最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
★コメントを歓迎しております。初めてコメントくださる方は、こちらの記事をご一読いただければ幸いです。
→「コメントをくださる方へ
「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
記事索引「ブリキの文書箱

シャーロックのヘアスタイル

暗い内容の記事が続いたので、今日はちょっとライヘンバッハから離れます。

シャーロックを初めて見たとき、その髪型から思い出したのはこの人。



上の写真では帽子で分かりにくいですが、巻き毛のくるくるヘアです。

ニコラス・ロウという俳優さんです。かわいいですね!

少年版ホームズといえば、"Sherlock"視聴時点では知らなかったのですが、後にこんな人も教えていただきました。


って、これも髪型わかりにくいよ!シャーロック・ホームズ帽(命名:ジョン)め……!
演じているのはガイ・ヘンリー。検索するとYoutubeでちょこっと見られるようです(小声)。
二人の「ホームズ少年」はシャーロックと同じく、くるくる、くしゃくしゃとした髪。
(ロバート・ダウニー・Jrのホームズもこのタイプでしょうか。中年ですけど……)

以前RMさんのブログで教えていただいたこの本の写真を流し見る限りでは、ホームズの髪型はオールバックが主流のようです。

Sherlock Holmes On Screen (Updated Edition)Sherlock Holmes On Screen (Updated Edition)
(2012/01/31)
Alan Barnes

商品詳細を見る


これは、ドイルお気に入りの挿絵画家・シドニー・パジェットの絵のイメージからでしょう。

ジェレミー・ブレットや、ベイジル・ラスボーンはこのタイプですね。

原作に忠実な「オールバック派」はいいとして、なぜ「くるくるくしゃくしゃ派」が生まれたのか。
設定が「少年」である場合、オールバックは不自然かもしれないですけど、別に「くるくる」に統一しなくてもいいはずです。
堅いところへお勤めの人や優等生は髪をきっちり撫で付けているイメージがあるので、ちょっと奇矯というか、自由な感じを演出するためかなあ、と思っていたのですが、つい最近、原作にこんな一文があることに気づきました。

ホームズは数時間も黙りこくって坐ったまま、細長い背をまるめて化学容器のうえに被さるようにして、おそろしく悪臭を放つものを生成していた。首を深く垂れて、私のところからみると、まるでくすんだ灰いろの羽毛で鳥冠の黒い、妙に痩せた鳥のように見えた。(『踊る人形』延原謙訳)



「鳥冠」か!鳥冠をふわふわと解釈するか、ピッタリと解釈するかで髪型が変わってくるわけですね!

つまり、こういうことですね!

ハト派
(ガイ・ヘンリー、ニコラス・ロウ、ベネディクト・カンバーバッチ他)

タカ派
(ベイジル・ラスボーン、ジェレミー・ブレット他)


……まあ、最後のは派閥っぽく言ってみたかっただけなんで、忘れてください。
(頭ふわふわのタカもぴっちりのハトもいますよ~)
今回の記事は全わたしを震撼させた、わたし史上最大の発見を書いてみたんですが、ひょっとしてすごくどうでもいいんじゃないかという気もしてきました。
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

すてぃーぶ・おあ・くりんと(『アベンジャーズ』より) - XiXi - 2012年10月02日 01:15:19

ナツミさん、こんばんは。ご無沙汰にもほどがあるXiXiです。

睡魔とかけひきしつつ、生存報告を兼ねて
「全私が笑いをこらえています」とだけ言い残していきます…
(またちゃんとお話ししにまいります、お見捨てなきよう!)

アベンジャーズ面白かった・・・! - ナツミ - 2012年10月02日 07:39:50

XiXiさん、いらっしゃいませ!
こちらこそ、ご無沙汰しておりました(ネット自体から…)

夜中にアホなものをお見せして申し訳ありません。
お見捨てなきようお願いするのはこちらの方です、本当に!

「アヴェンジャーズ」私も飛行機で観て大興奮致しました。細部を覚えていないので(タダ見の祟りか)「すてぃーぶ・おあ・くりんと」を思い出せないんですが、DVDになったらもう一度見たいです。しかしこれ、全てのヒーローの「元ネタ」を遡っていったら果てしのない旅になりそうですね……!

ヘアスタイルとコードネーム - XiXi - 2012年10月02日 21:27:30

すみません眠いとこれだから…!

「すてぃーぶ・おあ・くりんと」は劇中のネタではございませぬ! ただ「ハト」と「タカ」を見せられて即座に「タカ=ホークアイ」へと滑った結果、強引に「ハト=キャプテン」を配役した次第です。
イヤすべての鳩が華やかトサカを振りふりしてらっしゃるわけじゃないですよ…ね…(フェードアウト)

ちなみに「元ネタ」の件をひとつ。『ソア橋』が『Thor Bridge』だったというホームズファン的隠し玉に最近気づきました……兄上ー! 罠にしては地味すぎるわー!
ネタバレのリスクを冒しますと、犯人を『アベンジャーズ』のロキに、濡れ衣を着せられた方をエージェント・コールソンあたりに置き換えても読めてしまいます♪ ミステリでもアクションでもなくコメディになってしまいますが!

こんな隠し玉が見つかるあたり、英語圏での北欧神話ってギリシア・ローマ神話と同じように親しまれているものなんでしょうか?

鳥に反応♪ - ぐうたらぅ - 2012年10月02日 22:57:10

今、私を悩ませているのはガチョウとヤマシギですが(笑)、ここでも鳥の話題ですね!

残念なことにラスボーンは全作品オールバックでキメてたわけではなくて、途中の何作か、変な髪型をしていたんですよね(ToT)。
気分転換のパーマ・ヘアだったのか、整髪料の供給不足だったのか、事情はわかりませんが、なぜか一時期だけくしゃくしゃ派でした。

アベンジャーズ観たいです。でもアイアンマンしか知らなくて大丈夫でしょうか?

太陽と情熱の娘(使用人談)ロキ・・・ - ナツミ - 2012年10月03日 05:06:43

> ただ「ハト」と「タカ」を見せられて即座に「タカ=ホークアイ」へと滑った結果、強引に「ハト=キャプテン」を配役した次第です。

おお、ありがとうございます!了解しました!(そして説明させるなんて野暮なことをしてすみません…!)
たしかにあの中ではキャプテンがハトっぽい!
黒後家蜘蛛(ブラック・ウィドウ)もいるし、サンバルカンばりに全員動物シンボルを持って欲しい(例えが古すぎます)!

> ちなみに「元ネタ」の件をひとつ。『ソア橋』が『Thor Bridge』だったというホームズファン的隠し玉に最近気づきました……兄上ー! 罠にしては地味すぎるわー!

え~!兄上には「ソー」(ですよね?『ソウ』もあり?)ってカタカナが当てられるから、全然気がつかなかったです!おまけに私は『アベンジャーズ』を観るまでSAW(全然別の映画)ともかなりごっちゃにしておりました。
北欧神話といえば、私にとっては聖闘士星矢・アスガルド編(だから例えが古いよ!)ですが、英国では橋の名前になったりするのですね。こうなると、どんな橋だったのか急に気になってきました!
日本ではギリシア神話は良く知られていると思うのですが(星座占いがらみとかで)、北欧神話はあまり馴染みがないですよね。アメリカでは漫画のネタになるくらいだから、親しまれているんでしょうか。

> ネタバレのリスクを冒しますと、犯人を『アベンジャーズ』のロキに、濡れ衣を着せられた方をエージェント・コールソンあたりに置き換えても読めてしまいます♪ ミステリでもアクションでもなくコメディになってしまいますが!

すみません、情熱的な赤いドレスをまとってコールソンさんを罵倒しまくるロキが頭から消えてくれないんですけどどうしたら……

こりゃ山鴫じゃないか! - ナツミ - 2012年10月03日 05:38:49

> 今、私を悩ませているのはガチョウとヤマシギですが(笑)、ここでも鳥の話題ですね!

ぐうたらぅさんのブログの「ガチョウ返却問題」と「献立問題」ですね!
ホームズの決めた献立に意味があるんじゃないか、という仮説はすごく面白いですね。
ヘンリ・ジェイムズの小説(たぶん"The Portrait of a Lady")を読んでいた時、当時の英国上流社会ではメニューの注文のセンスがすごく重視されたと教えていただいたことがあります。ホームズも、そういうのに皮肉なり冗談なり、意味を込めるのが上手そうですよね(その能力、女性に愛を語るときに使えばさぞモテるでしょうにねえ…)

> 残念なことにラスボーンは全作品オールバックでキメてたわけではなくて、途中の何作か、変な髪型をしていたんですよね(ToT)。
> 気分転換のパーマ・ヘアだったのか、整髪料の供給不足だったのか、事情はわかりませんが、なぜか一時期だけくしゃくしゃ派でした。

え~~!!(本日2回目)そうだったんですね!
ぐうたらぅさんのブログではラスボーン推しもされてますよね!実は私、オールバックでキメたホームズといえばラスボーン、というイメージはあるのですが、映像をろくに観たことがなくて!
最近は、冷戦中にロシアで作られたホームズのドラマが観られたり(このホームズもオールバックだった…)と、日本で観られるソフトが増えてきましたね。今は時間がなくてSherlockだけでもろくに観られませんが、老後の楽しみのため、情報だけでも集めておきたいものです…!

ところで私、普段オールバックでキメている人の前髪が下りていたり、くしゃくしゃになっていると異様に「萌え」ます!寝起きのジェレミーホームズなんて、今でも3回は巻き戻して堪能します!くしゃくしゃ頭のラスボーン、見てみたいです♪

> アベンジャーズ観たいです。でもアイアンマンしか知らなくて大丈夫でしょうか?

私もアイアンマン(しかも1のみ)しか観てなかったですが、楽しかったですよ!
観た後で、それぞれのヒーローの映画を遡って観たくなりますね。マーベル一人勝ちです。

ハトもタカもアッセンブル! - R is for ROCKET - 2012年10月03日 20:31:33

「ハト派」!「タカ派」!!

パソコンの前で「抱腹絶倒」を身をもって体験してしまうことになるとは…。

> ところで私、普段オールバックでキメている人の前髪が下りていたり、くしゃくしゃになっていると異様に「萌え」ます!

私は、ナツミさんとは反対で、普段だらしない人が、ここぞというときビシッときめるのに憧れます。
理想はクライヴ・オーウェン。
「ブラザー・ハート」という映画での着替え場面は、最高です。

キャップにもギャップにも萌え - ナツミ - 2012年10月04日 06:43:10

アッセンブルしたら仲の悪さだけはアヴェンジャーズに負けなそうですね……

> 私は、ナツミさんとは反対で、普段だらしない人が、ここぞというときビシッときめるのに憧れます。

ああっ!それもいいですね~!


> 理想はクライヴ・オーウェン。
> 「ブラザー・ハート」という映画での着替え場面は、最高です。

例によって未見なので(すみません…)検索して画像を確認してきました。
こ…このヒゲの人がピシッと……?それはかなりのギャップですね!
すごくヘヴィそうな内容ですが、(邦題のほのぼの感と原題のハードボイルドっぷりのギャップも気になる…)また観たい映画が増えてしまいました。

もう一つの顔 - R is for ROCKET - 2012年10月06日 20:35:36

>こ…このヒゲの人がピシッと……?

山男か路上生活者のようで、想像出来ませんよね。まさしく映画の序盤では、山の中で車に寝泊まりしているんですが…。

シャーロック・ホームズ作品でギャップ萌えといえば、「唇が捩れた男」のネヴィル・セントクレアでしょうか。
特にグラナダ版での変身ぶりが、印象にのこっています。

でも、これは変装ですし、変装ならホームズもたくさんしてるし、ギャップ萌えではないかも。

輝け!第一回ギャップ萌え大賞 - ナツミ - 2012年10月07日 06:47:04

> でも、これは変装ですし、変装ならホームズもたくさんしてるし、ギャップ萌えではないかも。

いえいえ、立派な「ギャップ萌え」だと思います!
グラナダ版では、「物乞いなのにインテリ」というギャップで大人気でしたし!ホームズのキャラクターに人気コンテストがあったら、ギャップ萌え部門に彼をノミネートしたいです!

私が推薦したいのは「背の曲がった男」のヘンリー・ウッドかなあ。美男だし、動物を可愛がってるところもナウシカというかポケモンマスターというか、なんかこう女子のツボをつきそうな気がしますよ!
(ところで何の話でしたっけ……)

トラックバック

URL :

プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

『高名の依頼人』のこと書きましたが、6月24日までグラナダ版がGYAOで無料で観られるそうです。
こちら

メールはこちらへ

Twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
索引
このブログで考察した「元ネタ」を、ドラマの時系列に沿って探すための索引サイトです。 順次更新致します。 「21世紀探偵・ブリキの文書箱」
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
blog mura