を欺けると、僕が思ってるとでもいうのかい?もうここへ来てから二時間になるが、ハドスン夫人が八回あの像を動かしてくれてる。十五分に一回の割だ。夫人はあかりの向うがわからそれをやれるから、決して窓に影がうつることはない。(後略)」



狙撃の名手が相手だから、すごく危険な任務なのですが、「おっしゃったように、ひざで歩いて致しましたよ」とにこにこしています。つくづく豪胆な女性ですよね。

「(前略)街路も暗いばかりで何事もなく、ただ向かいがわの窓だけが、黄いろいなかに黒くホームズのシルエットを浮きあがらせているばかりである。」という描写も、影がくるんと向きを変えるところも、よく再現されていますね。

ところで、ハドスンさん役のウーナ・スタッブズはひょっとしたらホラー映画に出たことがあるのかな?と思いついて検索してみたら、ミス・マープルシリーズの"sleeping marder"でコックさん役を演じていたのですね。私はまだ観ていないのですが、台所で侵入者に怯える場面があったりするのでしょうか。

(原作からの引用は延原謙訳)
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

エイプリルフール+イースター企画をお片付けしました。もう見つけるだけで肩がこる、悪い意味でおとなのイースターでしたが、眼精疲労にめげず遊んでくださった皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
本物のイースター同様、隠すのは楽しいけど片付けは面倒だった!!!どこかに片付け忘れた卵が残っていたら、お手数ですがコメント・リプライ・メールなどで教えていただけますでしょうか。


メールはこちらへ

Twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
索引
このブログで考察した「元ネタ」を、ドラマの時系列に沿って探すための索引サイトです。 順次更新致します。 「21世紀探偵・ブリキの文書箱」
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
blog mura
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。