最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
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ハドスンさんの朝食

ここんとこ必ず週末に動きがあるので、先週末はわりと身構えてたんですが、やっぱりブログの更新と新しいトレイラーが来ましたね。
しかしBBCよ…いま師走ですよ!日本にはクリスマスと正月が両方来るんですよ!
ぶっちゃけ忙しいんでスルーでいいや!と一瞬思いましたが、原作との関連があると、誰にも頼まれてないのに更新せずにはいられない、己の業の深さよ…(そして、結局ここに来ないと誰ともSHERLOCKの話ができない悲しさよ…)

さーて、今週のジョンは!(巻きでいきます!)
今までに撮っていた写真を、いくつか公開したようです。ワトスンは写真での記録はしていなかったことを思うと、これは現代版ならではですよね。"The Blind Banker"や”The Great Game"など、劇中で撮った写真もあって懐かしいですね。友人が、ジョンが猫を抱き上げる仕草を見て「猫好きに違いない」と推理してたんですが、内心「世界で一番不細工な猫」だと思ってたことも判明しました。

シャーロックとジョンがハドスンさんにノートパソコンをプレゼントしたのも、懐かしいです。
確か、第2シリーズ中のクリスマスのことでしたね。それまでは、お隣のターナーさんのコンピュータから書き込んでいたのでした。(関連記事:『お隣の大家さん』)

そしてクルード!(関連記事:『シャーロックとボードゲーム』)
奥に転がっているのは、お友達のあの人でしょうか(ずいぶんな扱いに…)
私は「クルード」で遊んだことがないんですが、ナイフは付属品なんでしょうか?それとも"A Study in Pink"で出てきたあのナイフ?(関連記事:『ホームズ流お片付け』)

He liked playing Cluedo. So did I. Before I played it with him. He actually deduced that the victim had done it.

He deduced that the victim had faked his own death.

I said at the time that it wasn't very likely. In fact, I think I said it was impossible. And he told me that it might be improbable but nothing's impossible.

彼は「クルード」で遊ぶのが好きだった。僕も好きだった。彼とやるまでは。
実のところ彼は、(ゲームの中の犯罪は)被害者による犯行だと推理した。
被害者が、自身の死を偽装したんだと。
あの時、僕はそれはありそうにないと言った。いや、「そんなことは不可能だ」と言ったんだと思う。
彼は、「ありそうにないかもしれないが、不可能ということはない」と言った。(拙訳)


"The Hounds of Baskerville"冒頭でのあの会話が、まさかシャーロック自身の「死」につながっていたとは、気がつきませんでした。
シャーロックは、ダートムアでもこんなことを言っていましたね。

"Once you've ruled out the impossible, whatever remains, however improbable, must be true."
「不可能なことを取り除いたら、どんなにありえなそうでも残ったものが真実だ」


この台詞はとても有名なホームズの信条で、原作では「四つの署名」「緑柱石の宝冠」「ブルース・パーティントン計画書」「白面の兵士」などに書かれています。シャーロックのサイトのトップページにも掲げられていますね。
ジョンと遊んだ「クルード」から、シャーロックは「自分の死を偽装すること」を思いついたのかもしれません。
だとしたら、ジョンはかなり真実に近いところにいることになりますが…
果たして、シャーロックの「信条」を思い出して、真実にたどり着くことが出来るんでしょうか。

さて、この記事にもおなじみだったり初めて?だったりする面々からのコメントが寄せられていますが、その中でハドスンさんが、"I still do an amazing fry-up."(『私の作る朝ごはんは今でも最高よ!』)とジョンを誘っています。これは、「海軍条約文書事件」から。

「ハドスン夫人はずいぶん気がきくね」ホームズはチキンのカレー料理のふたをとりながら、「あまり変った料理も知ってはいないが、スコットランド女にしちゃ朝食の作りかたは心得ているほうだ(後略・海軍条約文書事件・延原謙訳)」


ハドスンさんがスコットランド人かどうかは、ちょっと調べたのでこちらの記事をごらんください。
(関連記事:『ロンドン男子ごはん』)

fry-upは、ベーコンまたはソーセージ、焼きトマト、目玉焼きなどのイギリス風朝ごはんを意味するようです。ちょうど、昨年のホビットプレミアの帰り道、六本木のお店でこれを食べたのを思い出しました。ハドスンさんの作るものに似ているかどうかはわかりませんが、写真を貼っておきます。

ブレックファスト

ジョンのブログが過去の思い出を振り返るような感じだったので、私もここ数年間の過去記事をたくさん貼ることになりました。このブログもジョンのブログと同じ時間を経てきたんだなあ、と感じられて、なんだかしみじみ嬉しいです(アクセス数は全然違っても…)。
ジョンの文章には、シャーロックが「偽のヒーロー」だと思われていることへの鬱屈や、ジムへの怒りが見え隠れしています。その感情をなんとか抑えている、という調子で、ジョンはこんな風に書いています。

I'm not dwelling on the bad stuff. I'm remembering the good times.
悪いことをくよくよ思い悩むんじゃない。 楽しかった頃を思い出すんだ。(拙訳)


ジョンは必死に立ち直ろうとしている。でも、まだ完全には回復してはいないと感じられます。
前に倒れた時は、シャーロックが立ち上がるための足を、新しい人生を与えてくれた。
でも、もうシャーロックはいない。だから今度は自分の力で、なんとか立ち上がろうとしているのかもしれません。愛する人のために。

一方、シャーロックは…



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この記事へのコメント

ドラえもん私も一緒にお願いします!! - トビィ - 2013年12月12日 15:19:45

ナツミさん、こんにちは!

この前、ジョンのブログに行った時は更新していなかったので、
暫くはしないだろうと油断していた頃に更新しますよね。

懐かしい画像がいっぱいですね。これは「もう一度DVDを観ろ!!」
という暗示なのでしょうか?
しかもビリーの扱いが本当に雑すぎる(友だちって言ってたのに)

イギリス風朝ごはん。
>「ハドスン夫人はずいぶん気がきくね」ホームズはチキンのカレー料理のふたをとりながら、「あまり変った料理も知ってはいないが、スコットランド女にしちゃ朝食の作りかたは心得ているほうだ(後略・海軍条約文書事件・延原謙訳)」

これを読んだ時に「朝からカレー食べるのかよっ?!」と驚きましたが、「シャーロッキアンは眠れない」の著書を読むとハドスン夫人も中々の策士です。

シャーロック、マイクロフトと何やら企んでいるようですが、
221-Bの部屋に戻ってきた途端に、驚いたハドスン夫人に鍋で殴られなければいいのですが・・・
そして前回のコメントで言われてから、その存在に気が付きましたが、
アンダースン。どうしちゃったの?!

写真、真中のはミネストローネスープでしょうか?美味しそうです。

アンダースンに何が… - ナツミ - 2013年12月12日 22:03:46

トビィさん、こんばんは!

> 懐かしい画像がいっぱいですね。これは「もう一度DVDを観ろ!!」
> という暗示なのでしょうか?

復習しなきゃですね!特に、S2E3のトリックは、ネタ明かしの前によく見直さなきゃ!

> しかもビリーの扱いが本当に雑すぎる(友だちって言ってたのに)

なんでビリーなのか、私わかった気がします…たぶんこの後、また彼が復権しますよ!

> イギリス風朝ごはん。
> これを読んだ時に「朝からカレー食べるのかよっ?!」と驚きましたが、「シャーロッキアンは眠れない」の著書を読むとハドスン夫人も中々の策士です。

古いお肉を美味しく食べるためカレーにした…って説でしょうか?私は「シャーロッキアン!」で読みました!

> そして前回のコメントで言われてから、その存在に気が付きましたが、
> アンダースン。どうしちゃったの?!

ねえ…シャーロックとマイクロフトは予想通りなんですが、彼がいちばん「どうしちゃったの?!」ですよね。
ジョンのひげも「どうしちゃったの?!」ですが、それはシャーロックが先にツッこんでくれたからいいか…

> 写真、真中のはミネストローネスープでしょうか?美味しそうです。

「ベイクドビーンズ」という、白いんげん豆のトマト煮(でもなぜか大抵甘い)でした。
イギリスでは安い缶詰で売っていて、よく食べられているようです。
ジョンも、S1E3でシャーロックに「買ってきて」と頼んでいたと思います。(あのおつかいは結局達成されなかったんでしょうね…)
あれ、でもグラナダ版で見たことありましたっけ…いつから食べられているものなのかしら?

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Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

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