最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
①正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探し
②ドラマでまだ出てこない原作の事件は、SHERLOCKだとどんな話になるのかな?と妄想する

…を一人で(主にトイレとかお風呂で)楽しんでいたのですが、
さまざまな方にご意見をいただけたら楽しいだろうなあ、と思って始めました。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
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Jaria Diamondと翡翠のヘアピン

第二話の冒頭で、ジョンがスーパーマーケットで無人レジと戦っていた頃、シャーロックはおうちで謎の男と戦っていました。(…なんか『日本むかしばなし』みたいな書き出しになってしまいました)

帰宅したジョンが「ジェイリア・ダイヤモンドの件」の依頼について訊ねた時("And what happened about that case you were offered...the Jaria diamond?")、シャーロックは気のない様子でしたが一瞬この男との戦いの映像が挿入されますので、どうもダイヤモンドの関係者のようです。

男の衣装は中近東風?でしょうか。Jaria diamondがどんな宝石かはGoogle先生に聞いてもちょっとわかりませんでした。「もしかして」でAria Diamondという日本製のギター(オークションで高値がついているらしい)を教えてもらいましたが、関係あるのでしょうか…?

依頼があったことをジョンが知っているのだから、ジョンと出会った後で起こったはずなのに、なぜかジョンの知らないところで解決されたらしいこの事件。とっても気になります。

追記(2012.12.3)
Jaria Diamondについて、らいかみんぐ様がいつもながらの見事な情報をくださいました!
コメント欄をぜひごらんください。


原作でも「花婿失踪事件」で似たようなことがあって、

「そしてその指輪は?」私はさっきから彼の指でいやに光っているものへ目をやった。
「こいつはオランダの王室からさ。だがこいつばっかりは、問題が非常に微妙だから、いくら君でも話せないよ。僕の事件を丹念に記録してくれた特別の仲だけれどね(延原謙訳)」

と、ホームズ先生絶対に口を割らなそうな様子です。

さて、このダイヤはこの物語とはあまり関係ないのですが、メインのお話の軸になるのもやはり宝飾品で、「翡翠のヘアピン」。 
この「ヘアピン」という言葉の軽さにちょっと驚きました。ジョンが
"Hang on. A hairpin worth £9 million?"(『待て、ヘアピン一本がが900万ポンド!?』)と驚いていたのにも頷けますが、私たちの感覚で言うと「かんざし」ですよね。そう言い換えた途端に納得できます。
DVDを見る限り、作中では省かれているようですが、以前ご紹介した2話の脚本を読むと、このかんざしは則天武后が婚礼で使用したものとのこと。そりゃ凄いわ!

しかしジョンの「大山鳴動してヘアピン一本」という感覚は消えないらしく、ブログでもしつこく

It turned out that they'd been looking for a hairpin. All this madness and death was because of a hairpin! An Empress's hairpin apparently but still, a hairpin.
彼らはたった一本のヘアピンを探していたということが判明した。この馬鹿騒ぎも殺人も全てヘアピン一本のためだった!どうやら女帝のヘアピンらしいが、ヘアピンはヘアピンだ。(拙訳)

と嘆いてみせてます。

前記事でも引用しましたが、ホームズの

「とはいうものの、女の考えることばっかりはわからないものでねえ。(中略)女はほんの瑣末な動きの中に、大きな意味があったり、とんでもないことをやらかすから、調べてみたらヘヤピン一本のためだったり、カール鏝のためだったり、まったくわからないものだよ。(後略・『第二の汚点』延原謙訳)」

という台詞を思い出させます。
ここでホームズの言っているヘアピンは、まさか則天武后のかんざしではないでしょう。おそらく「他愛のない物」の代名詞なのですが、ジョンにしてみれば、人の命をかけるほどのものではない、という意味では安いヘアピンも900万ポンドのかんざしも同じみたいです。

原作では、ほかにもさまざまな宝石が登場します。

・「四つの署名」のアグラの大財宝
・「マザリンの宝石」のダイヤモンド
・「青いガーネット」のブルー・カーバンクル
・「六つのナポレオン」のボルジア家の黒真珠
・「緑柱石の宝冠」のベリル
あたりが物語の主役級の宝石でしょうか。
宝石が抱えている物語についてホームズが語る場面が「青いガーネット」にあります。

「なかなかの代物だ。どうだい、このキラキラ光ることは!これじゃ悪い心をおこさせるわけだね。良い宝石はすべてそうだが、悪魔が見せびらかしている餌食みたいなもんだ。もっと大きな古い宝石になると、刻まれている面の数ほども血腥い事件をおこしている。
この宝石は発見されてからまだ二十年にならない。(中略)こんな四十グレーンばかりの炭素の結晶が人殺しを二度、硫酸浴びせを一度、自殺を一度、窃盗にいたっては数しれずおこしているんだぜ。こんな美しい玩具が、人を牢獄や絞首台へ送る役目をつとめるとは、誰が想像しよう。」(後略・延原謙訳)

「炭素の結晶」「美しい玩具」と言い切るところが、ジョンの「ヘアピンはヘアピン」という言い方と似通っている気がします。
この宝石への無理解というか執着のなさはワトスンにもあって、「四つの署名」ではメアリが「アグラの大財宝」を受け継ぐかもしれない、という事実が彼の恋の最大の障害になってしまうんですね。宝がなくなっていた時は「神さま、ありがとうございます!」と口走ってしまったくらいです。
メアリも同じような価値観を持っていたので、二人は無事結ばれるのですが、ちょっとでも宝石(またはそれがもたらす富)に魅力を感じていたら、なかなかこういう台詞は出てこないと思います。

試金石、という言葉がありますが、宝石というものにどのような反応を示すかで、人間のタイプもある程度分かれるのかもしれません。
私自身は今のところ、服や靴を欲しいと思うことはあっても宝飾品にはあまり興味がありません。でも、多くの人間の心を魅了してきた宝石の美しさを理解できる人は羨ましいと思います。きっと、その宝石が抱えてきた物語もひっくるめての「美しさ」なのでしょう。いつか、それを感じ取れるようになりたいものです。(まあ、感じ取れても買えないんですけどね…)

追記2(2011.12.4)
タイトルの文字を直しました。RM様、ありがとうございました。記事についても新たなご指摘をいただきましたので、コメント欄をごらんください。
追記3(2011.12.12)
Jaria diamondで検索をかけて閲覧くださる方が多いようなので、追記1を記事の該当箇所の近くに移動しました。(最後まで読むの、疲れますからね…)





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ホームズと恋愛

ホームズは恋愛対象として女性に興味を寄せたという記述はないものの、必要とあれば感じよくふるまうことができたようです。おびえている女性に優しい気遣いを見せて慰めたり(まだらの紐・他)、子供にお小遣いを上げて母親に取り入ったり(四つの署名)なんてお手のものです。

「犯人は二人」では、捜査のためにアガサという女中を誘惑して婚約にまで漕ぎつけているくらいですから、その気になればかなりモテたことでしょう。

「止むをえない措置だったんだ。まず景気のいい鉛管工になったのさ。名まえはエスコットというんだ。毎晩彼女を散歩につれだしてね。のべつおしゃべりをしたものさ。うっふ、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃだ!(後略・延原謙訳)」

最後の一文に若干「やけっぱち感」がある気がしますが……

しかしこれがワトスンと二人だけになると、女性に対する悪口が出てくる出てくる!
特に「四つの署名」ではワトスンがメアリ・モースタンに非常にわかりやすく惹かれているので、からかってるのか、目を覚まさせようとしてるのか、ちょっと必死です。

「僕ならあの人たちにはあんまり喋らないね。女はとかく安心ができない。よほど立派な女でもねえ」(延原謙訳)


シャーロックも、結構普通に女性に感じよくしてますよね。
いや、そもそも彼は今のところ、原作のホームズほど女性の悪口を言ってません。サラには心を閉ざしまくってましたが(でも救出場面ではちゃんと気遣って慰めてあげるところに、『身についた』レディファーストを感じます。床を転がりながらジョークを飛ばすジョンにも)、スー・リンやヴァン・クーンの秘書のアマンダとは自然にコミュニケーションがとれてました。モリーの協力が必要な時はそれなりにお世辞を言うこともできます。ヴァン・クーンと同じビルに住む女性とインターホンで話すところ、3話の「ジェイナス・カーズ」のエピソードで被害者の妻に話しかけるところなんて、結構陽気な男性も演じられるんだな、と意外な感じでした。女性たちには変な人と思われたでしょうが、いずれも目的は達しています。別に好かれたいとも思ってないシャーロックにしてみれば、結果オーライですよね。(むしろ隣で見てるジョンが、実にいたたまれなそうな表情…)
男性・女性関係なく、必要なら愛想よくするし不必要ならしない、という感じですね。

そんなシャーロックに恋している女性、モリー・フーパー。
ブログによると友達には「リトル・ミス・パーフェクト」と呼ばれていたそうです。まじめにコツコツ努力して、バーツ(聖バーソロミュー病院)に職を得たようです。その一方で恋愛経験は乏しいらしく、シャーロックに一目惚れして以来、彼の前に出ると「まるでマウスみたい」になってしまいます。

立派な職を持ち、しっかりと自立しているのに恋愛には不器用で、そのことをすごく気にしている30代女性というと「ブリジット・ジョーンズの日記」を思い出します。
モリーやブリジットのような女性はこの作品の中では「シングルトン」(日本で言うと『おひとりさま』みたいな言い方でしょうか。『負け犬』みたいな否定的なニュアンスはあまりない感じです)という造語で表現され、社会現象を巻き起こしたそうですが、原作の時代はどうだったのでしょう。

主人公が女性に興味なしと言って憚らないせいで、男の世界のように思われがちなホームズ・シリーズですが、さまざまな女性が登場します。
貴族階級に属する女性(『第二の汚点」のヒルダ・トリローニ・ホープ夫人など)から最下層の女性(『高名な依頼人』のキティ・ウィンター)まで、その立場の多彩さは当時の社会を反映しているといってよいと思います。

ガイ・リッチー監督の映画「シャーロック・ホームズ」を観るとよく表現されているのですが、ホームズやワトスンが活躍した時代は産業革命の時代でした。
産業革命によってタイピスト、電話交換手、工場勤務などの雇用が増加し、多くの女性に社会で働く機会をもたらしました。
それまでは女性の職業と言えば、裕福な家庭での使用人が圧倒的に多かったようです。家事労働の内容は本当に「ご主人様」次第で、24時間拘束されているようなもの(家庭教師だって住み込みの使用人)ですから、家の外の仕事につけるようになったのは、当時の女性たちにとっては画期的だったのではないでしょうか。始業時間から終業時間まで働けば(またはノルマをこなせば)自由な時間がある、という今の女性にとっては当たり前のことが、使用人として働く女性たちにはほとんど認められていなかったのです。

そんな自由な空気を感じさせる女性が、「花婿失踪事件」に登場するメアリー・サザーランドです。
彼女はタイピストの仕事で十分暮らしていけるくらいの収入を得ていて、さらに亡父から自分名義の財産を受け継いでいます。

彼女はこんな服装で221Bに現れます。

「(前略)石版いろで鍔のひろい麦藁帽子に、煉瓦いろの鳥の羽根を一本飾っていた。ジャケットは黒で、それに黒いビーズを縫いつけ、黒い玉の縁飾りがあった。衣装はコーヒーよりもすこし濃い目の茶いろで、襟と袖口に紫のビロードの飾りが小さくついていた。手袋は鼠いろで、右のひとさし指に穴があいていた。そのほか靴はみなかったが、小さな丸い金のイヤリングをつけていた。全体の様子は、下品で、無反省ではあるが、暮し向きは相当ゆたかだと思った」(延原謙訳)

ワトスンの目から見て、センスが良いわけではないようですが、これは、彼女が自分のお金で、つまり自分の意志で好きなものを買えるということを表しているんじゃないかと思います。たとえ下品なものを選んでいたり、コーディネイトがちぐはぐだとしても、その奇妙さは、誰からのお仕着せでもなく、彼女が自分で自分の着たいものを選んだ結果ではないでしょうか。

経済的には独立している彼女も恋愛には不器用で、ある時現れた男性にころっと参ってしまいます。
花婿は式当日に姿を消してしまうのですが、実はこの男性、彼女の財産を狙う男の変装。
彼女の心をいなくなった男に向けさせておくことで、独身を貫かせ、財産を自由にしようとしたわけです。

それを見抜いたホームズは男の卑劣さに怒りを見せたものの、処方箋は「放っておく」というなんとも消極的なもの。

彼女には、ほんとうのことを知らせても、おそらく信じまい。ペルシャの古語にあるじゃないか―――虎児を捕うる者には危険あり。女性より幻影を奪う者にもまた危険ありとね。(後略・延原謙訳)


この言い訳、彼女のためを思って、というよりは「自分が関わるのがイヤだから」ですよね。自分だってアガサに同じようなこと(婚約→失踪)して利用してますけど、特にアフターケアをした様子はないですしね。


シャーロックも、モリーの恋心を利用してモルグに便宜を図ってもらっています。
ホームズに一方的に利用される女、といえばアガサを思い出すんですが、
「ITのジム」に同じような目に遭わされることを考えると、どうもメアリー・サザーランドに近いようです。

・経済的に自立したキャリアウーマンである
・どこか垢抜けないところがある(モリーも口紅の塗り方をコニー・プリンスに相談したりしてます)
・恋愛には不器用で、思い込みが激しい
という共通点があります。

前述のブリジット・ジョーンズもこれに当てはまるんですが、一番大きな特徴は、恋愛への執着ですよね。自活できているので男性に養ってもらいたいという腹があるわけではないのですが、それと別の次元で「パートナーを持ちたい」という願望がとても大きい。そして、その願望を充足できない自分に不安や焦りを感じてしまう。
こういった感情というのは、理屈では説明しづらいものです。自分自身の本能や意志のようでもありますが、社会によってコントロールされている部分も大きいと思います。
いずれにしても、恋愛が大きな関心事である社会に暮らす人間にとっては、完全に無関心でいるのは難しいことです。ホームズだって、完全に恋愛に興味がないわけではなく、仕事のために自制していると見受けられます。

1;「最も重要なことは個人の特質によって、事件の正しい判断をあやまらないようにすることだね。僕なんか、依頼者もまた単に、問題にたいする材料の一つであるにすぎぬと思っている。感情のうえの好悪というものは、明快なる推理とは相容れない。僕の見たうちでもっとも心をひかれた美人というのは、保険金ほしさに三人の子どもを毒殺して、死刑になった女だった。それから男でいちばんいやなやつだと思ったのは、ロンドンの貧民のために二十五万ポンド近くも使った慈善家だった」

2;「そんなことはけっしてない。あんな愛らしい婦人はないとさえ思っている。(中略)しかし恋愛は感情的なものだからね、すべて感情的なものは、何ものにもまして僕の尊重する冷静な理知とは相容れない。判断を狂わされると困るから、僕は一生結婚はしないよ」(延原謙訳)


いずれも「四つの署名」からの引用で、1はメアリの魅力に興味を示さなかったホームズをワトスンが「自動人間みたい」「まるで計算機」と評したことに対して、2はメアリと自分の結婚に不満があるのか、と聞くワトスンに対しての「反論」です。
ホームズは決して「自動人間」や「計算機」じゃなくて、美人に心を惹かれたり、メアリを愛らしいと感じたりはするんですよね。でも、仕事を優先するために、その感情を強い意志でもって封印している。

「とはいうものの、女の考えることばっかりはわからないものでねえ。(中略)女はほんの瑣末な動きの中に、大きな意味があったり、とんでもないことをやらかすから、調べてみたらヘヤピン一本のためだったり、カール鏝のためだったり、まったくわからないものだよ。(後略・『第二の汚点』延原謙訳)」


論理の信奉者である彼には、論理を超えた行動をするもの=理解できないもの。
理解できないということは、ホームズにとってひどく居心地の悪いことなのでしょう。

女性の行動の不可解さは、本人にだってコントロールしづらいもの。
ただ、女性だってそれを客観視できないわけではありません。ブリジットにもモリーにも、ジャーナリストや科学者としての顔があります。ブリジットの日記やモリーのブログを読むと、彼女たちは自身の行動の不可解さを自虐的に綴っていることがよくあります。異性である男も不可解だけど、自分たち女も不可解な存在だということを、彼女たちは自覚しているんです。

一方、メアリーのために怒ったにも関わらず、自分の目的のためならアガサに同じことをしても「止むをえない措置」と割り切ってしまうホームズも結構不可解です。
結局男も女も完璧ではなくて、アンビバレンツな部分がいっぱいある。

それを嘆いて愚痴りまくるブリジットの日記や、全てをわかりたいがゆえにわからないものには近づかないようにしよう、自らの感情すらもを理性でコントロールしようとする努力が垣間見れるホームズの物語には、なんだかいとおしさを感じます。それは、かっこいいキャリアウーマンや名探偵である彼らに対する憧れではなく、かっこわるい悪あがきをする人間としての彼らに対する共感だと思います。多くの人が共感できたからこそ、有名な作品になったのでしょうね。

さて、そんなホームズが唯一負けを認めた女性がアイリーン・アドラーです。
(『唯一愛した』と表現している方もたくさんいるんですが、私は『男性として心を動かされた』のじゃなくて『人間同士の頭脳戦で負けた』からこそ、彼にとって特別で、忘れられない女性なのだと思っています)
このアイリーンが出てくる「ボヘミアの醜聞」をベースにしたお話は、Sherlockのシーズン2に用意されているようです。
シャーロックは自分の上を行く女性に、どんな反応を示すんでしょうか。とっても楽しみです。
(ワトスンびいきの私としては、それをジョンがこてんぱんにいやいや、どんな風にブログに書いてくれるのかも、すごく楽しみ!)






















レストレードについて

レストレードは、刑事たちの中でも登場回数が最も多く、第一作の「緋色の研究」を始めとして、14もの作品に出演しています。それだけ、ホームズやワトスンと縁の深いキャラクターと言えます。

ホームズ・シリーズの映像化作品はたくさんありますが、レストレードはさまざまな描かれ方をする、とても面白いキャラクターです。
それというのも、原作での描かれ方が一定していないからです。

発表順に並べてみます。「緋色の研究」に登場するレストレード。

いっしょに住みはじめて最初の一週間ばかり、ひとりも来客がなかったので、私はホームズもまた私同様に友人の少ない男なのだろうときめかけていた。だがまもなく、それは思いちがいで、彼には多くの知人が、しかも広く社会のあらゆる方面に知人のあることがわかった。そのなかのひとりで、血色のすこし悪い、鼠のような顔をした(rat-faced)黒眼のレストレードという男は、たった一週間のうちに三、四回もやってきた。


あいかわらずやせてイタチのように見える(lean and ferret-like as ever)レストレードがいつのまにか入口へきて、ホームズと私に挨拶した。

「ボスコム谷の惨劇」

やせた、いたちのような感じの男(A lean, ferret-like man)が、人目をしのぶずるそうな格好で、ホームに待っていた。

「ボール箱」

あいかわらず小柄できびきびと、筋金入りの白イタチのような(as wiry, as dapper, and as ferret-like as ever)レストレード警部が、駅へ出迎えてくれていた。

「鼠みたいな顔」「イタチのよう」というのが当時褒め言葉だったのか悪口だったのかはよくわかりませんが、初期のワトスンはレストレードを見るたびによっぽどそう思ってたんでしょうね。少なくとも、「ボスコム谷の惨劇」の時はいい印象じゃないみたいです。ホームズもこのあたりまでは「型にはまり過ぎている」とか「対抗意識が強くて、嫉妬し合うところなんかまるで商売女みたい」(いずれも『緋色の研究』)とか、さんざんレストレードや他の刑事をこき下ろしています。
ところが、同じ「ボール箱」でホームズの口から違う動物が出てきます。

「あの男も推理のほうはからっきしだめだけど、逮捕するだけなら信頼してまかせておける。やるべきことさえのみこんだら、まるでブルドッグのように粘りづよいからね」

ここから、「イタチ」という言葉は使われなくなり、「ブルドッグ」という形容が良く使われます。

「バスカヴィル家の犬」

小柄ながらブルドッグのように強そうな男(a small, wiry bulldog of a man )が一等車からとびだしてきた。

「第二の汚点」

レストレード警部のブルドッグ面(Lestrade’s bulldog features )が表の窓から私たちを見ていたが、大柄の巡査が玄関をあけてくれたので、はいってゆくと温かく迎えてくれた。


「ブルース・パティントン設計書」

このマイクロフトのあとにつづいて、警視庁のレストレードがやせた、栄えない(thin and austere)姿をあらわした。

austereには「いかめしい」という意味もあるので、悪口とは言い切れないかもしれません。

イタチとブルドッグ、似ていると言われて嬉しいのはどちらか微妙なところですが、ワトスンの書きぶりは「ブルドッグ」と呼んでいる時の方が評価が高いみたいです。顔の造形と言うよりも、強靭な精神力を指しているように思えます。

ワトスンの印象が良くなっているのは、ホームズのレストレードへの評価が上がっていることに比例しています。
後年になるにつれ、ホームズは、警察の組織力・機動力を駆使する存在としての彼を評価し、警察の助力が必要な場面では頼りにするようになっています。ただし、観察力や推理力はあいかわらずそれほど認めてはいないようです。(『空家の冒険』で久々に再会したときは、『(前略)迷宮入りの殺人事件が一年に三つでは、困りますよね。しかしあのモールセイ事件だけは日ごろの君にも…いや実にお手際でしたよ』と、皮肉まじりではありますが褒めていますので、この事件ではレストレードの推理力が発揮されたのかもしれません)

レストレードの方でも、初期のホームズへの印象は芳しくなかったようです。

「緋色の研究」では、レストレードの観察・推理に吹き出したホームズに「(前略)ホームズさん、あなたがそんな顔をして笑うのは、それはまあいいですよ。あなたは敏捷で頭がいいでしょうさ。しかしいざとなりゃ、やっぱり老練家でないとねえ」と怒ったり、科学的な観察を行っているホームズを「多くの好奇心にいくらかの軽蔑を交えた眼でじっと見ていた」りします。
「ボスコム谷の惨劇」では「私は実践的な男です。びっこで左ききの人はいませんかって、このへんをいちいちさがしあるくようなまねはできませんよ。それこそロンドン警視庁のいい笑いものにされてしまいます」とホームズの推理をはねつけています。

徐々にホームズの実力を認めるようになり、前述の「バスカヴィル家の犬」で列車から飛び出してくる場面では

三人はすぐに握手をかわした。レストレード君のホームズに対するうやうやしい態度をみて、この二人がいっしょになって仕事をしていた時分に、レストレード君がいかにホームズに教えられるところが多かったかを私は見てとった。優者の推論が期せずして自然に劣者の頭上に加える侮辱のため、人間がいかに刺激を受け、鼓舞され、そして発奮するものであるかを示す適切な実例を私は眼のあたりに見たという気がした。

という風に、すっかり弟子的な態度に…まあ、三人が仲良くなったのは間違いないようで、「六つのナポレオン」では

警視庁のレストレード君が夜分など、私たちの下宿にやってくるのはそう珍しくもなかったが、シャーロック・ホームズもそれを大いに歓迎した。

と、用もないのに遊びに来る間柄になっているようです。ホームズはレストレードから警視庁で手がけている事件の話が聞けるし、レストレードはホームズの助言がもらえる、と両者の利害も一致しているようです。
この作品では妙にホームズとレストレードの仲がよくて、ホームズもレストレードの推理を賞賛してますし、物語の終わりでレストレードは

「(前略)警視庁はけっしてあなたをねたむものではありません。それどころか、あなたがあることをむしろ誇りとしているものです。明日もし警視庁においでくだされば、もっとも老練な警部から、末は若輩の一巡査にいたるまで、あなたの功名に感謝と称賛の握手を、心から進んで求めないものは一人としてありますまい」

などという、おそらく警察官としては最高の賛辞をホームズに贈っています。これにはホームズも感動を隠しきれなかったようです。
ホームズへの警察の評価は最高潮となり、探偵と刑事の完璧な協力体制が完成!もはや向かうところ敵なし!!…と思いきや、すでに仲良くなってたはずの「バスカヴィル」の後に起こった「ノーウッドの建築士」事件ではレストレードがホームズを思いっきりバカにしてたりするので、いまいち安心しきれないのがドイル先生の世界なんですが…

原作の引用が非常に長くなってしまいましたが、ここで現代版のレストレードに目を移してみましょう。

現代版レストレードを演じるのは、ルパート・グレイヴス
日本では映画「眺めのいい部屋(1985)」「モーリス(1987)」での美青年ぶりで(特に女性に)有名になったとのことです。
う~ん、確かに美形。(imdbのリンク貼っておきますね)そこには「シロイタチ」の面影はない気がするのですが、大きな瞳が小動物っぽい、でしょうか。

性格にも「こそこそした感じ」は見受けられず、むしろ部下たちを鷹揚に見守る「おやじさん」っぽい印象を私は受けます。
これは、アンダーソンやドノバンなどの部下たちが若く、またシャーロックとの年齢差も大きいように見えるからかもしれません(グレイヴスは1963年、カンバーバッチは1976年生まれ)が、シャーロックに対してライバルとして「張り合おう」というより、年長者として「見守ろう」という姿勢が見えるからかもしれません。
第1話でどうしてシャーロックの態度を我慢しているのか、と問うジョンに彼はこう答えています。

Because I'm desperate, that's why.
And because Sherlock Holmes is a great man...and I think one day,if we're very, very lucky,he might even be a good one.
俺はやけっぱちなんだ、それが理由だ。
もう一つ。シャーロック・ホームズはたいした奴だ。
それにいつか…我々が非常にラッキーだったらだが…いつかいい奴になるかもしれんしな。(拙訳)

この若者の人生を俯瞰するような包容力、原作からはなかなか感じられません。
犯人を撃ってシャーロックを助けたのがジョンだ、ということも彼は気づいているようですよね。ジョンのもとに向かうシャーロックを見送るレストレードは、なんともいい笑顔を見せます。父と言うか兄と言うか、担任の先生というか。シャーロックに友人ができたことを嬉しく思っている保護者の笑顔に見えます。

どちらのレストレードにも共通しているのは、事件解決への執念。
現代版はともかくとして、原作のはじめのほうでは、刑事たちは自分の点数を稼ぐためにホームズを利用している節があります。でも、レストレードはそこから脱しています。彼の真実を掴みたいという思いが功名心を上回ったからこそ、ホームズとの永い協力体制を築くことができたのでしょう。

現代版レストレードも、生意気で「ソシオパス」の若造に頭をさげることのできる、懐の深い人物です。
既にレストレードとシャーロックは5年の付き合いになるようですが、今までにもいくつもの事件を一緒に解決しているのでしょう。(『推理の科学』のフォーラムを見る限り、シャーロックのモンタギュー街での住所を知っているようですしね)その時代の彼らの活躍も、いつか観てみたいものです。

この先、現代版のレストレードも221Bにふらりと遊びに来て寛いだりするのでしょうか。
そういえば、女性の部下がいるレストレード、というのも初めて見ます。
探偵と部下は仲悪いし、部下の不倫もきっと心配だろうし、現代版レストレードは問題児をいっぱい抱える学校の先生のよう。シャーロックやジョンと「対等の友人として」語り合いながら寛ぐのは、難しいかもしれません……


余談ですが、私が現代版レストレードに「おやじさん」っぽさを感じるのはこのセリフのせいかも。

第3話で、シャーロックがアレックスの死体について早口で推理を並べ立てる場面。
ジョンの"Fantastic."という賛辞に、シャーロックは"Meretricious."と返します。これは「うわべだけを飾り立てた」とか「まやかし」という意味で、「それほどたいしたことでもないさ」程度の軽い謙遜だと思いますが、そこにレストレードがにこにこしながら"And a Happy New Year."とコメントします。
当時彼が言っている意味がわからなくて、英語を母語とするファンの方に聞いてみたところ、「Meretriciousの音がMerry Christmasに似ているから」という理由で挟まれた合いの手、いわゆるオヤジギャグだそうです。

すごく訳しづらいセリフですが、日本語版ではどうなっているのでしょうか。
シャーロックの視線と、ジョンが死体に向かってしみじみと呟く"Poor sod"というセリフが、なんか違った意味に感じられます。

(原作からの引用部分、すべて延原謙訳)








ジョンの推理

シャーロックにやってみるように言われて、ジョンがスニーカーについて観察・推理を述べてみせる場面。

これ、原作にもあったよなあ、とず~っと思っていたのですが、「バスカヴィル家の犬」の冒頭で依頼人の置き忘れたステッキについて観察・推理する場面だったか、「花婿失踪事件」でメアリー・サザーランド嬢について観察する場面だったか、はたまた他にもそういう場面があったのか、結論を出しかねていたのです。パスティーシュの記憶とごっちゃになっている可能性もあるし。
でも、シャーロック(ホームズ)のコメントが似ているので、今回は「花婿失踪事件」を取り上げようと思います。

・現代版
Well, John. Really well. I mean, you missed almost everything of importance, but, you know...
いいね、ジョン。本当にいいよ。重要な点は全て見落としているけど、まあ、ね…(拙訳)

・原作(『花婿失踪事件』)
“‘Pon my word, Watson, you are coming along wonderfully. You have really done very well indeed. It is true that you have missed everything of importance, but you have hit upon the method, and you have a quick eye for colour.”
これは驚いた。君は大いに進歩してきたね。まったく上出来だよ。重要なことをすべて見おとしているのは事実だが、方法だけは会得したのだから偉い。それに色の感覚が鋭敏だよ。(後略・延原謙訳)

現代版でのこのやりとりは、モリーがボーイフレンドとしてジムを紹介しに来た直後なのですが、「花婿失踪事件」では、メアリー・サザーランド嬢が結婚式直前に婚約者が失踪したという事件を持ち込んできます。

「花婿失踪事件」の原題は、"A Case of Identity"。
アイデンティティ、はよく日本でも聞く言葉ですが、ちょっと訳しにくいからこそカタカナ言葉で根付いたのでしょうね。IDという略称を使う機会の方が多いでしょうか。その人が何者であるか、ということを示すもの、とでも言いますか…

ここからはネタバレです。


この題名に象徴されるように、実は婚約者ははじめから存在しない人物だったのです。
メアリー・サザーランド嬢はある人物の陰謀に利用されたのですが、これってまさにモリーと同じ立場ですよね。「ITのジム」は本当は存在しない人物なのですから。
この類似点も、「花婿失踪事件」を連想させました。

以前の記事でも触れたように、モリーとメアリーはちょっと印象が似ているんです。
「キャラクター」カテゴリでいつか触れてみたいと思います。

二人とも、その後幸せになっていて欲しいものです。

余談ですが、英国で発売されたDVDにはスタッフのコメンタリーがついていて、第3話はマーク・ゲイティス、ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマンの三氏が話しています。この3人の話が本当に面白くて、たとえばジョンが件のスニーカーについて「大人は自分の持ち物に名前を書かない。だから子どものだ」と断定する場面で、ベネディクトが「自分のタオルや靴下には名前が書いてあるものがある」という衝撃の事実を明かします。学生寮で洗濯をしてもらっていたからということですが、マークが「学生の時のパンツをまだ履いているのか?」と茶化すと「パンツなんて言ってない!」「だって靴下とか、そんなに買い換えない…」すかさずマーティンが「僕は買うよ!」
パイロット版やメイキングに加えて、ベネディクトのパンツ情報まで満載のDVD、日本でも発売して欲しいですね。

教えて、ワトスン君

ひとつ前の記事でホームズの悪口を言ってしまったのでフォローしよう、というわけではないのですが、自負心が強い一方で、自らの頭の良さに溺れない、というのが彼の大きな美点の一つだと思います。

漠然と「頭がいい」と言っても、頭の回転が速い、思考力がある、知識をたくさん持っている、などとさまざまな要素がありますが、ホームズは自分の仕事に必要な力とそうでないものを冷静に分類していて、「知識」に関しては非常に割り切った考え方をしています。その結果、ホームズの知識は物凄く偏っています。「緋色の研究」では、知り合ったばかりのワトスンが面白がってリストを作ったくらいです。
たとえばこんな感じです。

シャーロック・ホームズの特異点

一、文学の知識―――――― ゼロ。
二、哲学の知識―――――― ゼロ。
三、天文学の知識――――――ゼロ。
四、政治上の知識――――――微量。

この後「毒物には詳しいが園芸に関しては全く無知」「化学の知識は深遠」「イギリス法律の実用的知識深い」というように続いていきます。(延原謙訳より抜粋)

会ったばかりのワトスンの見解がどれだけあてになるかはわかりませんが、あれだけ頭のいいホームズがオールマイティーではない、というのはとても面白いです。(ただ、ゼロといっても文学者や哲学者、政治家の言葉が引用されることは多々あり、私のゼロとは比べ物にならないのですが…)

この「弱点」を補うために、ホームズは何かの事柄において自分よりも詳しい人がいれば、誰にでも素直に教えを乞います。ここがホームズの凄いところだと思います。ワトスンや刑事たちを小ばかにすることも多い彼ですが、自分の弱点をさらけだすことにも躊躇がないんです。その結果、彼の元にはさまざまな情報が集まり、事件解決への近道を作ることにつながっています。

地球が太陽の周りをまわっていることを知っている、知らないで言い合いになる場面は、現代版にも引用されていましたね。あの時シャーロックはたまたま直前に訪ねていたプラネタリウムのアナウンスを覚えていたおかげで助かりましたが、ジョンの(医師として以外の)知識が役に立ったこともありました。
同じ第3話でテレビの美容ショー(日本で言う『ビューティー・コロシアム』みたいな?いや、もっと軽い、メイクや服装で変身する感じでしょうか。ワイドショーの1コーナーなんかによくありますね)のホステスを務めるコニー・プリンスの写真が送られてきた時、ジョンはすぐに誰だか分かります。

「僕が結構長い間無職でラッキーだったね」
「ハドスンさんと僕はちょっとテレビの観過ぎだからね」(拙訳)


まだ就職していなかった頃のジョンは、(おそらく昼間、シャーロックが外出している間)しょっちゅうハドスン夫人につかまってはお昼ごはんやらお茶やらに呼ばれて、一緒にテレビを観ていたのでしょうね。それですっかり奥様向けの番組に詳しくなってしまった、と。
2話でサラが急にやってきてジョンが出すものに困っている時、ハドスンさんが飲み物やおつまみを差し入れてくれましたが、二人の絆はこんな風に育まれていたのね、と思うと微笑ましいです。


ところで、「マイクロフトからのメール」という記事のコメント欄でお話していて気がついたのですが、「花嫁失踪事件」(このタイトルは『独身の貴族』の方が通りがいいかもしれません。原題はThe Adventure of the Noble Bachelor)にもホームズがワトスンのゴシップの知識に頼る場面があります。

その日私は終日家にとじこもっていた。というのは天気が急に変って雨になり、強い秋風さえ加わって、アフガン戦争の従軍記念として片方の脚にうけて帰ったジュゼール弾の古傷が、ずきずきとしつこく痛んできたからである。
安楽椅子を二つよせて一方に両足を投げだし、新聞の山に埋もれていたが、それも読みつくしてしまったので、みんなわきに押しやっておいて、テーブルのうえの手紙にある大きな紋章と組合せ頭文字をながめながら、いったいどこの貴族がよこしたのだろうと、横になったままぼんやり考えているところへ、ホームズが帰ってきた。(延原謙訳)

この手紙を送った貴族に関するちょっとした騒動がその日の新聞に載っていたのですが、「僕は新聞は犯罪記事と尋ね人さがし物欄しか目を通さないものだからね」と言うホームズはそれを知らず、暇にあかせて新聞を読みつくしていたワトスンがすらすらと説明してみせるわけです。

まあ、このゴシップは「たまたま」知っていたわけですが、確実にワトスンがホームズより強いジャンルがあります。それは「競馬」です。
「ショスコム荘」という短編には、こんな会話が出てきます。

「(前略)ときに君は競馬のことをいくらか知っているかい?」
「当然さ。僕は戦傷者年金の半分はそれに注ぎこんでいるよ」
「じゃ君に”競馬案内”になってもらうことにしよう。(後略・延原謙訳)」

当時の戦傷者年金の半分ってどれくらいの額かわからないのですが、あんたさらっと凄いことを…という印象が拭えません。もうすぐ続編が公開されるガイ・リッチー版の映画「シャーロック・ホームズ」では、ワトスンはギャンブル好き、という設定や、ワトスンの小切手帳はホームズが預かっている(踊る人形)という設定が上手に生かされていました。



プロフィール

Author:ナツミ
シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスンがより好きです。

2017年エイプリル・フールお片付けしました。お付き合いありがとうございました!片付けきれてないところがあったらお知らせいただければありがたいです。

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