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最初の挨拶
パンダとジョン

BBC制作、現代版シャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」ファンのブログです。
正典/聖典(原作)と比較しながらドラマを観て、元ネタ探しをしております。
ネタバレ満載ですのでお気をつけください!
★原作の文章を引用する際、主に新潮文庫版(延原謙・訳)を参考にさせていただいております。
★全ての記事は、推測やこじつけを基にしており、たまに妄想も入っております。ご了承の上ご利用ください。
★このサイト及び記事へのリンクは、どうぞご自由になさってください。
「あの場面の元ネタは?」という時はこちらへ
ブリキの文書箱

H.I.S.ロンドンのオンラインツアー

旅に行きたい。
london tour

もともと地に足がついた人間ではないのに、コロナ禍でなんとなく足止めされた格好になってから半年以上が過ぎ……世の中Go Toなんちゃらで浮かれていますが、感染リスクは変わらないのでちょっと仕事上の何やかやで二の足を踏んでしまったり、経済的にもこの先に不安を感じていたり……

田舎暮らしの私、気づけば去年の2月、お友達と広尾でアフターヌーン・ティーして以来、街らしい街を歩いていないよ~。(そしてその店もすでにない……)
好きな音響やスクリーンで映画観たり、ふらっと入ったカフェでお茶したり、電車を乗り継いで焼き菓子やさんを巡ったり、大きな本屋さんでじっくり本を選んだり、時々はテーマパークやイベントに行ったり……まあ大したことしてたわけじゃないんですけど……
何でもないようなことが!幸せだったと思う!!(突然の虎舞竜)

もちろん、手の届く範囲に楽しみを見出すことはできます。山に登ってコーヒー淹れてみたり、車の中を可愛く住みやすくして車中泊してみたり。おいしいものだっていっぱいある。
でも、その気になれば好きな場所に行けた、「その気になれば」のハードルを以前より高く感じてしまう。それがこんなに息苦しいとは……

そんな折、Twitterで見かけたH.I.S.ロンドンさんのオンラインツアー。
「コナン・ドイル原作から読み解く シャーロック・ホームズ 入門」
現地の「ホームジアン」(日本でよく見かける『シャーロキアン』という呼称は米国由来で、英国ではホームズ愛好家をこう呼ぶそうです)ツアーガイドさんの解説を聞きながら、ネット上の中継でロンドンの街を歩けるツアーが、まさかの無料!(要予約)だったんです。

ホームジアン見習いのわたしとしてはタイトルに惹かれましたが、オンラインツアーという「旅の形態」に関しては、まあオマケ程度に思ってました。ホームズに関する知識を学べるついでに、ちょびっとロンドンの風景を見せてもらえるんだろうな、くらいで。
でも経験者となった今、自身を持ってオススメできます!オンラインツアー、いいですよ!!

こちらのツアーではZOOMというオンライン会議用のアプリが必要でした。これは無料でダウンロードできます。
ZOOMを立ち上げたらメールで送られてくるミーティングIDやパスワードを使ってアクセスし、流れている注意事項を読みながら約束の21時(ロンドン現地時間12時)を待ちます。
緊張して7ヶ月ぶりにちゃんと化粧をしてしまいましたが、基本、こちらのカメラはオフでも大丈夫みたい。オフだとこちらの顔は見えず、ZOOMに登録した名前だけが見えている状態になります。(The Blind Bankerでシャンがモリアーティにオンラインで話しかけてた時、モリアーティの顔は見えず『M』という文字だけが見えてた、あの感じ)
接続のトラブルなども含め、疑問がある場合は、チャットを通してH.I.S.のスタッフさんに質問できます。このチャットは参加者全員に話しかける機能もあり、楽しいおしゃべりをしてくれる方もいれば、参加者に見えないようにホスト側とだけやりとりする方もいました。

この「みんなが集まってくるのをちょっと緊張しながら待つ」雰囲気に、もう「旅」を感じる(実際は、顔だけフルメイクした風呂上がりの私が自宅の六畳間にいるだけなんですが……)。
実は私、遠い遠い昔の学生時代に、同じロンドンでホームズ関連のウォーキングツアーに参加したことがあるんです。
若くて無防備で、のんびりが顔に出てしまっている学生だった私は、それで得することもあったけど、攻撃されることもいっぱいありました。ひとまわりくらい年上の女性ガイドさんは、初めから「親のスネ齧りの学生が気軽に贅沢できていいですね」という態度を隠そうとせず、私としてはアルバイト代を貯めてやっとの思いで来た旅ではありましたが(当時は今よりは景気も良くて、学生の海外旅はそんなに珍しいことではなかった)、やはり親の助力なしでできたことではないので、現地で一人頑張っているであろうガイドさんに軽蔑されるのは仕方ないことのような気がしてました。「こっちは金を払った客だ」と開き直るには、弱気すぎたし経験もなさすぎたんです。あとツアー自体もそんなにホームズとは関係な……いや、もうやめとこう。
以来ガイドさんという存在を敬遠し、自分でチケットを取る旅行者になってしまったので(そうすると社員旅行とかで手配を任されたりするので、その中で素敵なガイドさんとの出会いも多々ありましたが)、個人でガイドつきツアーを選ぶのは、本当に久しぶり。
気弱な過去がうっすら蘇ってくるけど、オンラインだし!嫌ならログアウトできるし!まさかシャンのように狙撃はされまい……たぶん……

蓋をあけてみれば、この度のガイド兼講師となるA子さんも、今回はサポートに回ってくださっていた他2名のスタッフさんも、柔らかい雰囲気でぜんぜん怖くなかったし、もちろん撃ってきたりしませんでした!
実際のツアーではガイドさんとも参加者さんとも顔を合わせますよね。それが楽しいという面ももちろんありますが、オンラインツアーでは、100人近い参加者がいるにも関わらず、お互いの顔は見えません。A子さんが見ている「コロナ禍で通行人まばらなロンドン」を、「通行人まばらな雰囲気」ごと覗きこめる。自分(たち)のいない風景が、とても新鮮。

ここらで旅の写真の数枚もご紹介できればいいのですが、録画や録音、スクリーンショットを撮ったりするのはNGです。写真撮影にかまけず、自分の目でじっくり見る旅も良いものだなあと思いました。
写真の代わりに、歩いた軌跡を地図とメモで残そうと、隙を見て『地球の歩き方・イギリス』とノートを引っ張り出してきました。ついでにお茶のおかわりも(こういうことができるのも新鮮)。

ロンドンは快晴!青空の下の待ち合わせ(?)はベーカー・ストリート駅前(もうここでテンションが大変なことに)マダム・タッソーの蝋人形館が見えます。
旅の始まりは、色鮮やかなユニオンジャックのマスクが素敵なA子さんの自己紹介。まず、グラナダ版、RDJ版、BBC現代版など、近年映像化されたホームズ作品について、簡単にレクチャーしてくださいます。興味深かったのは『アメリカ人で不良のホームズと英国人で美形のワトソン』など、実名をなるべく出さないように配慮なさっていたこと。大人の事情もあるのかもしれませんが、紹介の仕方のちょっとした癖に「ガイドとして」じゃないA子さんの個人的な思いを垣間見ることができ、もうこの時点でA子さんのこと大好きになりましたよね……(堕ちるの早い)。
ひょっとしてA子さん、ワトソニアンじゃないの……?誠実で温厚で変人に振り回されるタイプ、嫌いじゃないんじゃないの……?てんて~~~~~!わたしもです!!!A子てんて~~~~!!

良い先生の授業の条件として、「一方的に話さず、生徒のリアクションを展開に織り込む」ことがありますが(※学校じゃない)、ZOOMの「投票機能」を利用したクイズが何度かあったのも楽しかった。
A子さんのレクチャーを聞きながら、「答えは3つの中のどれだと思いますか?」という質問に答えていく中で、俄然「みんなで歩いてる」感が湧いてきます。
また、A子さん視点以外にも、別の地点にいらっしゃるスタッフさんのおかげで、地上にいながら話の流れに応じて地下鉄構内の様子が見られたりします(まさに今、2020年秋だからこそ見られる、エノーラ・ホームズの壁画を見せてくださいました!)

それだったら事前に撮影して、綺麗に編集された動画を用いたレクチャーのほうがいいんじゃない?と思われそうですが、旅好きには、何気ない日常のロンドンの風景がたまらないんですよ……!
キョロキョロと周りを見回しては、「ありゃりゃ、マスクしてない人も結構いるね~」って思ったりとか、舗道のはしっこで長~いストールを「よっ」と巻きつけてるお兄さんに、現地の風の冷たさを思ったりとか。信号が変わる前に急いで横断歩道を渡ったりとか、「あっ、シャーロックとジョンの近所にバスキン・ロビンスがあるんじゃん!」って気づいたりとか(※一部の混乱したMCUファンはBRをキングスマン並の敏腕スパイ集団と見做している)。
学校の授業でも「よそ見」で目に入ったものが印象に残ったりしますが、そういう「編集したらカットされてしまいそうな情報」がまるごと目に入るのが、旅の良さだったりしませんか。

ドイルやホームズのこと、19世紀に関する知識は本やネットでも調べられるけれど、ガイドさんと肩をならべて(?)歩きながらお話を聞くことで実感できる情報もあります。
A子さんの語り口には「ホームジアンの先生」でありつつ、「ホームズのご近所で生きている人」視点も感じます。
ポストを見かければ、「ホームズが壁に弾痕で描いたV.R.はポストにも残っています。V.R.のマークがあるのはヴィクトリア女王時代にできたポスト。EⅡRのマークはエリザベスⅡ世の時代にできたものと、ポストが作られた時代が特定できます」というように、さらり教えてくださる。
そっかあ、じゃあシャーロックが描いたスマイリーマークも時代を反映する意味があったのかな、などと「生徒」は妄想してしまいます。
行き交う車を眺めながらの二輪馬車(ハンサム)の紹介では、「馬車のおかげでイギリスは左側通行になったんです。御者は右手にムチを持ってるから、右側通行だったら通行人をぶっ叩いちゃいますよね(笑)」との説明に「なるほど~!」と膝を叩く。同じことは本にも書いてあるかもしれないけれど、通りを前にしてのの説明だと、すっと頭に入ってきます。
マリルボーン・ロードを進み、シャーロック・ホームズ像が近づいてくると、「ホームズは通りに背を向けて、建物がある方に顔を向けています。ここでホームズ像と写真を撮ったら、彼が見ている方に進むと221Bに行けます」なんて、もう熟練のガイドさんでなきゃ出てこないセリフですよね!これが個人旅行だったら、きっとそんな想像力は持てなかったな~、私。

ここに挙げたエピソードはほんの一部。
およそ一時間のツアーの間、A子さんの「今そこにある、2020年のロンドン」と「19世紀のロンドンと、そこにいるホームズ」がシームレスに並走するお話は、「知識を授ける」という風ではなく、ごく自然に淡々と続き、私のメモは大判のノートにぎっしり3ページにも及んだのでした。

ホームズミュージアムのお土産物やさんを覗いて(現代版デザインのグッズもありました~!私がnaoさんに譲り受けたSherlock版CLUEDOも……過去記事:『ぼくたちのかんがえたさいきょうの『CLUEDO SHERLOCK』)リージェント・パークに辿り着いたところで、楽しかったツアーもおしまい。
ここまでの3択クイズには正解してきた私でしたが、ここで最後の事件ならぬ最大の難問が待っていました。
画面上にばーーーーっと流れていく正典60編のタイトルから、間違っているものを見つけ、チャット機能で回答する!
やべえ!!チャットで皆さんに話しかけることもなく、匿名モブキャラとしてのほほ~んと楽しんできたツアーの、最後の最後で撃たれそうになってる~~~~!!

回答はここでは伏せますが、知識のみならずセバスチャン・モラン並みの動体視力が試されるこのクイズ(←大げさ)、ほとんどの参加者さんと共に戦死したことをご報告しておきます……Twitterのタイムラインでよく見かけるホームジアンさんたちは正解していらっしゃって、「H.I.S.認定ホームジアン」の称号を手にしていらっしゃいました。さすがだ……!!

お別れに際し、チャット機能でA子さんに質問できる時間があったのですが、ここに来てツアーの皆さんと別れ難くなってる……(戦死によってチャット参加へのハードルが一気に下がったのもあるけど……)そこにあったのは、旅の終わりの寂しさそのもの。
「A子さんはどのホームズ俳優が好きですか?」という質問にはにかみながら回答するA子さんは、ガイドさんでも先生でもなく、ひとりの友人のようで。
レクチャーの締めはセブン・シスターズの紹介で、ホームズはここで引退生活を楽しんでいるはず……って!もうガチのホームジアン思考じゃないですか……(涙)
何その現在形の締め!遠いロンドンで19世紀を語っておきながら、みんな同じ空の下にいることを感じさせて終わるって、もう泣くしかないじゃないですか!ずるい!!
「ありがとう!」「楽しかったです!」というメッセージの嵐の中で、ツアーは終了しました。

「あ~~、私、旅がしたかっただけじゃなくて、こんな風に好きなもののことをおしゃべりしながら歩く時間が恋しかったんだなあ」と、しみじみわかってしまいました。
旅は良い。好きなものの話を楽しそうにしてくれる人の話を聞く時間も、とても良い。
「自分の芯にとても近いところにあったのに忘れかけていた幸せ」を思い出させてくれる、そんなツアーでした。
まだまだいろんな不安はあるけれど、その陰に隠されてる幸せも、消えたわけではないんですよね。いつか、本当にA子さんたちと肩を並べてロンドンを歩ける日が来ますように。

その後は、ツアー中はサポートに回ってくださっていたシムラさんのインスタライブを楽しんだり(チャイナタウンからレスター・スクエアを経てナショナル・ギャラリーまで歩くツアーで、The Blind Bankerでシャーロックやジョンが歩いた風景がたくさん見えました!人の気配はだいぶ減り、きれいに舗装されていたり、新しい像ができていたりしましたが……)
Twitterで「シャーロックとジョンが行ったお店はどこなんだろうな」と呟いたらH.I.S.ロンドンさんのアカウントが気づいてくださって、「放送されてだいぶ時間が経っているので撮影時と違っている可能性がありますが、次A子さんがチャイナタウンでインスタライブする場合紹介できたらと思います※」とリプライを下さったりして、こんな風にツアーガイドさんたちと交流してる自分を学生の自分が見たらびっくりするんだろうなあ、と、長年抱えてきた何かを克服した気分になったりして(実際は六畳間で以下略)。深夜まではしゃいじゃって、次の日の仕事がマジしんどかったぜ!

もうガイドツアー敬遠するどころか、完全にH.I.S.ロンドンさんの一ファンです!
Zoomを使ったツアーは、スムーズに進行するために運営スタッフさんがお顔が見えるだけでも3名もいらっしゃって、これが無料では大変だな……と感じました。次回から有料になったりするかもしれないですが、またツアーに参加させていただきたいと思います。

HISロンドンさんのTwitterアカウント:@his_london
Instagramのアカウント:https://www.instagram.com/his_london/

※「撮影」というワードがあることから、もし本当にご紹介いただけるとしたら、おそらくドラマのどこかで実際に出てきたお店、またはそのお店があった場所を紹介してくださるのではないかと思います。
以前からブログを読んで下さっている方は「ナツミが言っているのはこの店のことだな」とお思いかもしれませんが(過去記事:『おいしい店とブラックジョーク』)、S1e1でシャーロックやジョンが言っていた店とは異なる可能性もあることを、念の為追記しておきますね。
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お値段以上のクリスマス

Nemoさんに素敵なキーホルダーを作っていただきました!
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丸いのは私のTwitterアイコンです。この飾りの部分、プラ板で出来てるんですって!


↓というわけでプラ板をダイソーで買いました。(すぐ影響される)
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ちょうど同僚がいらなくなったツリーを譲ってくれたので、プラ板工作でツリーのオーナメントを作ってみることにしました。


お値段以上ニトリのツリー(90cm)
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さて、せっかく作るんだから売ってないようなヤツが欲しい。
よく外国のホームズ愛好家さんたちの作品がリツイートされてくる、「ホームズツリー」を作りたい!
しかしクオリティでは絶対に勝てる気がしないので(勝つ気なのか)、パイプとかディアストーカーはあえて避けたい!

誰も気にしてない差別化をはかるために、何を作るかは天にまかせてみることにしました。

自分ルール: 
1.原作(聖典・正典)と『SHERLOCK』から半々に。
2.人物は避ける。(←これは単に絵がヘタだから)
3,原作は適当に取った文庫を適当に開いて、最初に目に入った物や生物を採用する。(ただし犬、馬車、パイプのように頻出する『定番モノ』は避ける)
4.現代版はS1のDVDを無音で流しておいて、画面を観ずに適当に止めた画面に写っている物や生物を採用する。


……トマトだったらどうしよう……
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↑S1E3でみんなが気になってたトマト

では原作から!(汚い本をお見せしてすみません……) うちではトムスンは準正典扱いですよ!!
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目を閉じて掴んだのは「冒険」。適当に開きます。
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「鵞鳥」
えっ!いいんじゃない!? ソークリスマスィ~~じゃない!?
(実は狙ってたんですが、一発で探し当ててしまった自分にちょっと引いてます)


二度目からも同じ要領で、

・『海軍条約文書事件』より「文書」 
これもいい!映える(ばえる)!!

・『ライゲートの大地主』より「ホームズがひっくり返してワトスンに罪をなすりつけた小テーブル」
一気に地味になった!!!


以上3点、なんと全てにシドニー・パジェットの挿絵があるので、お手本にできます。ラッキー!

そして現代版からは

ニコチンパッチ(……3つ作るべきなのか)
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ペンキのスプレー
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という、心配どおりのクリスマス感ゼロラインナップでございます。

ようやくプラ版作り。適当に下絵を書いて、一番良さそうな線を油性ペンでなぞる。(10代前半までしか美術を履修してない人間が描いたテーブルの、あらゆるルールに囚われないボヘミアンな描線をお楽しみ下さい)
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ちなみにこれはニコチンパッチを想像で描いて、後でみたらどうみても別のものになってしまっている例。囚われなすぎてもはや暴走列車。
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そんな暴走列車が言うのも何なんですけどぉ(気怠い中学生風に)、パジェットの挿絵って小道具のサイズ感おかしくないスか先生ぇ~~?
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(自分で描いてみて初めてわかったんですが、オレンジ小さくね!?
オレンジだってすっかり忘れて違う色塗っちゃったよ!それとも当時のオレンジが小さかったの?あとで調べよう……ちなみにグラナダ版ではぱっつぱつに肥えてた鵞鳥も、意外とがっかりサイズ)
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ユニポスカで色を塗る。広い面はなるべく裏から塗った方が出来上がりが綺麗なようです。
(こんなに縮むってわかってたら、そんな一生懸命塗らなくてよかった……)
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はさみで切り取り、パンチで紐通し用の穴を開ける。
この辺夜中にやってたのでぼーっとして、スプレーを本体まで切ってしまったんですが、「焼けば溶けてくっつくんじゃないか」という希望的観測に基づいて作り直さなかった(要するに眠かった)。

アルミ箔をしいたトースターで焼く。
庫内の温度が上がっていく過程でものすごく反るのでびっくりして救出してしまいそうになりますが、もっと温度が上がれば戻ります。
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鳥は焼いててちょっと面白い……
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縮みきっても少し反ってるんですが、熱いうちはまだ柔らかいので、開いた電話帳(世帯主になって数年経つが、初めて開いた)に熱に強い紙をかけてスタンバイしておき、取り出したらすかさず挟んで押す!押し花の要領で平らにします。
冷えたらすぐ固まるので、ここはスピード勝負!最初こそ箸を使ってましたが、やってるうちにまどろっこしくなって「おかん熱くないん!?」とドン引きされそうな扱い方になってきた。人間気合いやねん(←想像上の子どもへの説教)。

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鵞鳥さん(死んでる)には、ブルーカーバンクル(セリアで30個位入ってるやつが108円)を貼ってあげよう!
ちなみに原作では「尻尾に黒い条のある白い鵞鳥」ですが、これはグラナダ版を参考にしたので「頭が灰色の鵞鳥」です。
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まだイエローカーバンクルやらピンクカーバンクルやら大量にあるので、案の定切れ目が入ったスプレーにも貼ったら、楽しくなってきたので全部に貼ってしまいました。なんか中途半端なので、あとでネイルシールとか買ってきて徹底的にデコるのもいいかも。仕上げには100均の気になるアイツシリーズ・UVレジンを上から塗るといいみたいです。

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穴に糸を通してツリーに飾る。
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セリアの額に入った素敵なホームズとワトスンはnaoさん製。ありがとうございます!
(naoさんのブログはこちら
これがなければ誰もホームズツリーだとわかるまい。
もはやツリー全体のアイデンティティをnaoさんが規定してる。
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足元隠すやつは、グラナダ版ではクリスマス回になってる「ボール箱」から引用したつもりなんですが、サイズ的にぴったりな箱がAMAZONのやつしかなくてやっつけ感がすごいので、もうちょっとハネデュウ・タバコっぽいやつを探したいと思います。まったくアテはないんですけど、あとで調べる(こればっかり)。

まだ飾りの8割がお値段以上ニトリなんですけど、少しずつオーナメントを増やしていくのも楽しいかと思います。
……プラ板って増税の対象になるんですかね(世知辛い話で終わってすみません)。

【過去のクリスマス工作】(注)ぜんぶこのレベルだよ!
お菓子の家
スノードーム
痛チョコ
大人の塗り絵

Break up

お久しぶりです。ま、まだ生き物はここにいるんだろうか……
サボり過ぎてFC2の管理画面にすら拒否られ、パスワード思い出すのにだいぶ苦労したナツミです。最低。
記事も更新できてなければ年賀状もできていない体たらくですが、誰にも望まれていないことはきっちりやるという主義だけは守っていきたい。それが筋を通すということではないでしょうか。それが漢の生き様。

偉そうに言ったそばから弱音を吐くのもアレなんですけど、今年は笑えない感じに多忙だったんですよ!年末は体調崩しっぱなしだったし!まあ休みぜんぶ使ってイギリス行ったり、ゴリゴリ遊んでたことも否めないですけど!

そんな一年で得た教訓は、「困ったときは人に頼る」
本当に、周りの人に色々頼ってなんとかしてもらった一年でした。
家族に、友達にありがとう!
上司に、先輩に、同僚に、後輩に、みんなにありがとう!
迷惑ついでにもう一つお願いします!
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「……なに、この封筒」
「何も言わずに一枚取ってください」
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「それ、塗っといてください。できれば12月23日までに」
「だから何、これ」
「まあ、大人の塗り絵だと思っていただければ」

再現
「何なのこれ、仕事?」
「ある意味今年最後の大仕事です」

このブログに来てくださるほどの物……SHERLOCK好きな方はお気づきかと思いますが、元はコレです、コレ。
コメント欄でカミーノさんに教えていただいて、新宿紀伊國屋書店にて購入致しました。
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今回使ったページ以外も面白かったですよ。マイパレ法廷で無数の女性に取り囲まれるシャーロック塗り絵(見開き)とか。
「塗り甲斐」という未知の価値観でシーンを選んでる感じが最高です。
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台紙に貼って……
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並べ直せるように番号をふっておきます。今気づいたけどAの19って何だよ。いい加減だな、我ながら。
線に沿って切り取ったピースをたまたま近くにいた皆さんに配布します。ほんとすみません。

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さて、着々とピースが帰ってきました。
忙しい時期に無理やりやらせといて評価するのも傲慢かとは思いますが、塗り方に個性が出て面白い。

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この人はたぶん北斎的な何かだと思ってる。
正解:おっさんの髪 です

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虹がかかってる!ソシオパスの中に虹を見出す……美しいですね

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お前だけはこの絵が人間だとわかったはずなのに、なぜあえて緑を選ぶ。

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この人は細かいとこまで丁寧に塗ってくれてますね。季節感もある!

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子どもに塗らせたな


なんだかんだで、全部並べた結果がこちらになります





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おお、アート!!



………なのか??

毎年ビミョーな出来のクリスマス工作ですが、人に頼ってもやっぱりビミョーでした。(一ピースずつはかなり凝ってるので、プロデューサーが悪いんですけど)
とりあえず、華やかではあるかもしれない……

あと、よく見ると左下あたりに塗ってない部分があるんですけど、そこらへんが私の管理能力の限界ということです。(もはや、配り忘れたのか忘れられたのかすらわからない)
……来年は、もう少し何とかしたいです、色々と。
リアル友人・同僚の皆様、本当にお世話になりました。巻き込んでごめん……
それからもちろん、こんなザマだというのに見に来てくださって、最後まで読んでくださったあなた様にジャンピング土下座でございます……

【過去のクリスマス工作】
お菓子の家
スノードーム
痛チョコ

ワイルダー版あれこれ

お久しぶりです。『忌まわしき花嫁』に関してはエイプリルフールでやりきった気がしていたのですが、実際は何もやっていないという恐ろしい事実に気づいた、21世紀探偵です。
とりあえずやっとワイルダー版の『シャーロック・ホームズの冒険(The Private life of Sherlock Holmes)』を観ました!
以下、映画のネタバレがありますので、未見の方はお気をつけください。

中学生くらいの時、深夜の放映で観て以来です。子ども特有の妙な潔癖さで「ワトスンがアホみたいだった」のが辛くて(思春期の女の子にとっては、ゲイネタの扱われ方もイヤだったんでしょう。制作当時に比べて、同性愛に対する社会の認識は多少変わってたと思います)、大人になってからもなんとな~く観てなかったんです。
ワトソニアンに優しいグラナダ版が当時既にあったので、依存に近い形で満足しちゃってたんですね。

現代版の直接の元ネタという知識はあったので「いつか観なくては」と思ってたのですが、向上心、というか良い意味でのオタク気質が全く無い私は「勉強のために観る」のはなんとなく気が進まず、のらりくらりと先延ばしにしておりました。
他のワイルダー作品は何本も見ていて、とても好きなのですが(『ホームズ』に前後して『失われた週末』が放映されて、そちらは子どもなりに楽しく観られたのをよく覚えてます)。

しかし、今更ですがこの映画、面白い!ワトスンはギャーギャーうるさいし、長回しのギャグは時にくどいんですが、登場人物全員が、どことなくチャーミング。
『SHERLOCK』に馴染んだ後で観ると、ホームズ&ワトスンの喋り方とか間の取り方がそっくりだし、何より『原作の小ネタをえげつないほど詰める」という手法が同じ。

トラウマ克服した!これはこれで、イイ!
2回、3回と観て気づくことも多いと思うのですが、とりあえず初見で「これは!」と思った『SHERLOCK』との関連をランダムに挙げてみます。原作ネタは多すぎるのでカッツ・アイで!
先日BSプレミアムで放送があって、もう色々な方がやっていらっしゃるので、ネタがかぶってたら申し訳ありません……

早川書房のトークショーで日暮雅通先生がご指摘なさっていた通り、『忌まわしき花嫁』のオープニングは初めのカットこそグラナダ版ですが、残りはほぼほぼワイルダー版なんですね!
『ストランド・マガジン』も出てくるし(こちらは季節柄『青いガーネット』ではなく『赤髪組合』)、ハドスンさんとのやりとりやワトスンの作品批判は、まんまワイルダー版のパロなんですね。

・ホームズの煙草の灰研究に対して、ハドスン夫人が『泣くほど需要がある』と皮肉るところは『The Empty Hearse』でほとんど同じ台詞が使われてたと思います。

・事件がないとイライラしてしまうホームズ、自分の脳を「スピードを抑制されたレーシングエンジン」に例えますが、これは原作の『ウィステリア荘』と同じ。現代版(『The Hounds of Baskerville』)では、「発射台に括りつけられたロケットのエンジン」。ちょっと進化してる(技術的には)。

・ロシア人の若いバレリーナたちに囲まれて、鼻の下を伸ばすワトスン、言葉が通じないのをいいことに(どう観てもそこそこ通じてますが)セクハラ連発、からのゲイ疑惑。(ここらへんの同性愛者の扱いやら麻薬描写やらで、もう地上波で放映できないんだろうなあ……)
『忌まわしき花嫁』のワトスンの手話が通じないくだりで、この場面を思い出したのですが、関係ないにしてもよく覚えてたな、私!家庭用ビデオも無かった時代、ホームズ映画って、夜頑張って起きててテレビで観るしかなかったのですが、残ってるかすかな記憶がこの場面とネス湖とラメテブ教(←映画違う)。
バレエ団の団長さんがなかなかいいキャラなんですが、『The Hound of Baskervilles』というタイトルを"Big dog from Baskerville”と言い間違えるネタは、『忌まわしき花嫁』でホームズに踏襲されましたね。間違えたというよりどうでもいいんだろうけど、"The dog one"って、更にひどくなってるぞ。

・その後、ワトスンがホームズの恋愛遍歴を詰問する場面も、『忌まわしき花嫁』に引用されてるのですが、こればっかりはワイルダー版ワトスンに同情する、というかこっちの方が自然な流れ……(なのにホームズがキレるのが理不尽でイヤだったんだよな~、イタいわ~、自らの幼いトラウマをたぐる作業つらいわ~)

・マイクロフトの健康をワトスンが気遣うところも、『忌まわしき花嫁』にありますね。マイクロフトが一蹴する理由は真逆ですが……
クリストファー・リーのマイクロフト、かっこいい。ディオゲネスクラブが政府に絡んでいそうなところも、何かとつっかかる弟と高圧的な兄の関係性も、現代版とほぼ同じ。
二人共、首から下げてる鎖を指で弄ってるんですね。無意識レベルで似てる、という演出も似てます。『SHERLOCK』では、ドアノッカーをまっすぐにせずには/直さずにはいられない、という神経質さが兄弟に共通でした。ワインにこだわりがあるのも、『The Empty Hearse』に出てきましたね。

・『忌まわしき花嫁』の墓暴き場面も、この映画からかな?二重底疑惑は『フランシス・カーファックス姫の失踪』からですね。

・霧の中にいる怪物をワトスンだけが見てしまうのは、『The Hounds of Baskerville』のラボの場面に似てる。ホームズはワトスンの妄想だと言いますが、現代版ではまさに『想像力の産物』だったわけで、この場面がトリック発想のヒントだったのかもしれませんね。

・捜査とはいえ、スコットランドの古城を自転車で巡って、外でお弁当なんてうらやましい。
『The Hounds of Baskerville』でも庭での食事シーンがあり、ジョンの機嫌を取ろうとしたシャーロックが「ソースかける?」と聞く場面がありましたが、こちらでは主人夫婦と従者、という設定なので、ホームズが「ソースとってくれ」と言うのが可笑しい。(あ、本人たち以外はラブラブ旅行だと思ってるのも、ひょっとしたら同じなのか?だとしたら、ヘンリーの家に泊まる設定じゃなかったのは、この場面がやりたかったから、もある?)
ワトスンの体を足場にしてホームズが高いところに登る場面も、現代版のどこかになかったっけ……(なかったらすみません。ガイ・リッチー版の元ネタもこの映画にわりとある気がするので、ごっちゃになってるかも)

・マイクロフトの計画が発覚するところは、アイリーンの絡み方や『あのお方』の存在も込みで、"A Scandal in Belgravia"の元ネタだったんだ……!こういうのは、粗筋を覚えていても実際に観ないとわからないものですね。
それにしても計画のこの顛末、子どもの頃ですら「何、これ……」って思った記憶があるんですが、1970年当時はイケてる展開だったんでしょうか……当時を知る方に、いつか聞いてみたいものです。

・これは余談ですが……
上の方にも書いた早川書房のイベントで、日暮先生が教えてくださった「このセットを製作者がネス湖に置いていってしまい、後に怪物に間違えられそうになった」というエピソードと、会場に溢れた「片付けろよ」という無言のツッコミを、私はきっと長く忘れない。
【追記:2016.5.7】「置いていった」というのは言葉足らずで、作品のwikiページによると、事故で落としてしまって回収不可能になったようです。(私の思い違いで、日暮先生は正確に教えてくださったと思います!申し訳ありません)

長くなると読みづらいので太字をやめますが、ここからも7日の追記です。
時系列通りに申し上げると、

1969年、制作チームが事故で怪物の模型を落としてしまった。

1975年、ネッシー探索の為にネス湖の調査を行ったボストンの応用科学アカデミー研究チームがネッシーを写したとする水中写真を公表し、世界的なニュースとなった。この写真の被写体が、撮影時に水没した模型だったのではないかとの説が唱えられ、大きな話題となった。(wikiより引用)

2016年、ネス湖の研究家たちとノルウェーの企業が、水中ロボットを用いてネス湖の動物の生態を調べていたところ、巨大な恐竜のような影を発見。形と大きさで、すぐにワイルダーの映画で使用された模型だとわかったそうです。(これは、以下にリンクした記事より。)みんな、1975年の件を覚えてたんでしょうね。(追記はここまでです)

BBC NEWS; Film's lost Nessie monster prop found in Loch Ness

多少時代を感じるところもあったのですが、とても楽しい映画でした。
前述したように、原作の小ネタが(『語られざる事件』も含めて)随所に詰め込まれているところ、クスッと笑えるエピソード満載の洒落たストーリー構成(Wikipediaによると、これでもコミカルな場面をだいぶ削ったんですね。The Private Life of~という原題は伊達じゃなかったのね)は、まさに『SHERLOCK』の前身だなあ。ホームズ、ワトスン、ハドスンさんのやりとりなんて、目をつぶって聞いたらSHERLOCKと間違えるかもしれないです(不注意な私なら)。

そんな素敵な作品を、私は長年「食わず嫌い」していたわけですが、多分子どもの私は、ワトスンが愚かに、ホームズが高圧的に描かれている、と思ってしまったからです(当時からワトスンのモンペだった)。
でも、いい歳になって鑑賞すると、いくらか行間が読めるというか、二人のちょっとした口調やしぐさに「何だかんだ言ってもお互いがいないとダメ」という空気が感じ取れるようになってるわけで。
本当にワトスンを軽視していたら、怒られそうな時隠れたりしないですよね。また、ホームズとイルゼも、心をゆるしあっていなければ、ああいう会話はしない。
本人たちにしかわからない友情や愛情の機微がしっかり描かれている、大人の映画なのだと思います。上手く言えないけど、そういう登場人物たちの呼吸みたいなものが、『SHERLOCK』に受け継がれている、最大のギフトじゃないでしょうか。

『SHERLOCK』のおかげでこの映画に再会できて、本当によかったと思います。自らの「子供の頃の視点」と「今の視点」を比べるのはくすぐったいものですが、「こんな風に考えてたんだ!」という驚きもありますね。
若い頃もっと映画観とけばよかったよ!若者のみんな、迷ったら観たほうがいいよ?脳内メモリに「ラメテブ教礼拝シーン」しかない大人になる前に!
それと私の場合、原作(聖典)はSHERLOCKより先に読んでいたわけですが、後発作品から過去に作られた作品に戻るのも楽しいものだなあ、という発見もありました。ソフトを貸してくださったお友達にも、御礼を言いたいです。

東京SHERLOCK巡り

『SHERLOCK~忌まわしき花嫁』、映画館での上映まで、あとひと月ほどになりました。
今回は映画ということで、これをきっかけにファン同士集まったり、いつもは行かない場所まで足を伸ばす方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、「映画のついでに楽しめるSHERLOCKっぽいスポット」という、汎用性ゼロの東京駅周辺ガイドを試みます。広告が出ちゃってるから手っ取り早く消そうなどという腹なんてないですよ!

CAFE1894
s-写真 2  s-写真 3

東京駅の丸の内南口から歩いて5分くらいです。
ちぃさんに教えていただいて、行ってみたいなあと思っていたのですが、いつ覗いても混んでる人気店。
先日友人が予約をしてくれて、やっと入店することができました。

三菱一号館の中にあります。リンク先で詳しく説明されていますが、三菱一号館は英国人のジョサイア・コンドルの設計による、クイーン・アン様式の建物です。この建物を皮切りに、周辺にロンドンのロンバード街に倣った赤煉瓦街が建設され、「一丁倫敦」と呼ばれているそうです。
s-写真 4

1894年とはライヘンバッハの滝で死んだと思われていたホームズが「帰還」した年。『忌まわしき花嫁』の時代設定は「ホームズが最も活躍した年」1895年なのですが、その前年にあたるわけですね。(関連記事:『ジョンのブログのカウンター』)
映画を楽しんだ帰りに、同じ時代に建てられた建物でお茶するというのも素敵じゃないでしょうか。
フィッシュ・アンド・チップスも美味しかったですよ。
s-写真 5

「正直、本場のフィッシュ・アンド・チップスはでかすぎて、油が辛くなってくる」という方には特におすすめです。
一口サイズでからっと揚がってて、さっぱりしてます。野菜の素揚げも一緒なのがうれしい。

「いや待て、一年ズレてるよね!?」というこだわり派のあなたにおすすめしたいアイテムがこちら!
(ジャパネットたかたの社長の声で)


ワインリッヒはドイツのチョコレート屋さんで、1895年創業。ゆえにパッケージに1895と大書きされているシリーズが多い!これ豆知識です!
「これね~、ホームズが最も活躍した年なんですよ(はあと)」
……日常生活の中で発言したらドン引きされかねない豆知識ですが、ついに堂々とこじつけられる時がやってきたようだな!(←そうか?)シャロ友へのプレゼントに是非!
どれも美味しいですが、「パッケージにでっかく1895と書かれてる」というニッチな需要に適合する中では、ウィスキーとかお酒が入ってるシリーズがホームズっぽいような気がします!

湯島天神横 ラクレットグリル


「ラクレット」というスイスのチーズ料理のお店。(kwoutで表示されてる『湯島ワンズラクレット』が一号店なのですが、訳あって今回は二号店の『湯島天神横ラクレットグリル』を推させていただきます)
「あー、ライヘンバッハね」と思われた方、ちょっと待って!住所に注目!
s-写真 1

よく見たらLがなかった……
なぜこのビルが「シャーロック・ホームズ」なのかは調べてもわかんなかったのですが、こういう物件に住むのがひそかな夢です。
友人が見つけてくれたのですが、お料理がおいしいです。色々なチーズと野菜がいただけますよ。
お腹いっぱいになったらすぐ隣の湯島天神に足を伸ばされてはいかがでしょうか。映画公開の頃は梅が綺麗だと思います。

これはおまけですが、東京駅で待ち時間ができてしまったら……


『インターメディアテク』
東京駅横、旧東京中央郵便局舎をリニューアルした「JPタワー」。「KITTE」というショッピングモールが入っているのですが、その2、3階にある博物館です。

この施設には、東京大学が明治10(1877)年の創学以来蓄積に蓄積を重ねてきた学術文化財が常設されています。展示に用いられているケースやキャビネットは、大方が教育研究の現場で使われていたものです。(公式サイト『御挨拶』より)



旧帝大時代から使われてきた棚やケースの、擦り切れたような木枠とくすんだガラス。
いくつもの動物の骨や剥製(シャーロック氏も納得の頭蓋骨の品揃え)、人体解剖模型鉱石標本、望遠鏡にタイプライター、ミイラや病気の症例写真、天皇家ゆかりの品々……
ここはどんなに混んでいても、古~い学校や病院の、人が寄り付かない部屋、という感じがします。
重厚さとおどろおどろしさ、ちょっとの胡散臭さが絶妙に配合され、かっこいいというかぶっ飛んでるというか(赤瀬川源平の大日本零円札がある、と言えばちょっと伝わるでしょうか……)、いわく言い難い魅力に溢れた場所です。
常設展だけでもだいぶ「濃い」のに入れ替え制の特別展もアリで、入場無料です。(閉館時間はKITTEより早いのでご注意を!)

KITTEは「レトロモダン」な建物も素敵ですが立地もよく、4階の旧・局長室(現在は展示室ですが、休憩用ベンチがあります)や屋上庭園から、東京駅周辺を見下ろすことができるのも気持ちいいですよ。夜景も綺麗。

神田の「カフェ・クリスティ」や八王子の「シャーロックホームズ」にももちろん行きたいのですが、シャーロキアン的にメジャーなところはあえて外してみました。やや外れ過ぎの感もありますが、ひとつでも「寄ってみようかな」と思っていただける場所があれば幸いです。
皆様の街にある「私だけのSHERLOCKっぽいスポット」もぜひ教えてくださいね。
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プロフィール
Author:ナツミ


シャーロック・ホームズが好きです。どちらかというとワトスン君がより好きです。

エイプリルフール記事を片付けました。

例年、背景画像を変えて違うサイトに擬態したり、ブログ名を変えたりと派手派手なネタが多かったのですが、すっかり過疎った状態で地味にひとつ記事を追加しただけの今年、多くの人の心にひっかき傷を残すことになろうとは……(追記参照)
マジすみませんでした……

ネットを見渡して思ったんですが、ウェブサイトがエイプリルフールに全力でウソをつく!という風習(?)自体が古びつつあるのかもしれませんね。
私は好きなんでやりたいですけど。

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