最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
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シャーロックと子ども

ジョンのブログでも「12歳の子どもみたい」と言われてしまっているシャーロックですが、今回は「シャーロック子ども」ではなく、「シャーロック子ども」です!
原作、現代版それぞれでの「子ども」との接触を見ていこうと思います。

原作に出てくる「子ども」で一番有名なのは、ベーカー街遊撃隊(Baker Street Irregulars)ですね。(延原訳では『探偵局のベーカー街分隊』『ベーカー街特務隊』
自分では入り込めないような場所も含めロンドンをくまなく捜査させるために、ホームズが雇った孤児たちです。リーダー格の少年の名前はウィギンス。
ホームズに雇われた少年たちには、「マザリンの宝石」などに出てくる給仕のビリーや、「バスカヴィル家の犬」でホームズの手助けをしたメッセンジャーのカートライトもいます。それぞれの現代版での役割については、以下の関連記事をご参照ください。 「ビリーは二人いる」「バスカヴィル~の人々
それぞれホームズに才能を認められて、報酬をもらって働いているのですが(加えて交通費などの必要経費も払われています。目的のものを探し当てた者には、成功報酬もあったようです)、どの少年もホームズを深く尊敬し、仕事の内容に興味と誇りを持っているようです。ちょっと、スカウト風景も見てみたかった…(ビリーを雇い入れたのは、あるいはハドスンさんかもしれませんけど)。
母親から情報を得るために、子どもに優しく話しかける場面はありますね。

「坊やはいい子だねえ。おじさんが何をあげよう?」(『四つの署名』)



…今、ここだけ抜き出すと不審者そのものですけど……結果的にお母さんへの聞き込みに成功してるので、結構いい感じの紳士ぶりだったんじゃないでしょうか。

「プライオリ学校」のように、被害者としての子どもに関わる事件もあります。
「サセックスの吸血鬼」では、「吸血鬼」の被害にあった形跡のある赤ん坊を見て事件の全容を察したホームズが、こんな風に一人ごちています。

「バイバイ、ぼうや。あんたの人生行路もずいぶん妙なスタートを切ったものだな」



この台詞には、ちょっとしたひっかかりを感じます。
先に引用した「四つの署名」で子どもを利用して聞き込みする場面では、必要があって「子ども好きの良い紳士」を演じていたわけですが、この台詞には、誰かに聞かせるつもりはないようです。ふと漏れ出たホームズの本音なのではないかしら。
文化的な違いもあるかもしれないですが、この台詞、赤ちゃんに話しかけるものとしてはちょっと珍しくありませんか?まるで、大人に言っているかのよう。先ほどの「いい子だねえ」と比べると、「本音のホームズ」は「演技しているホームズ」と違って、赤ちゃんを人として対等に見た上で、同情を寄せているからではないでしょうか。

ここで思い出されるのが、「椈屋敷」で郊外に向かう列車の中でのワトスンとの会話。

「君はこういうことに気がついているかい。僕のような傾向をもつ男には、何を見ても自分の専門にむすびつけて考えないじゃいられないという精神的苦痛のあることを?君はこうした農家の点々としている景色を見て、美しいと感嘆している。だが僕にとっては、こういう景色を見ておこる感じは、家のちりぢりにはなれていることと、したがって人知れず罪悪が行われるだろうということだけなんだ」
「驚いたな。このふるい農家が点在するのを見て犯罪を連想するやつがあるもんか!」
「ところが僕にはいつでも一種の恐怖なんだ。僕は自分の経験に照らして信じているが、美しく平和そうな田園というやつは、ロンドンのどんなに卑しい裏町にもまして、怖るべき悪の秘密をひめているものだよ」


「ギリシャ語通訳」で「僕の先祖というのは代々いなかの大地主だったのだが、みなその階級にふさわしい大同小異の生活をしていたらしい」と語っていることから、ホームズ自身も、郊外の邸宅で生まれたと考えられています。その家庭で、マイクロフト・シャーロックの兄弟が女性に関心を持たず、独身主義でいることに関わるような「何か」があったのではないか、と推測する人は少なくありません。

原作でのホームズが、少年たちを捜査のために「使っていた」ことは、今の感覚で見るとあまり気持ちの良いことではないかもしれません。しかし、当時の労働階級の子どもたちには現実問題としてお金が必要でしたし、おそらくはもっと理不尽な、非人間的な扱いで働かされることも少なくなかったと思います。
ホームズに雇われた子どもたちは、やる気満々、生き生きと働いていますが、その理由としては、労働条件が良かったことも、仕事の内容が面白かったこともあるのでしょう。しかし、何よりも「安い労働力として利用する」のではなく、能力や特性を認められた上で、一人の人間としてホームズに選ばれたということに誇りを持っていたのではないでしょうか。
それは、初めて会った赤ちゃんにも対等な人間としての感慨を持つホームズだからできることです。
少年時代の彼が大人からどんな風に扱われていたのか、私たちには想像することしかできないのですが、個人的な感覚として、この時代のヨーロッパでは「きちんとした」家庭であればあるほど、男性には男性の、女性には女性の、そして子どもには子どもの「役割」を求められたような気がします。
ホームズに弟妹がいるという描写はないので、7歳年上の兄のマイクロフト、両親や祖父母、使用人たちという家族構成だったと仮定すると、彼はいつも一番年少の「子ども」という役割を強いられていたのかもしれません。そうだったとしても、卓越した頭脳の持ち主である彼がそのことをどう考えていたか、また、その子ども時代が幸せなものだったかどうか、誰にもわかりませんが。
記録からわかるのは、大人になった彼が自らの子どもを持とうとしなかったこと、そして、子どもに対しても大人に対しても、分け隔てのない人間だったということです。

現代版ではどうでしょう。
原作のホームズの年齢が20代終わりから60歳過ぎまでと幅広いのに対し、現時点でのシャーロックはまだ若いですよね。大学時代の友人・セバスチャンと「8年ぶり」に会っていることから、彼の年齢は、広く見積もっても20代終わり~30代前半と思われます。とりあえず、彼から見た「子ども」は20代前半から下、としておきましょう。

ベーカー街遊撃隊こそないものの、シャーロックには街のあちこちに仕事を助けてくれる人たちがいます。彼らがシャーロックに向ける親愛と信頼は、原作の少年たちがホームズに向けていたそれに劣りません。
ナショナルギャラリーの壁に芸術的な(?)落書きをしていたラズとの付き合いは長そうですね。はっきりした年齢差はわかりませんが、ホームレスのネットワークを束ねていると思われるお姉さんもいます(…しかし、よく考えると、シャーロックが偽探偵じゃないって証明できる人は結構いそうだよなあ)。

被害者との関わりに目を向けてみると、モリアーティに利用された子どもたちもいますね。
シャーロックと接触があったのは、"The Great Game"の「5つめのゲーム」で人質になった男の子と、"The Reichenbach Fall"で誘拐された兄妹。
"The Great Game"で人質が子どもだとわかった時、周りの大人たち同様シャーロックも狼狽の色を見せたのは、ちょっと意外でした。普通に考えれば自然な反応なんですが、おばあさんが人質になっていた時は駆け引きをする余裕があったので、誰が誘拐されてもシャーロックにとっては同じなのかな、という印象がありましたから。
自らの判断ミスで彼女が殺された直後というのもあるかもしれないですが、不意に星の美しさを口にしてジョンが驚く場面同様、ゲームに徹しているように見えるシャーロックの新たな一面を覗かせた一瞬だったと思います(関連記事:『The Great Gameの構造』)。

"The Reichenbach Fall"では、スパイ小説に凝っている男の子が襲われた時にどんな行動をとったか、再現してみせたのが印象的でした。誰かの思考の流れを推測し、その行動をなぞるのはホームズ一流の捜査方法でもあるのですが、シャーロック自身に同じような思い出があるのかも。誘拐された経験まではないかもしれませんが、寮のベッドで眠れずに息を潜めて、ドアの窓に写る人影を想像しながら、今悪者が来たらどうしようか、とシミュレーションする…そんな少年時代はあったのかもしれません。

そして、原作にはなかった「子どもが依頼人」というパターンが、少なくとも2件。
おじいさんは天国に行ったのか、と聞く幼い姉妹に、シャーロックは辛辣な答えを返しています(ジョンの、たしなめとあきらめが絶妙にブレンドされた『シャーロック…』というツッコミが忘れられない)。
また、飼っていたウサギが光り、失踪したとメールしてきた女の子、カースティ。ペット探しを頼まれるというのは、名探偵には屈辱的なことなんでしょうかね…ホームズは「紛失した鉛筆を探すとか、寄宿学校出の世間を知らぬ娘の相談相手になるくらいが関の山になりそうだ。どうやらこれで落ちるところまでまで落ちたらしい」って言ってましたね(椈屋敷)。腹立ち紛れに、会ったこともないカースティの物真似までするほど荒れてたシャーロックですが、このメールをしっかり覚えていて、大事な局面で役立てました。

原作のホームズと現代版シャーロックを追ってみると、捜査上の必要によっては「大人らしく」もふるまえるものの、子どもを一人の人間とみなして対等に接している、また、大人として子どもを守る意識を持ちながらも、容易に子どもの視点に立ち返ることのできる(そして、その引き金となる何かを少年時代から継続して持ち続けている)、そんな共通点があるように思います。
これは、常に「大人の男」としての責任感を持ち、無条件に人を「守ろう」とする意識の高いワトスンやジョンとすこし違うところです。
どんな人とも対等に接するからこそ、孤児たちやホームレス、変わり者の老人や非力な婦人と言った、「役に立たない」と思われがちな人々の才能を見出し、活用することができる。その人の実力を評価し、相応の報酬を支払っているから感謝され、尊敬され、信頼される。子どもとの関わりを通して、シャーロック・ホームズのそんな一面が見えてきます。

…あ、これって、以前ちぃさんが「ミセス・ハドスン」のコメント欄でおっしゃってた「理想の上司像」ですね。
ホームズと言うと、傲岸不遜で組織とは相容れない一匹狼みたいな印象がありますが、何かと軽く見られがちな駆け出し時代よりも、年長者やリーダーとして人の上に立った時に、コミュニケーション能力の真価が発揮されるのかもしれません。シャーロックはまだ若いのでなかなかそういう機会に恵まれませんが、年下のディモック刑事の尊敬を受けた時は、温かい言葉をかけていましたよね。

(原作からの引用はすべて延原謙訳)
関連記事
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この記事へのコメント

じぇ、じぇ、じぇっ! - トビィ - 2013年09月29日 14:57:50

ナツミさん、こんにちは。

sherlockに関していえば「見た目は大人、精神年齢は子供」(どこかで聞いた様なフレーズですが)なのかな?と思っていたのですが、それはジョンやマイクロフトが傍にいるからなんですよね。
単独行動の時はしっかり行動している様に見えます。

ホームズは子供が好き。とジェレミーも言ってましたが、確かにそうかもしれません。(原作ではないですが、「絹の家」を読んで特に思います)

私もスカウトするのを見てみたいです(審査基準とか色々)
「四つの署名」のような声かけだったら、犯罪者不審者ですけど。

>どんな人とも対等に接するからこそ、孤児たちやホームレス、変わり者の老人や非力な婦人と言った、「役に立たない」と思われがちな人々の才能を見出し、活用することができる。その人の実力を評価し、相応の報酬を支払っているから感謝され、尊敬され、信頼される。子どもとの関わりを通して、シャーロック・ホームズのそんな一面が見えてきます。<
そうなんです。ホームズはいつでも平等なんですよね!
「偉ぶるバカには容赦しない。」ところも好きです(^ω^*)

まだまだあまちゃんですが…(群馬県・ナツミ・ブロガー) - ナツミ - 2013年09月30日 10:55:23

トビィさん、こんにちは!

> sherlockに関していえば「見た目は大人、精神年齢は子供」(どこかで聞いた様なフレーズですが)なのかな?と思っていたのですが、それはジョンやマイクロフトが傍にいるからなんですよね。
> 単独行動の時はしっかり行動している様に見えます。

ああ、そうかもしれません!
ジョンやマイクロフトに対する態度ばかりに注目してしまうので…
他の人のように、日常的に発揮しないだけで、社交性は十分にありますね。

「絹の家」お読みになったのですね!いいなあ~、私はまだなんです。ますます読みたくなりました。
そして、ジェレミーも「ホームズは子供が好き」と言ってたんですか!
グラナダ版のどれだったか、わりと後期のエピソードで、小さな女の子がワトスンに問題解決のお礼を言おうとしたら、ワトスンは「僕じゃなくてこっちのおじさん」みたいにホームズを示す、でもホームズはとっつきにくそうな気難しい顔をしていて、子供はこわごわお礼を言う…という場面がありませんでしたか?あの時も、ホームズは内心喜んでいたのかな?


> 「四つの署名」のような声かけだったら、犯罪者不審者ですけど。

なんでしょう、この怪しさ。訳されてから年月が経つうちに、「ついて行ってはいけないおじさんの常套句」みたいになってしまったからでしょうか…
ちなみに原文では“What a rosy-cheeked young rascal! Now, Jack, is there anything you would like?”
(何てかわいい)ばら色の頬のいたずらっ子だろう!じゃあね、ジャック、何か欲しいものはないかい?(拙訳)です。英国人の感覚はわかりませんが、現代日本人としては、どっちもどっちって感じです。

> そうなんです。ホームズはいつでも平等なんですよね!
> 「偉ぶるバカには容赦しない。」ところも好きです(^ω^*)

自分の方が賢いからと、相手を見下して偉そうにするのではなくて(ワトスンには時々やりますけど、それってまさにトビィさんのおっしゃるところの『身内への甘え』ですよね)立場が上の人にも、下の人にも徹底して平等なのですね。だから、ホームズより立場が上の人から見たら不遜だけれど、立場が下の人からは慕われますね。
原作のホームズは階級社会の中の人なので(現代版もある程度そうでしょうが)、違った時代と文化にいる私たちから見ると、そこから自由になれていない部分も時々あるけれども、基本的にはやはり「平等」を重んじる人なのだと思います。

SHERLOCKはたまたま早めに観たため、家族や友人間で話題になるのと時期がずれてしまったという苦い経験があるので、「あまちゃん」では「皆が観終わったのに、わたしまだ観るとこある!」とものすごくいい気になったのですが、「ブームとずれている」のは変わらないということに昨夜YOKOさんの「スナック梨明日再現イベント」の記事を拝見してやっと気付き、深く落ち込んだ次第です。おらも行ぎてぇ!(でも、見終わった頃には多分みんな忘れてる!)

まだまだあまちゃんですが... - (東京都・YOKO・ボクサーのたまご) - 2013年09月30日 17:39:48

すみません。本題じゃないところに反応していいですか?
ナツミさんこれからあまちゃん半年分ご覧になるのですね!
うらやましい~。
半年分録画してあったのですか?
わたしは途中から見始めて、最後どっぷりはまりました。
なので、前半は全然見てないのです。
再放送やらないかな~。総集編ではイマイチコネタが楽しめなさそう。

- ちぃ - 2013年09月30日 20:09:30

わぁ~、ずいぶん前の私のコメントを覚えていてくださったなんて...♡

ナツミさま、惚れてしまうじゃないですか~(*^^*)

偉そうに「理想の上司」論をかましてしまいましたが、チームプレーが必要な会社員として「お前もな」というツッコミが来そうです(私は管理職ではありません)。

人に対して対等であるシャーロック&ホームズ
ナツミさまの考察は本当に興味深いです!

対等であるって難しいように思います。でも最近思うのは、相手をちょっと尊敬している、これが対等なんじゃないかと。

シャーロックは、自分が「普通でない。ソシオパスである」ことに若干コンプレックスを持ってますよね。口をついて出てくる止まらない推理(なのかな?)を、「僕の頭脳は空転するエンジン」と言ったり、ジョンに「普通」を確認したりするところとか。

このコンプレックスが、シャーロックにはいい謙虚さ、相手に対するちょっとした尊敬を持たせているように思うのですが...(シャーロックに限ったことではないですね...)。

あっ、YOKOさま
ブログ拝読しました!シンプソンズ、素敵ですよね♪私も行きました~
YOKOさまのブログでイギリスの思い出を反芻してしまいました。これからも更新を楽しみにしております!

おら、まねっこしたい! - ナツミ - 2013年09月30日 21:10:57

YOKOさま

しまった、私も名前欄を活用すればよかった…!文字通りあまちゃんですみません!

> 半年分録画してあったのですか?

実は、友人がDVD-BOXの1巻目を買ってるんですよ!だからまだ全話分はないのですが、YOKOさんと同じように途中から見た人が多いので(もちろん、最終週からの私がカーストの一番下ですが)、とりあえず初期のみの「あまちゃんナイト」をやる予定です。いつになるかわからないのですが…
YOKOさんのご友人の「スナック梨明日・東京支店」こそ、うらやましいです!
ああいう遊びができる大人って素敵だなあ。
だいぶ規模は縮小されると思いますが、まねっこして群馬支店を出してもよいかどうか、お友達にうかがってみていただけないでしょうか。まめぶ食べたいです!

> 再放送やらないかな~。総集編ではイマイチコネタが楽しめなさそう。

BSプレミアムとかでやりそうですね。SHERLOCKもそうだけど、コネタが楽しめる作品っていいですよね!

そして、YOKOさんほんとうにボクシング始められたんですね!
かっこいい…!私、今人生最高体重なんですが(昨年に比べて4キロも増えてます)、なんとかしなくては!と思いつつ、ちょっと歩くくらいでぐったりの日々です。

「対等」の意味 - ナツミ - 2013年09月30日 23:32:00

ちぃ様
> わぁ~、ずいぶん前の私のコメントを覚えていてくださったなんて...♡

裏返せば、理解するのにずいぶんかかってしまって、若干頭が残念な私ですが、惚れていただけて恐縮です!(←比喩だから!)

> 対等であるって難しいように思います。でも最近思うのは、相手をちょっと尊敬している、これが対等なんじゃないかと。
>
> シャーロックは、自分が「普通でない。ソシオパスである」ことに若干コンプレックスを持ってますよね。口をついて出てくる止まらない推理(なのかな?)を、「僕の頭脳は空転するエンジン」と言ったり、ジョンに「普通」を確認したりするところとか。
>
> このコンプレックスが、シャーロックにはいい謙虚さ、相手に対するちょっとした尊敬を持たせているように思うのですが...(シャーロックに限ったことではないですね...)。

シャーロックにはコンプレックスがある!言われてみれば、その通りですね。
一見、傲慢に見えるシャーロックですが、コンプレックスからくる謙虚さや他人への尊敬が、彼を人間として他人と対等にしているのでしょうか。ジョンの「君は誰よりも、人間だった」という述懐はさまざまに解釈できますが、そういうことなのかもしれませんね。ジョンは、シャーロックの強さや賢さだけではなくて、弱さや不完全さもそばで見ていたのですものね。
不完全だからこそ、そして、それをまっすぐに受け止めているからこそ、チームプレイができる。ちいさまのコメントから、私も社会人のはしくれとして学ばせていただきました…!

シンプソンズに行かれたのですね!今のロンドンをご存知だと、YOKOさんの旅行記はますます楽しめるのでしょうね~!シャーロックとジョンのロンドン、私も見てみたいです。

グラナダ版の1シーン - ナツミ - 2014年11月23日 21:18:03

二つ目のコメントで私が言及した「グラナダ版での、ホームズと女の子の交流」は「瀕死の探偵」の中の1シーンだそうです。知井さまに教えていただきました。
通してみると微笑ましい一場面になっているそうで、やっぱりホームズは交流を楽しんでいたのかもしれません。
私も録画を見直してみたいと思います。ありがとうございました!

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プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

『高名の依頼人』のこと書きましたが、6月24日までグラナダ版がGYAOで無料で観られるそうです。
こちら

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