最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
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ジョンのバカンス

1週間あまり更新をさぼってる間に、ジョンのブログが1年分くらい更新されていて(!)喜びよりも先に不条理を感したナツミです。

まず、第1シリーズ・第3話のエピソードが記事になっていますが、これは第2シリーズ・第1話の冒頭のネタバレになるので一旦置いておきましょう。

その後、ジョンはちょっとした休暇を過ごしたみたいですね。サラと、数週間ニュージーランドに旅行したようです。
ジョン役のマーティン・フリーマンが、"The Hobbit"の撮影でニュージーランドにいたことにひっかけているのでしょうか。

または、「ワトスンは子ども時代をオーストラリアで過ごした」という説と、関係があるのかもしれません。
これはwikiにもあるのですが、正典、外典含め、原作に明記されているわけではありません。wikiを中心に、聞きかじった説を並べてみますと、
「緋色の研究」冒頭でワトスンは


故国にはひとりの親戚もひとりの友人をももたなかった私は、まるで空気のように自由の身であった。(延原謙訳)


と書いています。その一方で、「四つの署名」では(おそらくそう遠くない時期に)「兄が亡くなった」としているので、イギリス国外には家族がいたということ、メアリ・モースタンに

「(前略)私はオーストラリアのバララト金山の付近で、これとおなじような光景を見たことがありますが、一攫千金を夢見る連中が、丘の中腹をさかんに掘りおこしていましたよ」(延原謙訳)


と言っていることなどから、オーストラリアで育ったという説が生まれたようです。

でも、「海軍条約文書事件」に登場する幼馴染のパーシイ・フェルプス君が

ワトスン君、学校で君が三年のときに、「オタマジャクシ」のフェルプスという男が五年の組にいたのをご記憶のことと思います。(後略・延原謙訳)


と手紙に書いているので、その頃(小学生くらい?)には既にイギリスにいたことになりますよね。
大学時代にはラグビー(『サセックスの吸血鬼』)やクリケット(『競技場バザー』)の選手としてイギリスにいるので、オーストラリアにはかなり幼い頃にしかいなかったのかもしれません。

ここで気になるのが、「三大陸の女性を知っている」発言です。(よろしければ、過去記事『ワトスンは女好き?』をご参照ください)
ワトスンの「豪語」をひとまず信用するとして、この場合の三大陸とは、どの大陸を指すのでしょう。

もし文字通りの女性経験として「知っている」のなら、ある程度年齢がいってからの話のはずです。
wikiにあるように、大学時代を過ごしたヨーロッパ、従軍したアジアはほぼ確定として、
残りの一つを考えると、アフリカ、アメリカ、オーストラリアのいずれかになります。

この中で、ワトスンがいたことが確実なのは、「四つの署名」で言及されているオーストラリアだけです。
従って、ワトスンの「三大陸にまたがる女性遍歴」をできるかぎり素直かつシンプルにまとめると、以下のようになるのではないでしょうか。

イギリスで生まれ、家族でオーストラリアへ。

学齢に達し、イギリスの学校に入学。

時々家族のいるオーストラリアに帰省(※ここらへんで「オーストラリアの女」

イギリスの大学に進学

従軍(「アジアの女」

退役
※「ヨーロッパの女」とはいくらでも知り合うチャンスがあるので除外


ジョンに話を戻すと、ニュージーランドには「旧友に会いに行った」と言っているので、ジョンが子ども時代をニュージーランドで過ごした、ということも考えられます。ただ、この「旧友」はan old mateと単数で書かれているので、ニュージーランドにたくさんの親戚や知り合いがいるというよりは、たまたま友達がニュージーランドに行った可能性の方が高いでしょうか。

そして、旅行の後で、サラとは別れちゃってるんですね。
"The Blind Banker"でかなり危険な目に遭ってもジョンから離れなかったサラなのに、一体何があったんでしょうか。
深読みすれば、旅先で「三大陸の婦人」の一人と鉢合わせてしまったとか…?

それはジョンのみぞ知る、なのですが、コメント欄でのマーレイ君、スタンフォード君、シャーロックの反応には男の友情を感じます。
そうそう、飲んで忘れるのが一番よ、ジョン!

新年早々、下世話な記事でほんとすみませんでした……

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この記事へのコメント

今年もくすくす - RM - 2012年01月10日 21:42:04

新年一回目も、くすくす笑わせていただきました!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ワトスンがオーストラリアで育ったという説、知りませんでした。オーストラリアのシャーロッキアンはうれしいでしょうね!

ジョンは休暇をすごしていたのですね。お疲れだったのでしょう。休暇をとるだけのお金の余裕があって、よかったよかった。でも、えーっ、サラとは別れちゃったんですか?きれいで感じのよい女性だったのに。急いでブログみました。シャーロックが缶ビールを買ってきてあげたんですね!ジョンの笑顔の顔文字 :) がいいですね。本編でも二人はだんだんといい関係(?)になってきたのでしょうか。楽しみです。

皆様今年も - だい - 2012年01月11日 09:48:32

よろしくお願いします。

ワトスンって本当にモテモテなんですね〜。人当たりがいいのは分かる気がしますが、私の中ではグラナダのイメージしかないのでちょっと想像しにくいです・・・。でも紳士!ですものね〜モテて当たり前ですね。

ジョンのブログ!あんなに更新しなくても・・(哀)辞書と首っ引きの私は、忘れていた冬休みの宿題を見つけてしまったような気持ちです。まっ、提出期限があるわけでもないのでシーズン2が始まるまでに読めばいいかと自分に言い訳しています。

サラ・・おっ母さんのような、肝っ玉の持ち主だと思っていたのに残念。もう、出てこないのでしょうか?早く新しい彼女作ってシャーロックをヤキモキさせて欲しいな〜。

- らいかみんぐ - 2012年01月11日 10:44:33

2012年、いよいよシリーズ2ですね!
ジョン・ワトスンの女性遍歴、壮大な三大陸ランドスケープ、楽しくうれしく拝見しました。RMさんと同じく、私もくすくす笑ってしまいました。ありがとうございます、ナツミさん。

このところSHERLOCK2に関する情報の山に埋もれております。
だいさん!私も1単語ずつ辞書を引いて、しかもそれでもわからず見直して、やっぱりわからずまた辞書を引いて...という状態です。
うれし涙にくれながら、仕事の山がたまって行くのを、見て見ぬふりでやり過ごしています。(おいっ!)

ところで女性から見たジョン(ワトスン)の魅力は、
 1.温厚・無害・紳士的で、しかも医者
 2.その割に屈託なく、適度に強引なアプローチをしてくる
さらに大事なのは 
 3.見込みがないとわかれば深追いしない引き際の良さ
じゃないかと思うんですが、皆様方のご意見はいかがでしょうか。

お邪魔します〜 - 凛 - 2012年01月11日 12:58:25

いつもROM専ですが、とっても面白い記事なので少しだけ
お邪魔させて下さい。

ジョンの女性遍歴。とっても気になる話題ですが、S2でもジョンの特殊能力(?)がいかんなく
発揮されていますね。いつの間に?と驚くとともに、ジョンを見ているとなんとなく女性が心を
許す気持ちが分かるような気がします。私でもシャーロックではなく、ジョンになら口を開いて
しまいそうな気がしますから(笑)でも、それでジョンが幸せを掴めるかといったらまた別だ
と思いますが......。

はい、馬鹿なコメント失礼いたしました。レス不要ですので....。

今年もよろしくお願いします - ナツミ - 2012年01月12日 07:36:35

まとめてのご挨拶で失礼致しますが、あけましておめでとうございます。
年が変わってもここでお話できて嬉しいです!

RM様
>休暇をとるだけのお金の余裕があって、よかったよかった。

確かに!
2話時点ではジョン、月々の支払いも大変そうでした。セバスチャンからの報酬は、博物館に寄付しちゃったんですよね。
その後忙しくなったようなので、お金も貯まったかもしれませんが、この時点での資金はジョン自身の貯えでしょうか。
それ以前に、シャーロックとジョンの共同生活、家計簿(?)はどうなっているのかなあ・・・あまり細かく分けているようには思えないですよね。

ジョンの顔文字、なんだか可愛らしいですね。
少なくとも、足の隣にビールが入っているという現実にジョンが抵抗を示さなくなったということは、色々と折り合いがついてきたのではないでしょうか。
社会の常識からはどんどん外れていってしまってる気もしますが・・・

だい様

グラナダのワトスンは恋愛描写が省かれていたのでストイックに見えましたが、ハンサムなのでモテたんじゃないかなあ・・・と私は思うんです。
子どもには好かれていた描写があったような気がします!

ジョンのブログ、一度に更新されすぎですよね!
冬休みの宿題という感覚、すごくわかります。私も少しずつ読んで行きますので、ここで色々とお話できたら嬉しいです。

サラ、よさそうな人だったんですけどねえ・・・(なんだか私たちの会話はジョンのお母さん世代のようですね・・・)ここから三大陸にまたがる女性遍歴が展開されるんでしょうか。メアリ・モースタンが現れるんでしょうか。それともグラナダのように、ずっと221Bにいるんでしょうか。気になります。

らいかみんぐ様

>壮大な三大陸ランドスケープ
確かにでかい男です、ジョン・ワトスン!

その魅力の分析、魅かれる女の一人である私としては、非常に興味深いです。
ジョンに関して言えば、2の「適度な強引さ」が非常に上手いんじゃないかと思います。肉食と草食のバランスが良い、というか。

3の「引き際のよさ」も面白いですね~。ジョンは、恋愛に限らず、結構シリアスな場面で冗談を飛ばすことが多いような気がします。第1シリーズの第3話で、爆弾のついたジャケットを剥ぎ取ったシャーロックに「人が見てなくてよかった」というところなんてその最たるものかと思うんですが、重い場面を重くしないそのメンタルの強さが、相手に常に逃げ場を与えてあげるのではないでしょうか。
しかし、これは決定打を出せないということですから、マイナス要素にもなり得るんですけど・・・
皆さんのご意見も知りたいです!

凛さん

いらっしゃいませ!
確かにジョンには、気軽に話ができそうな雰囲気がありますね~。
これは、演じているマーティン・フリーマンの持っているものも大きいかもしれませんね。

>でも、それでジョンが幸せを掴めるかといったらまた別だと思いますが......。

この発言は気になります!

誰にでも色々な顔がありますけれど、ジョンはそれが極端な気がします。
こう、どんな状況でも明るい面に向かってまっすぐ進んでいく面と、闇に向かわざるを得ない面があるような。
パートナーに限らずとも、その両方をわかってくれる仲間と人生を共にすることがジョンの幸せなのかもしれませんね。




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シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

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