最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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足跡を追う

シーズン2・第3話の大きなモチーフは「最後の事件」ですが、「プライオリ学校」を元ネタにしたと思われるエピソードが入っています。中盤で持ち込まれる、駐米大使の子どもたちの失踪事件がそれです。

「プライオリ学校」事件もまた、名門の寄宿学校からの名家の子息の失踪事件なのですが、いなくなる子どもが原作は一人だったのが、ドラマでは兄妹に変更されています。この話では童話が鍵になっているため、「ヘンゼルとグレーテル」のイメージを重ねたのでしょうね。

また、シャーロックが「足跡」を手がかりにその足取りを追うというところが同じです。
シャーロックは、足跡の付き方や付着した物質から、子どもたちがどのように連れ去られたか特定します。
ホームズもまた、自転車の轍や牛の足跡から、子供と消えた教師の行き先を探ろうとします。

対象の足に付着した物質を頼りに追うというところは、「四つの署名」の犬を使った追跡シーンが近いかもしれません。

現代版では、被害者の子どもが自らの足跡を残すためにリンシードオイル(アマニ油)を使います。
「四つの署名」では犯人の足に付着したクレオソートを優秀な追跡犬・トビイと共に追います。途中で犯人が陸路から水路に移ってしまったため、追跡はそこで一旦止まってしまうのですが、現代版でもオイルが微量だったために、これだけでは最後までは追跡できません。

足跡のほかにもうひとつ。
「プライオリ学校」のラストシーンでは、ホームズが意外な一面を見せます。

1:
「閣下、実を申しますと私ども――ここにおりますワトスン博士と私は、この事件に懸賞金がついているように、ハクステーブル博士の保障を得ておりますが、そのことを閣下の口から直接に確かめておきたいと存じます」
「確かにその通りです」
「令息の所在をお知らせ致した者には五千ポンドくださるとうかがっておりますが?」
「その通りです」
「令息を誘拐監禁した者の名をお知らせ致せば千ポンド追加せられるともうかがっております」
「それも間違いありません」
「後者の場合は、むろん、令息を誘拐した者ばかりでなく、現に監禁している共謀者をも含むと解してよろしゅうございますね?」
「よろしい、その通りだ」と公爵はいらだたしげに、「仕事さえ立派にやりとげてくれたら、決して吝嗇な扱いはしません」
ふだん金銭に恬淡な性質のホームズが、これを聞いていかにも嬉しそうに、細い指を揉みあわせたので、私は意外の感にうたれた。
(中略)
「懸賞金を頂だいしたいと申し上げております。私は令息の所在を知っておりますし、また、令息を誘拐して現に監禁しておる人物を、全部とは申しませぬが承知致しております」




2:
「ありがとうございました」ホームズは静かに箱のふたを閉じて、「これは私がこちらに参りましてから、最も興味あるものの第二でございました」
「ほう、してその第一は?」
ホームズはさっきの小切手を折りたたんで、ていねいに紙入れの中へおさめ、
「私は貧乏なものですから」
と大切そうに紙入れを軽く叩き、内ポケットの奥ふかく収めたのである。



「仕事のために仕事をする」と公言してはばからないはずのホームズが突然見せる、金銭への執着。
1に関してはホームズ好みの人を食った「事件解決のお知らせ」ということで納得もいきますが(『海軍条約文書事件』でも、探し出した書類を依頼者に渡す際に、普通に出さずに一芝居うっていますよね)、2は、私にとっては何度読んでも違和感のある場面です。

もちろん、ホームズが本当にお金に執着しているとは思えません。次に発表された作品「黒ピーター」でも、ワトスンが「しかしホームズは、すべての芸術家がそうであるように、自己の芸術のために生きているのだから、ホールダーネスの公爵の場合は別として、このうえなく大きな仕事をしておきながら、多くの報酬を要求したことはほとんどない。」とはっきり書いています。事件の起こった年代からいって、「貧乏」であったはずもありません。
もっとも、公爵よりは貧乏であることに間違いはないので、財力で劣る者に知力で打ち負かされた、と公爵に思い知らせて愉しんでいるのかもしれません。または、幼い息子を危険に晒した公爵への懲らしめを金銭の徴収という形でおこなっているのかもしれません。

事情はさまざまに想像できますが、いつものホームズを知らず、この作品だけを読んだ人がいたとしたら、かなりお金に汚い人だという印象を受けるのではないでしょうか。凄腕だけれど高額の報酬を請求する、「ブラック・ジャック」のようなダーク・ヒーローを思わせます。明らかに、いつものシャーロック・ホームズとは違う顔です。
ホームズの見せた「もう一つの顔」の記憶が、この後かけられるシャーロックへの疑惑に影を落としているように思います。

(原作からの引用は全て延原謙訳)
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この記事へのコメント

はじめまして - ぐうたらぅ - 2012年09月08日 16:13:06

はじめまして。
私はシャーロックのドラマはまだ第1シーズンまでしか観ていないので全部の話題についていけなくて残念ですが、原作のことなら何とか話についていけそうに思いますので、どうか宜しくお願いします。

ドラマを観ていないので近くはないかもしれませんが、そういえば原作の「スリークォーターの失踪」では、馬車の追跡にアニシードとやらを使っていましたね。

「プライオリ学校」の1、2のシーンは、私もやはり公爵への懲らしめだと思いますし、愉しんでいるというよりは貧乏人の気持ちを公爵にわからせたいのかなぁと思いました。ホームズ自身は貧乏ではないと思いますが、探偵が生業ですし、初期には仕事の獲得に苦労もしたので、ホームズの発言には「生活感」や「営業努力」があるような気がします。

それではまた、他の記事も読ませていただきますね!

うがち過ぎでしょうか。 - RM - 2012年09月08日 17:53:14

「プライオリ学校」のラストシーン、最近原作を延原訳で読んで、グラナダ版とずいぶん違うのに驚いたところでした。グラナダ版の方が好きだなあと思いましたし、原作が私にはあまりピンと来ないのは、グラナダ版に慣れているからかしら、と思っていました。でも、ナツミさんも違和感がおありになるのですね。

それで今日何となく列車の中でつらつらと考えていて、こういうことかしら、これなら私には納得できる、と思い浮かんだことがあります。ちょっと考え過ぎかもしれませんが、書いてみます。


気持ちが混乱していて、そういう自分を人に見られた後、しばらく一人にさせてほしい、と思う時があります。あるいはこちらから話をきいてもらった後でさえ、その人と会うのがいっとき厭になったり、その話題はもう出さずにいてほしい、と思うことも私にはあります。そんな時に、どうでもいいような話をちょっとして去っていく人のさりげない思いやりを感じる時もあります。

公爵はホームズから思いがけず言い当てられて、「わずかに保っていた自制心も今は捨ててしまい、顔面をひきつらせ、両の拳を空に振りまわしながら、部屋のなかを歩きまわった」りした訳ですが、立場上こんなふうに感情をあらわにすることはまれだったのではないでしょうか。しかもその後ホームズから叱責まで受けています。

その後あのホームズが大切そうに小切手をしまった時、感情的に疲れきった公爵のくちびるの端に、笑いのかけらがみられたかもしれません。

お金は公爵にとってはどうでもいいことで、ホームズにとっても本当はどうでもいいことだったのでしょう。でも最後に、重い本題から離れて、どうでもいいことを話して、それで二人の会見は終わった。また、お金に感謝するホームズの発言の裏には、自分にきちんと全てを話してくれた公爵への感謝の表明も含まれていたかもしれない、と思うのです。


ああ、こじつけでしょうか!ちなみに私の頭の中では、すべてジェレミーのホームズで話は進んでいます(わはは)。私が上記のように思ったのも、グラナダ版のホームズの中に、公爵へのかくれた思いやりを一貫して感じるからかもしれません。

苦労人ホームズ - ナツミ - 2012年09月09日 02:13:14

ぐーたらぅ様

コメントありがとうございます!
実は、私のほうは初めましてではなくて、『シャーロッキアン!』の記事を書かれていたのがきっかけで、何度かぐーたらぅ様のブログにお邪魔させていただいております!(小心者ゆえ、コメントは残せなかったのですが…)原作のお話も切り口がユニークでとても面白くて、あとでゆっくりお邪魔させていただこうと思っていたのですが、その前にコメントをいただけるなんて、びっくりです。光栄です!正典のこと、色々と勉強させていただけたら嬉しいです!

いきなりテンション高めのラブコールで申し訳ありませんでした…


> ドラマを観ていないので近くはないかもしれませんが、そういえば原作の「スリークォーターの失踪」では、馬車の追跡にアニシードとやらを使っていましたね。

あ、そうでしたね!アームストロング博士(この人も現代版に出てきて欲しいキャラ…)が出てくるお話ですよね。
リンシード…アニシード…こちらの方が近いかも!

> 「プライオリ学校」の1、2のシーンは、私もやはり公爵への懲らしめだと思いますし、愉しんでいるというよりは貧乏人の気持ちを公爵にわからせたいのかなぁと思いました。ホームズ自身は貧乏ではないと思いますが、探偵が生業ですし、初期には仕事の獲得に苦労もしたので、ホームズの発言には「生活感」や「営業努力」があるような気がします。

なるほど、ホームズ自身は貧乏ではないけれど、下層階級の人の気持ちに寄り添えるところがありますよね。
「青いガーネット」など読んでいると、そう感じます。「犯人は二人」でメイドを騙すとこなんかは、所詮階級違い、所詮オトコよね…と思ったりもしますが(←途中で脱線してる)。

ホームズには、ナイトの称号を辞退したりと、「権威への反発」を覗かせる面もありますよね。その一環として、ことさら「庶民であること」を強調するような行動をとったのかもしれませんね。

とても幸せな説! - ナツミ - 2012年09月09日 06:56:16

RM様

二人の心の襞まで深く考察された、公爵にもホームズにも優しい説をありがとうございます!
最後の台詞は厭味やあてこすりではなく、ホームズの優しさだったんですね。ほんとうにこうだったらいいなあ、と思います。そして、ジェレミー演じるホームズは、それをできる人間的な深みを感じさせますよね!
とても幸せな解釈を聞かせてくださったRMさんにも、その基になったグラナダ版「プライオリ~」の繊細な演出にも、感謝です!

ところで、グラナダ版「プライオリ~」のお話がでたついでといっては何なのですが、私にはこちらのお話にも長年の疑問があります。
序盤で、ワトスンがホールダーネス公爵の先祖が「ヘル・ファイア・クラブ」の会員だった、ということを面白おかしく語る部分がありましたよね。あの行動が、どうもワトスンらしくない気がするんです。ナイジェル・ブルースのように陽気なワトスンだったり、ジュード・ロウのようにちょっと皮肉屋のワトスンならまだわかるのですが、ワトスン界きっての良識家(なんか日本語おかしいですが)、エドワード・ハードウィックのワトスンだし。

RM様や、読んで下さっているどなたかも、同じように感じた方はいらっしゃいますでしょうか…?

再び願望もこめて - RM - 2012年09月09日 20:50:18

ぐーたらぅさん、ナツミさん、こんにちは。

一つ前のコメントを書いた時はぐーたらぅさんのコメントがまだみえなかったので、ご挨拶なしで失礼いたしましたが、さっきぐーたらぅさんのブログにお邪魔してきました。ぐーたらぅさんもナツミさんと同じように原作がとてもお好きで、とてもお詳しいのですね!私はグラナダ版から入って、原作をまだきちんと読んでいないフツツカモノです。あらためて原作を読むと、グラナダ版はそこここで印象が違うなあと思いました。お話の細部だけでなく公爵の外見だけあげても、原作ではつくえまで届く赤い顎鬚だったのですね。

ナツミさん、私の、半ば妄想半ば願望のような説を読んで下さって、ありがとうございます。グラナダ版のプライオリ・スクール、好きな作品の一つなのです。

でもナツミさんがお書きになったところ、私も疑問に思っていました。「ワトスン界きっての良識家」という表現には笑ってしまいました!これについては以前私がお邪魔していて、今はお休みされている葉月さんというかたのブログでも、「ワトソニアンだから気にしすぎているのかもしれませんけれど(笑)」という前書きとともに書かれていました。

その時コメントを寄せていらした、ちびさんというかたと、葉月さんのやりとりを引用させていただきます。

「ワトソン先生は、少年の失踪で暗くなりがちな食事の場をなごませようと、気を回しすぎたのですよ」
「校長先生の雷が落ちるまでは、他の先生方は楽しそうでしたものね~。あそこも気遣いワトスン活躍シーンでしたか。読みが甘くてすみません、ハードウィックさん。」

いかがでしょう?私も願望もこめて、この説に賛成したいです。

納得しました! - ナツミ - 2012年09月10日 22:33:44

> つくえまで届く赤い顎鬚

想像してみるとすごいですよね……

>「ワトソン先生は、少年の失踪で暗くなりがちな食事の場をなごませようと、気を回しすぎたのですよ」
> 「校長先生の雷が落ちるまでは、他の先生方は楽しそうでしたものね~。あそこも気遣いワトスン活躍シーンでしたか。読みが甘くてすみません、ハードウィックさん。」

なるほど~!
人の噂話は盛り上がりますからね。さらにエロ話まで絡むとなれば、エリート校の先生方とはいえ、男の子の集まりはとことん盛り上がりそうだ!ワトスンったら、どこでそんな外交テクを身につけたんでしょう(多分軍隊)。

葉月さんとちびさん、教えてくださったRMさんに感謝いたします!
葉月さん(ちびさんも?)はワトソニアンでいらっしゃるのですね!復活された暁には、お二人を師匠と呼ばせていただきたいです!

ありがとうございます - ぐうたらぅ - 2012年09月15日 00:21:52

ナツミさん、RMさん、私のブログにまでお越しいただいてありがとうございます。
何だか気を遣わせてしまって申し訳ありません。

私はグラナダ版よりは原作を知ったのが何年か早かったとは思いますが、原作(子供向け翻訳)→グラナダ版(吹替)→原作(大人向け翻訳)→グラナダ版(字幕)→原作(原文読めない)と交互に楽しんできたので、原作が先でもあるし、後でもあるのです。

その過程で、両者の違いに最初はあまり気づけなかったり、気づいて驚いたり、両方に(!)がっかりしたということもあり、実を言えば感想は常に一定ではありません。
原作をもっとしっかり読んでみようとか、どうしてグラナダ版はここを変えたのだろう?と考えるようになったのは本当に最近のことです。

ですので、原作を先に知り、原作が何よりも好きなのはたしかですが、優位を誇れることは何もなく、お恥ずかしいかぎりです(-_-;)。

Re: ありがとうございます - ナツミ - 2012年09月15日 09:04:43

ぐうたらぅ様

気を遣っているなど、とんでもないっ!
ぐうたらぅさんのブログをあらためて読ませていただいているのですが、とても楽しく、勉強させていただいております!まだまださわりだけですが、たとえばお正月の記事では干支の動物が正典に出てくるところをまとめてくださっているなど、ぐうたらぅさんでないと出てこないであろう視点に何度も唸らせていただいてます。
私も翻訳から入ったので、あの時ホームズがあわてて飛び上がったのは"tiger-spring"って書かれていたのか~!(何だかかわいい…)などと、英語の勉強にもなっています!

おっと、内容をばらしすぎると未読の方のお楽しみが減ってしまいますね。
よろしければ、今後もお邪魔させてください。よろしくお願い致します!


> 私はグラナダ版よりは原作を知ったのが何年か早かったとは思いますが、原作(子供向け翻訳)→グラナダ版(吹替)→原作(大人向け翻訳)→グラナダ版(字幕)→原作(原文読めない)と交互に楽しんできたので、原作が先でもあるし、後でもあるのです。

私も似た感じかもしれません。原作(大人向け)はグラナダ版より早かったのですが、60篇全て理解して記憶していたかといえば、 そんなことないですし。どちらかというと主人公二人の友情や、漠然としたイメージに惹かれていたと思います。原作が好きとは言っても、今でも結構内容を忘れていたりして…

> その過程で、両者の違いに最初はあまり気づけなかったり、気づいて驚いたり、両方に(!)がっかりしたということもあり、実を言えば感想は常に一定ではありません。

今まさに、そんな感じです。歳をとるにつれて、私の受け取り方が変わってきたこともありますし、後続の映像作品と比べることで新たに気づかされたこともあり、感想はどんどん変わっていきます。それと同時に、小学生の時からずっと変わらない、芯のような印象もあるのだなと思ったりもします。
でもそれが楽しいですね。こうして言葉にしてお話できるのは、もっと楽しいです。

ご謙遜をなさいますが、シャーロッキアン見習いとしては、先輩に書き込みをいただけてうれしいです。いろいろ教えていただければと思います…!


プライオリスクール - YOKO - 2012年09月15日 13:08:29

こんにちは。
毎日少しずつグラナダ版をみてます。
本日プライオリスクールをやっと視聴できまして、ここで皆さんが話されていることがよくわかりました!
RMさんのブログにもこのテーマの記事があってとても興味深く拝見しました。
ぐうたらぅ産のブログも私も拝見してます。
記事の切り口が面白くて感心してます。
ホームズ好きな方がいっぱいでこの世は楽しいですね!

みなさんのやり取りを拝見していると、わたしなんて浅い見方しかしてこなかったな~と気づかされます。一人で楽しむのもいいですが、こうやってほかの方の着眼点からまた新しい楽しみ方を知るのもとてもいいですね。

今日見たプライオリスクールですが、馬の乗り方がホームズとワトスンでちょっと違いますね。ジェレミーホームズは背筋をピンと伸ばして、まさに「ホームズ乗り」。エドワードワトスンは、上体を前後に動かしてアグレッシブ乗りです。
乗馬のことはさっぱりわかりませんが、あれも演技なんでしょうか?



馬の乗り方ですか! - ナツミ - 2012年09月15日 21:45:04

いや、「浅い見方」って!!

思わずツッコミ口調で申し訳ありません。でも、YOKOさんの観点もだいぶマニアックだと思うのは私だけではないと思いますっ!

> 一人で楽しむのもいいですが、こうやってほかの方の着眼点からまた新しい楽しみ方を知るのもとてもいいですね。

同感です!
皆さんのお考えに感動したり考えさせられたり、本当に「この世は楽しい」です。きっかけとなってくれた"Sherlock"には感謝しなくては…!

「プライオリスクール」、ごらんになったのですね。
「ホームズ乗り」と「アグレッシブ乗り」というお言葉に笑ってしまいました!
馬の乗り方を気に留めていなかったのですが、ホームズとワトスンの乗馬スタイル、ばっちり想像できました!

私も乗馬のことはさっぱりわからないのですが、やはり乗馬の本場・英国ですから、馬の乗り方にも演技プランがあるのかな…?役者さんの素でも、それはそれで嬉しいですが!

そういえばガイ・リッチー版の映画"Sherlock Holmes: A Game of Shadows"では、ロバート・ダウニー・Jr演じるホームズはあまり乗馬が得意ではないのか、ポニーに乗っていましたね。原作にそういう設定はなかったと思うのですが、面白かったです!

ウチュウジンとブラウン神父と馬 - RM - 2012年09月16日 16:25:01

ナツミさん、私も、コメント欄にあった「『ワレワレハウチュウジンダ』の元ネタ」を、思わずクリックしたたくさんの人の一人です。

ぐうたらぅさん、いえいえ、ブログを楽しませていただきました。子供向け翻訳からお入りになったのですね、私も子供向け翻訳は読みました。多分全部ではないのですが。活字を読んだ限りではホームズの印象はあまりぱっとしなかったのに対して、ブログのトップにちらっと書かれていたブラウン神父は子供の頃から大好きで、繰り返し読みました。なぜでしょう。

YOKOさん、私のブログにも来てくださって、ありがとうございました。馬の乗り方については、私もナツミさん同様、気に留めていなかったのです。それが、さきのコメントでも引用させていただいた葉月さんのブログに書かれていたので、はじめて意識しました。

葉月さん:ハードウィックさんの身体が妙に浮いちゃっているんですけれど・・・馬の走り方のせい?それとも乗り方?
ちびさん:ジェレミーさんは颯爽と、一方、エドワードさん上下運動が激しい・・長く乗ったら痛そう。余り慣れてないのかも^^; 

それでネットを検索しました。ちなみに私は馬に乗ったのは約30秒、という人間です。

あの時の馬は多分「速歩」で歩いていて、それがあっていれば、乗っている人に特に強い上下の揺れが伝わる歩き方なのだそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A9%E6%B3%95_(%E9%A6%AC%E8%A1%93)騎手に伝わる馬の背骨の上下動を反撞(はんどう)といい、何もしなければ騎手の体は跳ね上げられてしまい、騎手にも馬にも負担がかかるそうで、だからジョッキーになりたかったジェレミーの方が、反撞を吸収する術にはたけていたのではないか、というのが私の推測です。多分ちびさんもそうお思いになったのではないでしょうか。

さて、それではジェレミーとエドワードではなく、原作のホームズとワトスンを考えた時、どちらが馬に慣れていたのでしょう?ガイ・リッチー版ではホームズはポニーに乗っていたとナツミさんが書かれていますが。

Re: ウチュウジンとブラウン神父と馬 - ナツミ - 2012年09月16日 17:20:22

↑すごいタイトルだ…!

RMさん、馬の乗り方について、詳しい情報をありがとうございます!
ええっ、ジェレミーはジョッキーになりたかったんですか!演出上の意図というより、役者さんの乗馬スキルが表れている、と考えてもいいのかもしれませんね。(二人とも速足の馬に乗れるというだけで、『乗馬歴:牧場のポニーのみ※綱を引いてくれるおじさんつき』の私にとっては十分驚異的ですが!)

さて、原作のホームズとワトスンは、どちらが乗馬が上手かったのでしょうね。ワトスンは従軍していたので馬に乗る機会が多かったかと思いますが、ホームズは実用的なスポーツならなんでも上手にできてしまいそうです。
ワトスンは移動手段として馬を使っていたかもしれませんが、ホームズの方がいいとこの坊ちゃんっぽいので、スポーツとして美しく乗りこなすのはホームズかな?

ここ数年ホームズに偏りがちな私は、ブラウン神父シリーズ、ずいぶん読んでいません。
久しぶりに読みたくなりました!


> ナツミさん、私も、コメント欄にあった「『ワレワレハウチュウジンダ』」を、思わずクリックしたたくさんの人の一人です。

RMさんの周りにも、扇風機に向かってやる方がいらっしゃいますか?
私の周りでは下は3歳から上は56歳までやっているのを見かけましたが、1957年の映画から受け継がれていたとは、驚きました。今年はsoftbankのCMで「お父さん犬」もやっていたそうで、特に流行ったのかもしれませんね。たぶん日本語でしかできない芸だと思いますが、オーストラリア人の友達が「たしかにエイリアンっぽい」と感心していました。

文字化けとジョッキーと宇宙人(懲りない奴です) - RM - 2012年09月16日 21:44:29

先ほどのコメントに書いたアドレスが文字化けしてしまっていました。興味があるかたは、ウィキペディアで「歩法 (馬術)」で検索してください。

>ええっ、ジェレミーはジョッキーになりたかったんですか!

そうなんです!小さい頃から乗っていたんですよ。馬が大好きで、ポニーに階段の上り方を教えて、寝室までつれていったそうです。遠乗りもよくしていたし、競技会にも出ていたのです。インタビューでは、背が高くなりすぎたからジョッキーになるのをあきらめた、と言っていました。

>二人とも速足の馬に乗れるというだけで、『乗馬歴:牧場のポニーのみ※綱を引いてくれるおじさんつき』の私にとっては十分驚異的ですが!

私もそう思います。ちなみに私は『乗馬歴:博物館の玄関前で、馬の上で写真をとってもらうアトラクションに参加』です。

>RMさんの周りにも、扇風機に向かってやる方がいらっしゃいますか?

最近はみないのですが、昔はいました。そんな由緒あるウチュウジンとは知りませんでした

文字化けは宇宙人の仕業でしょうか・・・ - ナツミ - 2012年09月16日 22:43:09

> 先ほどのコメントに書いたアドレスが文字化けしてしまっていました。興味があるかたは、ウィキペディアで「歩法 (馬術)」で検索してください。

私の環境からは、「歩法」のページまでは行けるようです。
どうも、コメント欄に貼るリンクがうまくいかないことが多くて申し訳ありません。できるかどうか、私も「歩法(馬術)への直リンク貼ってみますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A9%E6%B3%95_(%E9%A6%AC%E8%A1%93)


> 馬が大好きで、ポニーに階段の上り方を教えて、寝室までつれていったそうです。

わあ、ポニーと同じ部屋で眠るほど仲がよかったのですね。なんて可愛らしい!
その頃のジェレミー坊やを見てみたいですねえ。
博物館の前で馬に乗ったRMさんはおいくつくらいだったんでしょう。やはりお小さい頃だったんでしょうか。
そして博物館がなぜ馬のイベントを…謎は深まります。

それにしても、背は高いほうが選択肢が多いような気もしますが、高くなると就けない職業もあるのですね。
もしその道を選んでいたら、きっと美貌のジョッキーとして名を馳せていたんだろうなあ……
あまり馬に縁のない私としては、俳優になってくれて、ホームズになってくれたことに感謝です!

解決しました~うれしい - YOKO - 2012年09月18日 11:48:53

こんにちは。馬のことについて、いろいろ問題が解決しました。
いま、プライオリスクールの感想記事を書いてるところなんですが、こちらのコメント欄とRMさんのブログの記事とで気になったところが全部解決しました。
ありがとうございます。

私の観点もだいぶマニアックでしたか・・
たしかにそうかも!
瑣末なことばかりに目が行って、あまり本質を捉えるのが得意ではない傾向があるので、ナツミさんはじめ、こちらの集われる方々の感想はすご~~く助けになります。

またマニアックなことを書かせていただくかもしれません。
あきれないでくださいね~^^;

馬クロスオーバー - ナツミ - 2012年09月18日 23:04:28

YOKOさま

ジェレミーと馬のお話、RMさんのブログで「プライオリスクール」、YOKOさんのブログで「銀星号事件」と、同時進行していて、とても面白かったです!
そして、この後YOKOさんのブログでも「プライオリ~」のお話が読めるのですね!
楽しみにしております。

> 瑣末なことばかりに目が行って、あまり本質を捉えるのが得意ではない傾向があるので、ナツミさんはじめ、こちらの集われる方々の感想はすご~~く助けになります。

私こそ、記事から「瑣末なことが気になる」を取ったら何もなくなってしまいますよ!もう重箱の隅をつつくのが好きで好きで!つつきすぎて、何もないとこを掘ってることもよくありますが…(もし製作者さんが読んだら、ほとんどの記事に『そんなこと意図してない』って言うと思います…)
マニアックな話題、今後もお待ちしております!

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プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

『高名の依頼人』のこと書きましたが、6月24日までグラナダ版がGYAOで無料で観られるそうです。
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