最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
【お願い】 ★記事における間違いは、できる限り修正したいと考えております。お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとありがたいです。
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G.レストレード

どうやら仲直りしたシャーロックとジョンのところに、タイミングよく現れたレストレード。
休暇中のようないでたちです。

ここで、ジョンとレストレードが
"Hello, John."
" Greg."

と挨拶を交わします。
レストレードのファーストネームは「グレッグ」(おそらくはGregoryの愛称)だということがわかりました。

原作では、レストレードのファーストネームははっきり書かれていません。
ただ、「ボール箱」に出てくる彼の手紙に”G.Lestrade”の署名があるため、GeorgeやGregoryなど、Gのつく名前だということだけはわかっています。
シャーロックは、長い付き合い(ジョンと知り合った時点ですでに5年)にも関わらず、レストレードのファーストネームを知らなかったようですが、それは私たちがレストレードの名前を知っているようではっきりとは知らない、ということと関係があるのかもしれません。

突然やってきたレストレードにシャーロックは迷惑そうな顔をしますが、原作「バスカヴィル家の犬」では、ホームズが電報でレストレードを呼び出しています。

"I'm enjoying this. It's nice to get London out of your lungs."
「わりと楽しんでるよ。ロンドンで汚れた肺を洗濯するのはいいな」(拙訳)


という現代版レストレードの台詞は、原作では駅でレストレードを出迎えたホームズの台詞。

Lestrade, we will take the London fog out of your throat by giving you a breath of the pure night air of Dartmoor.
「(前略)それからレストレード君には、ダートムアのすがすがしい夜の空気で、ロンドンの霧でよごれたのどを洗濯させてあげますよ(後略・延原謙訳)」


肺やのどから「ロンドン(の霧)を追い出す」という英語の表現は面白いですね。
(ホームズが言っているthe London fogは、おそらく大気汚染によるスモッグのこと。今のロンドンでの大気汚染が産業革命当時ほど深刻だとは思えませんが、都会から田舎にやってくると空気がおいしく感じるのは変わらないですよね。)
対して、「のどを洗濯する」という延原先生の表現も、実感がよく伝わってくる名訳だと思います。

レストレードに関する過去記事はこちら。
私、ここのコメント欄でけっこう遠回しに障害の話に触れてますが(まだまだわからないことも誤解も多く、私の半端な知識で不用意に触れると誰かを傷つけかねない話題と思いますので)、今回、レストレードはものすごくはっきり「アスペルガー」って言ってるな…

追記(2012.6.23)すみません!ご指摘いただいてDVDを見直したところ、「はっきり言った」のはジョンでしたね。レストレードは言い淀んでます。ついでに見直してほかの記事も修正しました。

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この記事へのコメント

- らいかみんぐ - 2012年07月31日 10:51:40

シャーロックの”障害”について、日本放映ではどう訳すんだろうと思っていましたら「ああいう性格だから」みたいな言いようでサラッと流していましたね。
これはむしろ、天下の公共放送で「アスペルガー」と言い切ってしまえるBBCがすごいんでしょうかね。日本だったら抗議電話が殺到しそうです。
やはりモンティパイソンの国。
はたまた五輪開会式で女王陛下をヘリダイビングさせる国......

女王陛下の・・・ - ナツミ - 2012年07月31日 21:08:57

女王陛下の登場には痺れましたね!
笑顔でテムズ河を疾走するベッカムにも度肝を抜かれました。度を越えたかっこよさって、もはや持ちネタ。
ホームズが登場しなかったのは残念ですが、歌って踊れる医療従事者たちの中にジョンがいたような気がします(絶対気のせい)。

なるほど、NHKではその言葉は伏せたのですね。
閲覧数の少ないブログとはいえ、その気遣いを台無しにしてしまいましたが、英国と日本の考え方の違いを汲むということには意味があると思うので、記事はそのままにしておこうと思います。
らいかみんぐさん、教えてくださってありがとうございました!


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